2021年9月14日に、iOS14.8がリリースされました。
iPhone13の予約開始前のアップデートとなりましたが、今回はiOS14.8のアップデート内容や、報告されている不具合や対処法を解説していきます。
アップデートをする前にチェックしてみましょう。
iOS14.8とは?
iOS14.8について、解説していきます。
iOS14.8はいつリリースされたのか、iOS14.8のアップデート内容を詳しく解説していきます。
iOS14.8はいつリリースされたのか
iOS14.8はいつなのかというと、2021年の9月14日にリリースされました。
3日後の9月17日からiPhone13の予約開始ということもあり、あまり大きなアップデートは見られません。
次の見出しで、iOS14.8のアップデート内容を解説していきます。
新機能はなし!iOS14.8のアップデート内容
iOS14.8はiPhone13の予約開始前のアップデートということもあり、あまり大きなアップデートは見られません。
ということもあり、iOS14.8は新機能はなくセキュリティーアップデートのみされています。
セキュリティーアップデートは、個人情報・写真・メッセージ・位置情報にアクセスできる、ハッキングをブロックしてくれるという重要なアップデートとなっているので、アップデートすることをおすすめします。
iOS14.8で報告されている不具合と対処法
iOS14.8で報告されている不具合と対処法を解説していきます。
iOS14.8で報告されている不具合は、バッテリーがすぐ減る・通話が圏外になり繋がらない・WiFiが繋がらない・LINEのいろんな不具合が報告されています。
それぞれの不具合と、その対処法を解説していきます。
【不具合①】バッテリーがすぐ減る
最初の不具合は、バッテリーがすぐ減ることです。
iPhoneではiOS14.8のアップデート後に、バッテリーがすぐ減る不具合が発生することがあります。バッテリーがすぐ減る不具合が見られたときは、
- バッテリーの状態を確認
- バッテリーがすぐ減るときの対処法を試す
といった方法をしましょう。バッテリーがすぐ減るときは不具合でない可能性があるので、その点についても解説していきます。合わせて、バッテリーの寿命を延ばすためにできることも解説していきます。
バッテリーの状態を確認してみよう
最初に、バッテリーの状態を確認してみましょう。
バッテリーの状態をチェックするには、設定→バッテリー→バッテリーの状態で、バッテリーの状態をチェックすることができます。バッテリーの状態の最大容量は、例えば76%の場合、充電を100%にしても新品の76%の充電しかできていないことになります。
80%をきってしまうと、バッテリーが著しく劣化していると表示されるでしょう。iPhoneのバッテリーを交換するか、iPhoneを買い替えることをおすすめします。
バッテリーがすぐ減る対処法を解説
バッテリーがすぐ減る対処法を解説していきます。
対処法は、
- iPhoneを再起動する
- ネットワーク設定をリセットする
- すべての設定をリセットする
です。上から手軽にできる順となっているので、上から順に対処法を試してみることをおすすめします。ネットワーク設定をリセット・すべての設定をリセットする方法は、設定→一般→転送またはiPhoneをリセット→リセットですることができます。
くれぐれも全部リセットしてしまわないように、注意しておきましょう。
不具合でない可能性も?
バッテリーがすぐ減る不具合ですが、不具合でない可能性もあります。
iOSのアップデート後は、一時的にバッテリーがすぐ減る不具合が発生することが多いようです。一時的なため、時間を置いてみたり再起動すると、元に戻るケースもあります。
実際iOS14.8のアップデート後に、バッテリーがすぐ減る不具合がいくつか報告されていますが、数日使用していると元に戻ったという声・再起動したら元に戻ったという声が見られました。
バッテリーの寿命を延ばすためには
バッテリーの状態を確認する方法を試した方は、自分のバッテリーの最大容量を見てぎょっとしてしまった…ということも多いと思います。
ということで、iPhoneのバッテリーの寿命を延ばすためにどうしたらいいのか、解説していきます。
バッテリーの寿命を延ばすためには、
- iPhoneの電源をこまめにオフにする
- 低電力モードの使用
- バッテリー充電の最適化をオン
- ウィジェットの表示を控える
- 位置情報をオフ
- Appのバックグラウンド更新をオフ
- 必要のないアプリの通知をオフ
- アプリの自動更新・ダウンロードをオフ
- Siriを無効に(使用頻度が少ない場合)
- メールを手動受信にする
- ダークモードの使用
といった方法があります。しかし、iPhoneを長いこと使用していたら、どんなに気を付けてもバッテリーの劣化は避けられません。バッテリーの最大容量が80%以下の場合は、バッテリーの交換・iPhoneの買い替えをおすすめします。
【不具合②】通話が圏外になり繋がらない
続いての不具合は、通話が圏外になり繋がらないことです。
iOS14.8にしてからも、通話が圏外になり繋がらないという報告がされており、TwitterなどのSNSでも通話が繋がらない声がいくつかみられました。
今回のiOS14.8は新機能はなくセキュリティーアップデートのみの為、不具合はあまりみられないものの、アップデート前から不具合に悩まされており、iOS14.8にアップデートしても解決しなかったというケースも多いようです。
楽天モバイルの対処法を解説
楽天モバイルの対処法を、解説していきます。
楽天モバイルの対処法は、設定→一般→プロファイルから、楽天のプロファイルを削除することによって、解決する場合があります。
楽天モバイルで通話が繋がらないときは、是非試してみてください。
【不具合③】WiFiが繋がらない
続いての不具合は、WiFiが繋がらないということです。
iOS14.8にアップデートした後、WiFiが繋がらないという不具合が報告されています。TwitterなどのSNSでもWiFiが繋がらないという声がいくつかみられました。
WiFiが繋がらないときの対処法
WiFiが繋がらないときの対処法を解説していきます。
WiFiが繋がらないときの対処法は、
- ルーターの電源・電波が届いているか
- WiFiがオンになっているか
- WiFiの接続に問題はないか
- WiFiの再設定をする
- ネットワーク設定をリセット
- 端末を再起動をする
で、解決することがあります。WiFiが繋がらないときは、是非試してみてください。
【不具合④】LINEのいろんな不具合
続いての不具合は、LINEのいろんな不具合です。
iOS14.8にアップデートした後、LINEで報告されている不具合は、LINEの通知が来ない・LINEが開かない・LINEが送れないといった不具合が確認されています。
iOSのアップデート後にLINEの不具合にあうケースは多いので、チェックしておきましょう。
LINE不具合の対処法
LINEの不具合の対処法を解説していきます。
LINEの不具合の対処法は、
- アプリをアップデートする
- アプリを再インストール
- 端末を再起動する
で、解決することがあります。LINEの不具合があるときは、是非試してみてください。
iOS14.8にアップデートする方法は?
iOS14.8にアップデートする方法を解説していきます。
アップデート前にすることと、アップデートをする方法を解説していくので、是非参考にしてみてください。
アップデート前にすること
アップデートの通知が来たら、さっそくアップデートしよう!と思うかもしれませんが、アップデート前にすることがあります。
アップデート前にすることは、
- データのバックアップを取っておく
- 不要なデータを削除して容量を空けておく
- WiFiに接続する
- 充電しておく
- アップデート中(30分~60分)はスマホを操作できないことを理解しておく
をしておきましょう。アップデート前にすることを確認したら、いよいよアップデート開始です。
アップデート開始
それではいよいよ、アップデートを開始しましょう。
iPhoneを開き、設定→一般→ソフトウェア・アップデート→ダウンロードとインストール→同意するで、アップデートすることができます。
後はアップデートされるのを待ちましょう。
アップデートが終わったら、自動で再起動されます。そのときにiPhoneのパスワードが必要になるので、覚えておきましょう。
iOS14.8にアップデートできないときは?
iOS14.8にアップデートできないときはどうすればよいのか解説していきます。
iOS14.8にアップデートできないときは、インターネット接続が安定しているかチェック・iPhone内の不要なデータを削除・アップデートのデータを削除・どうしてもできないときは再起動する、といった対処法があります。
それぞれの対処法を、詳しく解説していきます。
インターネット接続が安定しているかチェック
最初に、インターネット接続が安定しているかチェックしましょう。
iOSのアップデートはWiFiに接続しないとできませんが、WiFiの電波が弱いと、途中でエラーが発生してしまいます。
例えば街中のフリーWiFiは電波が弱いため、WiFiの接続が安定しなくてアップデートできない原因となってしまいます。家のWiFiを使用するか、ホテルなどの安定したWiFi環境で再度アップデートしてみましょう。
iPhone内の不要なデータを削除
続いて、iPhone内の不要なデータを削除しましょう。
iOSのアップデートのデータはiPhone内に保存されるので、iPhoneの容量が足りないとダウンロードできなくなってしまいます。
そのため、アップデートの前に不要なデータを削除しておくことをオススメします。iPhoneは容量を増設することはできないため、写真や動画などで容量がかさばっている場合は、iCloudやGoogleフォトなど、インターネット上に保存することをオススメします。
アップデートのデータを削除
続いて、アップデートのデータを削除しましょう。
iOSのアップデートが途中で失敗した場合は、続きをダウンロードしようとしてもうまくダウンロードできない可能性があります。
そのため、一度アップデートに失敗した場合は、アップデートのデータを削除しましょう。アップデートのデータを削除するには、設定→一般→iPhoneストレージから、iOS14.8を選択し、アップデートを削除しましょう。
アップデートのデータを削除したあとに、もう一度アップデートしましょう。
どうしてもできないときは再起動する
今回紹介した方法でもアップデートできないときは、再起動しましょう。
iPhoneを再起動してから、もう一度アップデートを試してみてください。それでもアップデートできないときは、AppleストアにiPhoneを持っていって相談してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
iOS14.8は新機能はなくセキュリティーアップデートのみされています。
アップデートがまだという人は、是非アップデートしてみてください。