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【2022年最新情報】ロレックス詐欺(代引き詐欺)に注意

2022年11月24日

海外の時計として人気なロレックスですが、詐欺が大変多いとのこと。詐欺の手口は多くどう対策していいか分からないほどです。そこで本記事ではロレックス詐欺の手口を紹介し、もし詐欺に遭ってしまったときの対処法、本物と偽物の見分け方を紹介していきます。

ロレックス詐欺(代引き詐欺)が増えている

ロレックス詐欺にはSNSを使用したり、転売で儲かるという話で誘ったりとさまざまありますが、代引き詐欺が流行っているようです。
どのようなものかというと、本物のような偽物を代引きで注文させるというもの。
支払いが代引きのみの場合には返金がとても難しくなってしまいます。
ロレックスだけではなくブランドバッグなども代引き詐欺で騙されることが多いようで、大手の百貨店の名前や住所などが書いてあるので本物と思ってしまうようです。
そして、怪しいのは代引きしかないということですが、通常より安く買えるとついクリックしてしまうのでしょう。
ロレックス代引き詐欺のサイトを見ると、なんと2万円代で売っています。
ロレックスは運用資産として使われるもので、かなり高価なものです。
中古でも500万円近くもするロレックスが2〜3万円で購入できること自体が怪しいので、そういった広告を信用しないようにしましょう。

ロレックス詐欺の手口はSNSなどを利用している

ロレックス詐欺の手口は実にさまざまで巧妙です。
SNSを使用してコンタクトを取り、信用させてから騙すのです。
どのような手口かを紹介していきましょう。
①サブマリーナやデイトナといった有名どころの名前を出して安心させる
②海外の投資家に転売するため利益が出ると思わせる
③偽物で金銭を奪う
④ロレックスを買わせて逃げる
⑤LINEで当選したと思わせる
⑥ロレックスの画像を多くして実績があると信用させる
⑦SNSを利用して多くの人を巻き込む
⑧ニセの保証書を作成する
⑨代引きで買わせる

手口①サブマリーナやデイトナの名前を出し安心させる

ロレックス詐欺が成り立つのはとても有名な時計だからでしょう。
その中でもサブマリーナやデイトナは有名で、デイトナは中古で435万円で取引がされており、サブマリーナも約250万円くらいで取引されています。(2022年11月調査)
そこでこの2つのモデルはとても高額で資産価値があるということを言い、安心させるのです。
実際そうなのですから、中古取引の画面などを見せられれば信用してしまうでしょう。
それを転売すれば利益になりますからと言って購入させるのが手口のひとつです。

手口②海外の投資家などに転売するので利益が出ると思わせる

手口の2つ目としては上記とつながっているのですが、具体的なモデルを挙げ購入を勧めてきます。
やはりロレックス自体は高額なので購入をためらってしまいますが、独自のルートがあり市場よりも安く購入できると勧めてくるのです。
さらに、海外の投資家に転売するからなどと、絶対に利益が出ると巧みに誘導させられるのです。
ロレックスは価値が下がりにくく、逆に中古で売っているもののほうが高額であることもあるので、信用せざるを得なくなる気持ちを利用しています。

手口③ロレックスの偽物で金銭を奪う

ロレックス詐欺のひとつとして偽物のロレックスを購入させることがあります。
サイトで検索すれば一般の人は分からないようなロレックスのスーパーコピーがネットで売っているのです。そして、ロレックスに限らず多くのコピー時計が数万円で購入できてしまうのです。
ロレックスのサブマリーナもコピーなら2万円弱で購入できてしまいます。
SNSでの体験談として買い物をしているときに声をかけられ、ロレックスをプレゼントされたけど、飲み代をおごってと言われお金をすべて奪われてしまったなどの話がありました。
ロレックス詐欺にはさまざまな手口があるので、気をつけなければなりません。

手口④ロレックスを買わせて逃げる

ロレックス詐欺の手口の中には巧妙なものがあり、SNSで正規店で購入する人を募集するというものがあります。
買って売るだけでお金が手に入る仕組みは、ロレックスは現在需要と供給のバランスが崩れているため、正規店で買うよりも、転売で購入するほうが高額になるといった現象が起きています。
そのため、正規店で購入してくれば、転売で高額で売れるのでその差額をバイト代で払うというシステムなのです。
しかし、実際はロレックスを購入させ、商品を持ち逃げされてしまうのです。
正規店としてはそのようなことを避けたいので、転売人に売るようなことはしたくありません。
ですから何度も来店する人は怪しまれてしまうため、SNSで人を募集するというわけです。
また、このシステムを利用した、逆パターンがあります。
買えないけど欲しい、そういう人の心理を利用しロレックスを購入すると言って、購入代金を持ち逃げするのです。
そのようなSNSでの誘いには乗らないようにしましょう。

手口⑤SNS(LINE)での当選スパム

ロレックス詐欺の手口としてSNSを利用したものがあります。
LINEだけでなくInstagramなどを使用し、ロレックスが当選したかのような広告を載せるのです。
当たり前ですが、そんなうまい話はありませんが憧れのロレックスが手に入ると信じてしまうのかもしれません。
これはさも当選したかのように見せかけたスパムですので、注意が必要です。

手口⑥画像を多くして実績があるように見せる

上記のような詐欺手口で騙されるとき人は何を見て信じてしまうのかというと口コミや実績でしょう。
代わりに購入するのはいいけれど、本当にお金が手に入るのか、本当にロレックスが入手できるのかと尋ねたくなってしまいます。
そんなときに詐欺師は画像を見せ、これだけ多くの実績があるという証拠を見せるのです。
もちろん、そんな画像はネットからいくらでも拾えるのですが、画像を見ると信じてしまうのかもしれません。

手口⑦SNSを使用し多くの人を巻き込む

さきほどのLINEやInstagramを利用したロレックス詐欺のスパムメールに自分が巻き込まれてしまわないようにしたいものです。
当選したかのような広告を見せ、受け取りの条件の中で20人の友人との共有などがあります。
すると、その中の一人でも同じ詐欺に合う可能性があります。自分が20人の友人と共有することによって、ほかの人にも迷惑がかかってしまうので、そのような条件が出てきたときにはそこで止めなければいけません。

手口⑧偽物の保証書を使用する

偽物のロレックスを本物と信じさせるために、偽物の保証書を用意することもあるようです。
さすがに保証書が偽造とは思わないので信じてしまう人も多いでしょう。
本物の保証書には偽造されないような仕組みが施されており、保証書自体は紙ではなくプラスチックのカードになっていますが、それでも同じようなものを作成しているようです。
本物のロレックスの保証書は紙幣のように、線に見えるロレックスの文字列があったり、ブラックライトで模様が浮き上がるようになっています。
偽物の保証書に騙されないようにしなければなりません。

手口⑨代引きで引き取らせる

ロレックス詐欺で1番多いのがこのパターンでしょう。
SNSで見ても代引きで安いロレックスを購入したが、届いたのはコピーの時計で返金や返品ができないように、住所などが記載されていないこともあるようです。
百貨店がセールをするという名目でロレックスを数万円代で売るというのも信用できませんが、それを本気にしてしまう人もおり、代引きで支払ったら偽物で、返金をしてくれないという詐欺がとても多いので、安いのはおかしいと思うようにしましょう。

ロレックス詐欺への対策は専門家へ

もし、ロレックス詐欺に遭ってしまったら、どうすればいいのでしょうか。
相手は詐欺をしているので簡単に捕まるとは思えません。
そこでそういったときに利用したいのが専門家です。まずは無料で相談できるところを4つ紹介していきましょう。

国民生活センターに相談する

まずは国民生活センターへ相談してみましょう。
国民生活センターを見ると消費者が遭ってしまったトラブルに対してどのようにすべきかの例が挙げられています。
ここでは根本的な解決法が示されるわけではありませんが、どのようなところへ相談すればいいかなどのアドバイスが受けられます。
特にネット上での買い物について、代引きでの支払いはしないようにという注意喚起がされているので、どのようなトラブルがあるのかを見ておくのもいいかもしれません。
トラブルに巻き込まれたら消費者のホットラインの188に電話してみましょう。
詳しくはこちらを参照してください。
国民生活センター(公式サイト)

消費者団体へ相談する

消費者の利益を守るために差止請求などをしてくれる団体を適格消費者団体といいます。
この団体は消費者契約法に則り、不当な勧誘や営業による契約を無効化を働きかけてくれます。
こちらは被害に遭ってしまった後の集団訴訟に対応しているだけでなく、不当な広告を見かけたら訴えて広告を削除するように要求することができます。
そのような広告がなくなれば消費者のトラブルが減るので、そのような広告を見つけたら連絡してみましょう。
詳しくはこちらを参照してください。
消費者庁ページ(適格消費者団体)

警察の窓口へ電話

特にロレックス詐欺では高額がお金が動く場合があります。
そういった場合は犯罪として警察が捜査することになるでしょう。
警察といってもどこへ連絡していいか分からないときにはとりあえず相談専用窓口があるので、そこへ電話をしてみましょう。
#9110にかければ地域の管轄の相談窓口に繋がります。
専門の相談員が対応してくれ、ときには専門の相談機関を紹介してくれるのでどうしていいか分からないときには連絡してみましょう。
詳しくはこちらを参照してください。
警察相談専用電話(政府広報オンライン)

無料の法律相談へ

テレビのCMなどでよく見かける無料で相談できる法律相談で、法テラスがあります。
法テラスは国が設立している法トラブルを解決してくれる案内所です。
電話で無料で相談ができる、弁護士や司法書士が面談するなどがあり、ひとつの相談について3回ほど受けることができます。
ただし、相談に乗ってもらうには一定の条件を満たしている必要があるので、詳しくは公式サイトを参照してください。
法テラス(公式サイト)

ロレックスの偽物の見分け方

もし、ロレックスが本物か偽物かを見分けることができれば偽物をつかませられることはなくなるでしょう。
そこで、ロレックスを偽物かどうかを知る見分け方を紹介していきますので参照してください。

ロレックスの偽物9つの見分け方を紹介

ロレックスが偽物かそうでないかの見分け方には9つあります。それをひとつずつ詳しく紹介していきましょう。

ロレックス偽物の相違点①リューズ

まずひとつとしてリューズが挙げられます。リューズとは時間を合わせたりするときに使用する時計の3時方向についているものです。
ロレックスのリューズは回しやすいようにギザギザの帯が施されていますが、指が傷まないように丸く処理しています。
偽物のほうはこのギザギザを丸く処理していません。
また、リューズにはロレックスの王冠のマークがありますが、本物ははっきりと凹凸がついているのに対し、偽物は立体感があまり感じられません。

ロレックス偽物の相違点②透かしマーク

ロレックスは偽造を防ぐために1999年から透かしマークを入れています。ですから1999年前のロレックスではこれによる判別は難しくなりますが、覚えておいて損はないでしょう。
透かしマークは時計のガラスの6時位置にレーザーで入れられているので、肉眼で見ることは難しいです。
デジタルカメラなどを使用するとみることができます。

ロレックス偽物の相違点③夜光塗料

ロレックスの時計は視認性が高く作られています。
暗い場所でもハッキリと見えるために時計のインデックス(数字の部分)や針の部分に夜光塗料が施されているのです。
本物であれば、きっちり均等に塗布されているのに対して、偽物のほうはムラがあったり剥がれていたりするのでよく見てみましょう。

ロレックス偽物の相違点④カレンダー

デイトジャスト機能が搭載されているロレックスはカレンダーの日付が午前0時前後できっちり切り替わります。
本物のほうは正確にきっちり切り替わりますが、偽物はゆっくりと回転します。
ただし、これはロレックスが故障している可能性もあるので、これだけでは偽物と判断するのは難しいでしょう。

ロレックス偽物の相違点⑤シリアルナンバー

シリアルナンバーは時計と保証書についているものなので、これだけで偽物かどうかの判断ができる可能性があります。
一般的にはシリアルナンバーは時計の裏蓋に刻印されているものが多いのですが、ロレックスの場合は時計本体のケースに刻印されています。
位置としてはブレスレットがついている場所なので、ブレスレットを外さないと見えないようになっています。
リファレンスナンバーはブレスレットがついている時計本体の12時位置にありますが、シリアルナンバーは現行は時計の文字盤内6時側に刻印されています。

ロレックス偽物の相違点⑥文字盤

ロレックスの文字盤にはROLEXという文字と王冠が描かれていて、偽物と本物を見分けるポイントです。
ROLEXの文字の(O)という文字は上下の線が細いのに対し、横は少し太くなっていて上下の線の2倍くらいなのですが、偽物は文字の太さが同じようになっています。
また、王冠マークは5本の線が細くなりながら伸びていて先に突起がついていますが、偽物は感覚が不均等になっています。
つまり、ROLEXの文字や王冠マークが美しくない場合は偽物であることが多いです。

ロレックス偽物の相違点⑦裏蓋

裏蓋を見るだけで本物か偽物か分かる可能性があります。
リューズと同じように裏蓋の外周にギザギザがついていますが、手に当たっても痛くないように丸みを帯びています。
しかし、偽物のロレックスは腕に当てると痛さを感じるくらい、ギザギザに丸い処理が施されていないのです。
本物かを確かめたいときには身につけてみてじっくり見てみましょう。

ロレックス偽物の相違点⑧針の音と形

針の音や形だけでも本物か偽物を見分ける方法があります。
本物の場合はムーブメントに特殊なものを使用しているせいか、針の動きがとてもスムースで音も大変静かです。
しかし偽物の場合は普通の時計のようにカチカチと音がします。
また針の形もとても美しいですが、偽物のほうはシャープでなかったりします。

ロレックス偽物の相違点⑨ブレスレット

ブレスレットなどでも偽物か本物を見分ける方法があります。本物のロレックスであれば、ブレスレットと時計をつなぐネジの部分はキレイに納まっているのに対し、偽物は雑に作られているのかネジが飛び出していたりします。
そういうところでも偽物かどうかを判別できるので、これは本物なのか疑わしいときにはこれらのところに注意して見るのがいいでしょう。

ロレックスの詐欺が多いのはなぜか

代引き詐欺や、偽物を購入させられるなど、ロレックス詐欺が多いのはなぜなのでしょうか。
その原因には以下の2つの理由があります。
①偽物が多く出回っているから
②ロレックスの高騰
理由について詳しく解説していきましょう。

偽物が多いから

ロレックスは人気の時計ゆえに偽物が多く作られています。
偽物でもロレックスを購入してしまうのは、安ければロレックスを手に入れたいという人の気持ちにつけ込んでいるのでしょう。
安くても偽物でもいいからロレックスを身に着けたいという人もいるので、スーパーコピーが作られているのです。
しかし、そういうものをなるべく購入しないようにして、ロレックスの偽物を根絶する必要があります。

ロレックスが高騰しているから

詐欺が多い理由のもうひとつの理由としてロレックスの高騰があります。
上記したように今は需要に対して供給が追いついていません。ロレックスなら少し高額でも購入したいという人が多くなっているのです。
そういった気持を利用し、偽物のロレックスを購入させる、正規店で購入するといってお金を取られてしまうという詐欺が行われています。
ロレックスは正規店で購入するようにしましょう。

まとめ

ロレックス詐欺について紹介してきました。あれやこれやの手口があるので、ロレックスが欲しくても詐欺でないか疑う気持ちを持ちましょう。特に数万円で入手できるという情報には注意が必要です。