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iPhoneが熱い原因と対処法を徹底解説!発熱予防策もご紹介

iPhoneが熱い時の対処法

ここからは、iPhoneが熱い時の対処法について解説していきます。

もし「iPhoneが頻繁に熱くなって困っている」という方は、以下に示すいくつかの対処法を参考にしてください。

原因がバッテリーに由来する場合には、交換修理しなければならない可能性もあるので、その対応についても触れておきます。

アプリを終了・バックグラウンド更新をOFFにする

iPhoneがCPUを使いすぎている場合に、iPhone本体は熱くなってしまうと解説しました。

そこで、iPhoneがCPUを使いすぎないように、「バックグラウンド更新のOFF」の設定をしてみましょう。

バックグラウンド更新OFFにすることで、CPUにかかる負担を軽くすることが期待できます。

低電力モードで使う

iPhoneの画面を明るくし過ぎて使っていると、iPhoneの本体が熱くなってくる場合があります。

画面の明るさはバッテリーへの負荷が大きいため、明るさは出来るだけ控えめの、低電力モードで使うことで熱くなることを抑えられます。

低電力モードの活用は、「充電が減るのが速い」場合の対応策としても非常に効果的です。

充電器を新しい純正のものにする

使用している充電器がサードパーティー製の充電器の場合、充電中にiPhoneが熱くなってしまうことがあります。

充電している場面で、頻繁にiPhone本体が熱くなるという方は、充電器を新しい純正のものに変えることをおすすめします。

また充電器が断線しているなどの問題が発生している場合も、iPhoneが熱くなりがちですので、破損した充電器は新しい純正充電器に取り換えましょう。

コンセントに直接充電器を挿す

PCやカーチャージャーにUSBを繋いで充電したり、新幹線のコンセントを使用して充電する場合、通常のコンセントよりも電圧が不安定になっています。

この状態で充電し続けたり、充電した状態でiPhoneを使用すると、iPhoneが熱くなることがあります。

iPhoneを充電するときは、出来るだけ通常のコンセントに、直接充電器を挿すようにしてください。

ケースを外して自然冷却する

iPhoneが熱くなってしまったら、付けているiPhoneケースを外して、iPhone本体を「自然冷却」してみましょう。

放熱させることを目的として、冷蔵庫や保冷剤でiPhoneを直接冷やそうとすることは厳禁です。

iPhoneが内部結露を起こし、「電源が入らない」などの、重篤な故障の原因となることがあります。

バッテリー交換する

iPhoneが熱くなる原因として、「バッテリー」に問題があることもあり得ます。

初期不良や経年劣化によって、バッテリーに問題が発生している場合には、バッテリーを新しいものに交換する必要があるでしょう。

iPhoneのバッテリー交換では、基本的に「Appleサポート」に依頼することをおすすめします。

保証期間内・Apple Care+加入中の方なら無償対応も

iPhoneは、製品購入後「1年間」だけ「製品保証」が設けられていますので、バッテリー交換が無償対応になることがあります。

さらに「Apple Care+ for iPhone」に加入すると、本体保証期間の延長や、さらなる保証サービスを得ることができます。

「iPhoneを買って1年以内の方」または「Apple Care+加入中の方」は、ぜひAppleサポートでのバッテリー交換を検討してみてください。

放熱性の高いケースにする

頻繁にiPhoneが熱くなってしまう場合には、「放熱性の高いiPhoneケース」を利用することがおすすめです。

iPhoneケースにはその素材もデザインも多くの種類がありますが、防御力も高く、放熱性にも優れた製品がいくつもあります。

iPhoneはサイズに統一性があるので、カメラの位置さえ塞がらなければ、多くの選択肢から選べるメリットがあると言えます。

Apple Store・キャリアショップに修理依頼する

ここまで説明してきた対処法を試してみても、iPhoneが熱くなる問題が収まらない場合は、iPhone本体自体が故障している可能性もあります。

この場合は、Apple StoreまたはキャリアショップにiPhoneの修理依頼をしましょう。

Apple Storeでもキャリアショップでも、修理予約・修理依頼を事前にしておくことで、修理にかかる時間を短縮できます。

修理依頼などに関しての詳細は、以下の記事が参考になりますので、ぜひご覧ください。

iPhoneが熱くならないようにする為の予防策

iPhoneが熱くならないようにするための予防策について、いくつかの方法を紹介していきます。

上述してきた対処法と内容が被る部分もありますが、予防として平素から行うことで、お手持ちのiPhoneを快適に使うことができるでしょう。

【熱くならないようにする予防策】①純正の充電器を使用する

純正の充電器を使うだけで、iPhoneが熱くなるのを防ぐことができます。

純正の充電器は価格が高額になりますが、普段から純正の充電器を利用することで、iPhoneのバッテリーへ余計な負荷がかかることが軽減されます。

バッテリー側も発熱しにくくなることで、より耐久力が保たれ、トータルでiPhoneが長持ちすることに繋がる可能性があります。

【熱くならないようにする予防策】②充電しながらアプリを使用しない

例えばゲームをしている時や、マンガアプリを使っている時など、様々な場面で充電をしながらiPhoneを使うことはありがちです。

しかし充電効率の面から考ると、バッテリーチャージしながらiPhone操作をすることは推奨されません。

CPUへの負荷が長時間高くなることに加え、バッテリーが高温になることが予想されますので、十分な注意が必要と言えます。

【熱くならないようにする予防策】③放熱性の高いケースにする

iPhoneケースは、様々なデザインと機能性を持つ種類のものが売られています。

iPhoneの熱が逃げやすいように、放熱性の高いケースを選ぶことで、本体が高温になるのを防ぐ効果があるでしょう。

iPhoneが熱くなると起こる不具合

ではiPhoneが熱くなると、どのような不具合が生じるのでしょうか。

ここまでは主にバッテリーとCPUの高熱化に関して、いくつかの問題点を提起して来ましたが、実はその他の箇所へも大きな影響を与える可能性があります。

以下には、iPhoneが熱くなることで生じる不具合の中でも、特に深刻な状況をいくつか紹介します。

【熱くなると起こる不具合】①充電が出来なくなる

iPhoneが熱くなることで、充電ができなくなることがあります。

これは充電中に熱を発することを制御するため、iPhone本体がそれ以上発熱するのを防ぐ働きです。

このような場合には、しばらく時間を置いてiPhoneの熱が取れれば、再度充電はできるようになりますので放熱することに努めましょう。

【熱くなると起こる不具合】②電源が入らなくなる

iPhoneは内部からの発熱や外部からの熱で、一定以上に本体が熱くなると、電源が入らなくなる不具合が生じます。

また、熱くなりすぎた場合には、画面に警告の表示が出ることもあります。

【熱くなると起こる不具合】③アプリのパフォーマンスが落ちる

またiPhoneが熱くなりすぎると、アプリの動作が遅くなったり勝手に落ちるなど、熱さが原因でパーフォマンスが低下する不具合が生じます。

アプリが開かないような場合には、時間を置いてiPhoneを十分に放熱させてください。

【熱くなると起こる不具合】④ディスプレイが暗くなる

またiPhoneが熱くなると、ディスプレイが暗くなって見にくくなる不具合が生じることもあります。

バッテリーの低下の場合にもディスプレイは暗くなりますが、iPhoneが熱くなっている時にも生じる不具合ですのでご注意ください。

【熱くなると起こる不具合】⑤電波受信状況が悪くなる

iPhoneが熱くなり過ぎていると、電波受信状況にも悪影響を及ぼします。

電波は十分届いているのに通信障害になるような場合、もしiPhoneが熱くなっていた場合、速やかに放熱するようにしてください。

まとめ

まとめ

iPhoneが熱くなる場合の原因とチェック項目、またその対処方法について、細かく解説しました。

またiPhoneが異常高温にならないようにする予防策や、熱くなり過ぎたために生じる具体的な不具合と、それらへの注意事項を確認できました。

iPhoneが熱くなった場合には長時間熱いままにしておかず、利用を中断して放熱させるなどの工夫が重要です。

iPhoneを出来るだけ長く快適に使うためにも、熱くなった時には、本記事で示した対策を行うようにしてください。