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Apple Musicの動作が重い・再生できない原因と対処法!

今回はApple Musicの動作が「重い」「遅い」また「再生できない」ときの原因と解決方法を紹介します。


様々な音楽をストリーミングして楽しむことができるApple Musicですが、実際に試してみると急に動作が重くなる現象が発生することがあります。

こうしたことが起こるとストリーミングできずにイライラしますね。

動作が重くなる原因は、ストリーミングによる通信量がかさんでSoftbankの速度制限がかかるためのようです。

そこで今回は同じような症状に陥っている方のために、動作が重くなる2つの原因と解決方法を紹介します。

Apple Musicの動作が重い2つの原因とは?

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Apple Musicがクルクル回ってまったく音楽が再生されず動作が重い原因は、以下の2点が考えられます。

  1. 通信速度制限がかかっている
  2. iPhoneのストレージ容量を圧迫している

それぞれの原因の解決方法として、順番に説明します。

Apple Musicを快適に再生する方法とは?

iPhoneには速度制限という天敵がいますが、ストリーミングする度に制限がかかって再生できないなんてストレスがたまります。

そこで次の2つの対策を行いましょう!

通信速度制限がかかっている場合

この場合、オフライン再生という機能を使うことで通信量を気にすることなく音楽を楽しむことができます。

Apple Musicから好きな音楽をダウンロードしてMy Musicに追加することでオフライン再生すればいいのです。

My musicに追加してオフライン再生する方法

  1. 好きな音楽の右「・・・」をタップ
    (1曲ずつオフライン再生に追加する場合は曲の右側「・・・」をタップする)
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  2. 「オフラインで再生可能にする」をタップする
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  3. 赤枠内の「iPhoneアイコン」が表示されたらOK
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  4. 画面下My Musicタブからアーティストをタップする
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  5. 「オフライン再生可能な項目を表示」をオンにする
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  6. ライブラリにアルバムごと追加されていれば完了
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Wifiスポットを探し、その日聞きたい曲をその場でダウンロードしてMy Musicに追加しておけば便利です。

wifiスポット

こうすれば通信料も発生せず、動かしながら好きな音楽を快適に再生できます。

iPhoneのストレージ容量を圧迫している場合

オフライン再生は便利な反面、ダウンロードした曲が蓄積してiPhoneの容量を圧迫する原因になります。

聞かなくなった楽曲は、定期的に削除しましょう。

容量の圧迫が動作が重くなる原因の1つにもなります。

ダウンロードした曲を削除する方法

  1. ホーム画面設定アイコンをタップ
  2. 一般
  3. 使用状況
  4. ストレージを管理
  5. ミュージック
  6. アーティストを選択
  7. アルバムを選択
  8. 画面右上「編集」をタップ
  9. 削除したい曲をタップ
  10. 削除して完了

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Apple Musicがダウンロードできない原因とは

他の人と同じようにしているのにApple Musicで好きな音楽をダウンロードできないのはどうしてなのか、困っている人も多いです。

Apple Musicで音楽をダウンロードできない原因について調べてみました。

インターネットの接続状況が不安定

Apple Musicのダウンロードをする際に、インターネットの接続状況が悪いとダウンロードできません。

Apple Musicがダウンロードできないときには、まずデバイスの設定やWi-Fiの状況、モバイル回線の利用状況など確認をおすすめします。

インターネットの接続状況が悪いと楽曲のダウンロードができない他、完了するまでかなりの時間がかかります。
たった1曲なのにどうしてこんなに時間がかかるのだろうと思うときには、インターネットの接続状況が不安定であることも多いため、チェックした方がいいでしょう。

同じApple ID・他のデバイスですでにダウンロードしている楽曲

例えばiPhoneとタブレット、パソコンなど、複数のデバイスでApple IDを利用している方もいますね。
その場合、別の端末で「同じ曲やアルバム」をダウンロードすることはできません。

Apple Musicの場合、同じApple IDを利用しているデバイスは全て自動で同期されています。
そのため、1度別のデバイスでダウンロードした楽曲やアルバムは、他のデバイスでもダウンロード済みとなるのです。

ダウンロードできないときには、ダウンロード済みになっていないかどうかチェックしましょう。

iCloudミュージックライブラリがオンになっていない

Apple Musicでは楽曲をダウンロードする際、iCloudミュージックライブラリをオンにしておかなければなりません。
iCloudミュージックライブラリがオフになっていると、楽曲のダウンロードもできませんし、同じApple IDを利用している別デバイスとの同期もできないのです。

iCloudミュージックライブラリがオンになっているかどうかは、以下で確認してください。

  • 設定からミュージックを開く
  • ライブラリを同期がオン(緑)になっているか確認

Apple Musicが再生できない原因とは

Apple Musicで楽曲をダウンロードはできたけれど、いざ聴いてみたら再生できない!というトラブルもあるようです。

せっかく楽曲やアルバムをダウンロードしても、聞けないのでは困ります。

なぜ楽曲を聴くことができないのか、その原因と対処法について調べてみました。

Apple Musicに登録できていない

最初に確認してほしいことが、「Apple Musicに登録できているか」です。
音楽ダウンロードのアプリの中には、登録せずにフリープランで利用できるアプリがあります。

しかしApple Musicの場合、フリープランはありません。

Apple Musicを利用するためには「登録」する必要があります。
登録したつもりでも最後までできていないこともあるので、しっかり登録されているか、また解約になっていないか?など調べてみましょう。

楽曲がグレー表示で再生できない

Apple Musicに登録もすんでいて、問題なく利用できるはずなのに、ある楽曲がグレー表示で利用できないという問題もあるようです。
グレー表示については、以下のような理由が考えられます。

  • 共有プレイリストの楽曲がiTunes Storeで購入した曲の場合
    他の人が制作したプレイリストを聴くとき、サブスクリプションサービスではなくiTunesで購入した楽曲の場合、再生できません。
  • 配信前の楽曲は配信日まで再生不可
    アルバムについても先行配信されている曲は聴けても、他の楽曲は再生できません。
  • コンピレーションアルバムの未配信楽曲
    複数のアーティストによって制作されたコンピレーションアルバムの中で、配信を行っていないアーティストの楽曲は再生できません。
    (Apple Musicでアルバム表記があっても配信解禁していないアーティストの曲は再生不可)

Apple Musicアプリのトラブル

あまりないことですが、Apple Musicのサーバー・アプリ・システムがトラブルとなっていることもあります。

この場合、多くは楽曲が再生できないほか、Apple Musicアプリそのものが正常利用できなくなるようです。

端末のトラブル

スマホやパソコン、またタブレットの不具合によって、Apple Musicが再生できないこともあります。

デバイスの容量不足やOSが古いといった理由でエラーが発生し、楽曲を再生できなくなるのです。

常にデバイスのOSとApple Musicアプリを最新状態にアップデートしておきましょう。

またデバイスが古すぎてApple Musicアプリが正常に動作しないこともあります。
スマホやパソコンを新しいものに買い替えることも検討しましょう。

楽曲の著作権が切れている

アーティストの楽曲提供が終了した場合は、再生できなくなります。

著作権の有効期限が切れ、Apple Musicへの楽曲提供が終了すれば再生できません。

どうしてもそのアーティストの楽曲を聴きたいときには、別のサブスクリプションサービスを探してみましょう。

ダウンロード済みの楽曲が破損している

音楽ダウンロード機能を利用し、パソコンから楽曲データを保存する際、音楽データが破損してしまい再生できないことがあります。

インターネット環境が悪い場所で楽曲をダウンロードすると、うまくダウンロードできなかったり、破損することもあるのです。
この場合、「ダウンロード済」と表示されても再生できません。

インターネット環境がいい場所で、再度楽曲をダウンロードしましょう。

iTunesStoreで販売されている曲

別の人が作成した共有リストの中で、Apple Musicのサブスクリプションサービス以外、iTunes Storeから購入した楽曲が含まれている場合は再生できません。

iTunes Storeで他の人が購入した楽曲は、Apple Music側のサブスクリプションサービス対象ではないためです。

その楽曲を聴きたい場合は、自分でiTunes Storeから購入する必要があります。

Apple Musicが再生できない場合の対応策

Apple Musicが再生できない場合、どの様に対応したらいいでしょうか。

対処方法について紹介します。

Apple Musicに登録されているかチェックする

まずはApple Musicに登録されているかチェックしてみましょう。

Apple Musicのサブスクリプションサービスには有効期限があります。
有効期限が切れている場合、楽曲の再生はできません。

登録されているかチェックする方法

  1. 設定を開く
  2. ユーザー名を選択
  3. サブスクリプションからApple Musicの料金プランを確認

ここでチェックが入っているプランが購読されているプランです。
どこにもチェックが入っていない場合は、サブスクリプションプランを選択し登録しましょう。

再起動とアップデート

Apple Musicで楽曲を再生できず、何が悪いのかわからない時には、デバイスとアプリを再起動してみます。

大きなトラブルでなければ、再起動することで楽曲を再生できると思います。

Apple IDで再ログインしてみる

利用しているApple IDはデバイスと紐づけされていますが、システムの更新などによって紐づけが解除されている可能性があります。

一旦サインアウトし、もう1度Apple IDでサインインしてください。

サインアウトからサインイン

  1. 設定を開く
  2. ユーザー名をタップ
  3. サインアウトをタップ
  4. 設定を開く
  5. 再度サインイン

Apple Musicで同時再生できる数を確認する

Apple Musicの場合、同時再生できるデバイスの数が限られています。

  • ファミリープランの場合・・家族最大6名までそれぞれのデバイスで利用可能
  • 個人プランの場合・・1台のデバイスのみ利用可能

Apple IDに紐づけされているデバイスが何台あるかチェックしましょう。

同時再生できる制限数を超えている場合、利用していないデバイスからログアウトするか、紐づけを解除します。

音楽変換サービスを利用する

Apple Musicの制限等で思うように楽曲を再生できない場合、音楽変換サービスを利用する手もあります。

Apple Music向けの音楽変換サービスによって、楽曲をMP3に変換し、通常の音楽ファイルとして利用する方法です。

MuConvert Apple Music変換ソフト」などが人気です。

MuConvert Apple Music変換ソフトの特徴

  • MP3・M4A・FLAC・WAVに対応
  • Apple Musicからダウンロードした曲を通常の音楽ファイルとしてパソコンに保存可能
  • Apple Music側のDRM制限の解除により楽曲再生不可の不具合を一気に解消
  • 各デバイス間で音楽ファイルを自由に転送
  • 楽曲の著作権が切れても楽曲の永久保存が可能

MuConvert Apple Music変換ソフト

iPhoneでApple Musicの音楽が早くなるトラブルの対処法

iPhoneでApple Musicを聴いていて、楽曲のテンポが速くなるというトラブルもあるようです。
こうした全てのトラブルに効果があるのかどうかわからないのですが、直ったという方が試した方法を紹介します。

楽曲のテンポが速くなった時の状況は、以下のような感じです。

  • Bluetoothでワイヤレスイヤホンを使っていた
  • iPhoneで音楽を聴いていた

何もしていないのに楽曲の速度がいつの間にか変わっているという状況です。

楽曲のテンポが速くなった時の対処法

  • 楽曲の速度が速くなったときに「AirPlay」の画面を出す

どうしてこれで直るのかわからないそうですが、実際にこの方法で解消できた方がいます。
やってみる価値はありそうですね。

まとめ

Apple Musicを使い始めて2日で動作が重くなり再生できなくなったという人もいます。

オフライン再生の方法を知っていれば、速度制限の回避ができますね。

Apple Musicで音楽を再生するときは必ずオフライン再生おすすめです!

余談ですが、Apple Musicの「3ヵ月無料トライアル期間」は知らずにいると勝手にお金が引き落とされてしまいます。
以下の記事を参考に設定しておくことをおすすめします!