Fantia(ファンティア)では、成人向けの作品の投稿や販売も可能です。
ただし、前述した通り無修正の作品は投稿できません。
利用規約に反するような作品を投稿または販売すると、アカウントを剥奪される危険性があるので注意しましょう。
目次
クリエイターの評判も良い
Fantia(ファンティア)はクリエイターからの評判も上々です。
プロとして活動したいけど、まだそこまで自信がないという方は、まずFantiaを利用して自分のコンテンツを販売をしてみてはいかがでしょう。
Fantiaが安全といわれる理由
Fantiaの安全性は問題ないといわれています。
Fantiaについては詐欺等の報告はありませんし、多くの方が安全に利用しているようです。
Fantiaはどのようにして安全性を保っているのでしょうか。
安全性①運営がしっかりサポートしてくれる
Fantia(ファンティア)はサポートがしっかりしています。
後述しますが、運営会社も知名度も信頼性も高い企業です。
万が一トラブルにあったとしても、運営側のサポートがしっかりしているため、クリエイターもユーザーも安心して利用できます。
安全性②お金のトラブルになりにくい仕組み
Fantia(ファンティア)では様々なコンテンツを販売しています。ただ、Web上でのやりとりになるため、お金に関して不安な方もいるでしょう。
こうしたWEB上のシステムでは、コンテンツを購入したのにクリエイターが商品を発送しない場合や、商品を発送したのにお金が入らないといったトラブルもよく聞きます。
しかしFantiaでは、「Fantia」がお金を一時預かりするシステムを導入し、こうしたトラブルが起こらないようにしています。
安全性③投稿作品はしっかりと確認してくれる
Fantia(ファンティア)では投稿ガイドラインがあります。
クリエイターは投稿ガイドラインに沿って作品を作成し、ユーザーに提供します。
無修正の作品や無断転載禁止の作品などは投稿することはできません。
また、ガイドラインを無視して投稿しようとしても運営が目視で確認し、ガイドラインに沿った作品以外、投稿できないようになっています。
安全性④実写で成人向けの作品は年齢確認が必要
Fantia(ファンティア)は、18歳未満のクリエイターが実写の成人向け作品を投稿することは不可です。
年齢確認書類の提出も必要となるため、年齢を偽って投稿することもできません。
ファンクラブの運営者と出演者が異なることもありますが、この場合、「出演同意書」と「年齢確認書類」の提出が必須です。
出演者からトラブルの申告があれば、運営側が調査し、利用規約に基づき「該当コンテンツの削除」や「ファンクラブの閉鎖」なども速やかに行われます。
安全性⑤運営会社が大手で安心できる
Fantia(ファンティア)は大手同人グッズ販売事業を運営する「とらのあな」が運営しています。
同人関連に詳しい方なら一度は聞いたことのある、知名度の高い企業が運営している点からも安全といえます。
Fantiaのメリット・デメリット
Fantiaはイラストやマンガ、音楽や映像作品など、様々な作品を発表できる場として、クリエイターから高い評価を得ています。
自分の作品を発表し、資金を得ることもできるため、これから利用してみたいという人も多いでしょう。
Fantiaを利用する前に、メリットやデメリットも知っておくと安心です。
Fantiaのメリット
Fantiaはとくに男性の利用が多いため、男性向けコンテンツを提供したいクリエイターにとって魅力的なサービスです。
- 男性ユーザー狙いのクリエイターに有利
ゲームや成人向けコンテンツの配信も、規定に沿って行われていれば寛容といえます。
男性ユーザーをターゲットにした作品を販売したい方には理想的なプラットフォームといっていいでしょう。
- 有料コンテンツの利用で効果的にマーケティングできる
有料コンテンツを利用することで、ユーザーの購買意欲をあげることができることもメリットです。
クリエイターは作品の一部をプレビュー公開し、ユーザーはそれを閲覧できます。
閲覧した作品をもっと見たいと思うユーザーの中には月額コースに登録する人もいるでしょう。
自分の作品を多くの人に紹介したいクリエイターにとって、効果的なマーケティングができるのです。
Fantiaのデメリット
メリットとなる有料コンテンツですが、逆にデメリットになってしまうこともあります。
- バックナンバーとクリエイターランキングによるデメリット
ユーザーがクリエイターのバックナンバーを見たいと思っても有料なので、アクセスのハードルが高くなってしまいます。
クリエイターにとっては追加料金をゲットできる機会になりますが、逆にユーザーがクリエイターに対しての興味をなくす可能性にもなるのです。
退会通知をオフにしていない場合、支援者となった人が離れると「通知」が来ます。
またクリエイターランキングの結果と合わせて、モチベーションを下げる要因ともなっています。
Fantiaのアカウント作成手順
次に、Fantia(ファンティア)のアカウントの作成手順を紹介します。
- Fantiaサイトにアクセス
- 新規アカウント登録をタップ
- 「メールアドレス/Twitterアカウント/とらのあな通販」の登録しやすい方法を選ぶ
- クリエイター登録完了
ファンとして利用したいだけなら、登録がすめばすぐに利用できます。
有料プランや有料コンテンツを購入する場合、別途で支払い方法などの登録が必要です。
月額プランを設定すれば「ファンクラブ」を作れる
Fantiaの月額プランを設定することで「ファンクラブ」を作ることができます。
この月額プランは、100円から100,000円の中で無制限に作成可能です。
また、投稿したコンテンツごとに「○○円以上のプランに入会している人限定」といった、限定公開もできます。
いくつかのプランを作って、ユーザーが登録しやすいようにしてもいいですね。
デジタルコンテンツの投稿機能と販売
クリエイターはデジタルコンテンツを投稿し、それをユーザーに公開できます。
公開範囲を選択できるので、例えば「成人向けコンテンツ」をファンクラブ会員限定にするなどの設定も可能です。
コンテンツ公開範囲 | 一般ユーザー | 無料ファン | 有料ファン | 有料ファン |
一般公開 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ファン限定 | × | ○ | ○ | ○ |
有料ファン限定 | × | × | ○ | ○ |
有料ファン限定 (別途購入) | × 閲覧も不可 | × | × | ○ |
【販売の種類】ダウンロードコンテンツ
クリエイターはダウンロードコンテンツの販売や、物品の販売が可能です。
漫画やイラスト、写真集などを作成し販売することもできますし、「イラスト作成します」「似顔絵描きます」など、スキルの販売もできます。
設定は簡単で、販売したいコンテンツについて値段設定を行ってアップロードするだけです。
料金設定は0円から10万円で、入会しているファンクラブのプランにより、購入権利の有無を設定できます。
【販売の種類】物品販売
物品を販売する場合、発送方法が2種類用意されています。
- 匿名発送
- お互いに住所を伝えあう方法
匿名であればお互いの住所を知ることもないので、個人情報の保護が可能です。
匿名の場合は、送料手数料を購入者に負担してもらうことになります。
発送までの流れ
- 商品を販売
- 購入者が支払い
- 2次元バーコード発行
- コンビニもしくはヤマト運輸へ商品を持って行く
- 2次元バーコードの読み込み
- 商品を発送
Fantia(ファンティア)と他のクリエイター支援プラットフォームとの比較
では、他のクリエイター支援プラットフォームとの支払い手数料や還元率の比較をしておきましょう。
サービス名 | 還元率 | 振り込み手数料 |
Ci-en | 90% | 無料 |
pixivFANBOX | 90% | 200〜300円 |
note | 80〜90% | 270円 |
Enty | 90% | 380円 |
CAMPFIRE | 90% | 770円 |
Fantiaの還元率は90%、振り込み手数料は330円です。
各支援プラットフォームごとに色があるので、コンテンツによってプラットフォームを選ぶようにしましょう。
おすすめのクリエイター支援プラットフォーム6選
最後に、Fantia(ファンティア)以外のおすすめクリエイター支援プラットフォームを6つ紹介します。
プラットフォームの特徴を理解し、自分に合ったところを選択しましょう。
クリエイター支援プラットフォーム①BASE
BASEは香取慎吾さんがCMに出演していることでも有名です。
無料でも有料でも利用することができますが、有料にすることで還元率が95%になるので、一定数のファンがいるクリエイターにはおすすめです。
- 0円で開設し使い方も簡単
- 抽選販売など集客のための販売機能が充実
- 管理画面はシンプルでわかりやすく使いやすい
- お試し開設は最短30秒で完了
- お試しでもすべての機能を使って試せる
クリエイター支援プラットフォーム②CAMPFIRE
アーティストやクリエイターだけでなく、企業やNPO法人も利用しているのが「CAMPFIRE」です。
元々はクラウドファンディングのサービスとして始動しました。
CAMPFIREでは審査が厳しい代わりに、運営のサポートがしっかりしています。
プロジェクトのフィルタリング機能があり、プロジェクト自体がよりよくなるようにサポートしてもらえるのが特徴です。
- 累計プロジェクト数9.2万件以上
- 890億円を超える支援金実績
- クラウドファンディング経験者の2人に1人が利用
- ジャンルや規模を問わない
- カテゴリ別にプロサポート付