Windowsパソコンの設定を変更してもWindows Media Playerでエラーが多発している場合には、パソコンをセーフモードで起動して解決するかを確認してみましょう。セーフモードとは、Windows10PCを最低限のリソースで起動させる方法のことです。Windows10でセーフモードを起動する方法としては、ファイル名を指定して実行より「msconfig」を実行して、[OK] をクリックします。そして [ブート] タブを選択し、 [ブート オプション] で、[セーフ ブート] チェック ボックスをオンにします。そしてWindows10を再起動することで、セーフモードで起動することができます。
目次
7.セキュリティソフトの競合を確認する
Windows10パソコンにウィルス感染対策としてセキュリティソフトをインストールしているパソコンも多くあるかと思いますが、Windows10のセキュリティソフトが他のプログラムファイルの動作を阻んでしまうことがあり、その結果「サーバーの実行に失敗しました」と表示されてしまうことがあります。セキュリティソフトが原因で「サーバーの実行に失敗しました」が表示されている場合は、セキュリティソフトの設定画面を起動して、Windows Media Playerのプログラム格納先のパスをウィルスチェック対象外設定にすることでセキュリティソフトが原因でエラーが発生することがなくなります。
8.ユーザーフォルダを再構成する
Windows10にはユーザごとにユーザフォルダが作成されます。このWindows Media Playerのユーザフォルダは基本作成されたらそのままでよいのですが、場合によってはユーザフォルダが原因でトラブルが発生する場合があります。なのでユーザフォルダが怪しい場合にはWindows10でユーザフォルダが再編成しましょう。再編成の方法としては、管理者アカウントでログインして、ユーザディレクトリのフォルダに移動して、対象のユーザフォルダを削除またはリネイムすることでユーザフォルダを再編成することができます。この際にユーザフォルダを削除するとその配下にあるデータが削除されてしまうので、異なるディレクトリに退避しておくことをおすすめします。
9.クリーンブートを使用する
クリーンブートというWindows10の機能を知っていますか。クリーンブートとは、Windowsドライバーとスタートアップ プログラムのセットを利用して、バックグラウンドプログラムが他のアプリケーションやソフトウェアに影響が発生しているかをチェックしてくれる機能となっています。なので「サーバーの実行に失敗しました」の原因となっているアプリケーションやプログラムファイルを識別することができます。クリーンブートの方法としては、ファイル名を指定して実行より「msconfig」を実行して、「サービス」タブより[すべて無効にする」をクリックします。次にタスクマネージャーを起動して、スタートアップタブより全てのアプリケーションを無効にしましょう。そして再起動すれば、クリーンブートすることができます。
10.コマンドプロンプトを使用する
「サーバーの実行に失敗しました」が表示されてしまいアプリケーションやWindows Media Playerが起動できない場合にはコマンドプロンプトを活用しましょう。コマンドプロンプトとは、Windows10の操作をコマンドで実行することができるツールとなっています。コマンドプロンプトの起動は、スタートメニューから「cmd」を実行することで起動することができ、コマンドプロンプトを起動したら、真っ黒の画面にregsvr32.exe jscript.dll」「regsvr32.exe vbscript.dll」を入力して実行してください。「・・・・Succed」のメッセージが表示された場合には、Windows Media Playerのプログラムファイルには問題ないことが判断することができます。
11.Windows Media Playerを再インストールする
ここまでWindows Media Playerのプログラムファイルが原因で「サーバーの実行に失敗しました」のポップアップメッセージが表示された場合の対処法について紹介してきましたが、どうしてもWindows Media Playerのプログラムファイルによってエラーが発生する場合には、Windows Media Playerを再インストールしましょう。スタートメニューからコントロールパネルを起動して、アプリケーション一覧を起動させましょう。そしてWindows Media Playerを右クリックして、「削除」をクリックするとWindows Media Playerのアンインストールが開始されてます。アンインストールが完了したら、Windows Media Playerのインストールメディアをダウンロードして、再インストールします。
12.Windows Media Playerネットワーク共有サービスの確認
Windows Media Playerの設定でネットワーク共有サービスが原因でもトラブルが発生することがあります。Windows Media Playerネットワーク共有サービスの設定が誤っていたり、サービスファイルが破損している場合もあります。Windows Media Playerネットワーク共有サービスは、Windowsサービスを起動して、Windows Media Playerネットワーク共有サービスのプロパティを開き、サービスを起動停止をして正常にサービスが動作することを確認してみることでWindows Media Playerネットワーク共有サービスのファイルに問題ないかを確認することができます。