お役立ち(情報)

NFTゲームにかかる税金は?確定申告は必要なの?

【確定申告】NFTを販売したとき

NFTゲームでは、スカラーシップと言ってNFTを第三者に貸して利益を得るものがあります。簡単に言えば自分のNFTをレンタルして貸し出すことで、収益を分け合える仕組みで、レンタルNFTの販売とも言えるでしょう。このような場合も収益が出れば課税の対象です。

【確定申告】NFTを購入したとき

NFTを獲得したときも同様に、収益が発生すれば課税の対象となります。NFTゲームのNFTは暗号資産で売買されることが多いため、暗号資産の価値の変動による利益を念頭に置く必要があります。販売する時と同様に、購入する際も取引情報の把握は欠かせません。

【確定申告】NFTを売却したとき

NFTゲームで獲得することのできるNFTは、マーケットプレイスなどで売買することで課税の対象となり、確定申告をする必要性が出てきます。NFTゲームにて獲得したNFTは気軽に販売ができてしまうことから注意が必要です。NFTを販売する際には、収益計算ができる取引情報をしっかりと把握しておきましょう。

最近よく聞くNFTとは?

ここで『NFT(Non Fungible Token)』について簡単に解説します。NFTについて理解を深めることで、NFTゲームにおける税金についても理解を深めておきましょう。

NFTの事例は?

NFTの有名な事例を下記にまとめました。

  • 2021年3月、ツイッター創業者のジャック・ドーシーの初ツイートをNFT化して販売したところ、3億2000万円で落札された
  • 2021年9月、小学生が夏休みの自由研究で作ったピクセルアートに 320万円の値がついた
  • 2021年12月、手塚プロダクションのデジタルアートNFTが120ETH(5,300万円)で落札された

このようにNFTとは、近年非常に盛り上がりを見せている分野なのです。

NFTはブロックチェーンを利用している?

結論からお伝えすれば、NFTはブロックチェーンを利用して成り立っています。ブロックチェーンとは簡単に説明するなら『絶対に改ざん、コピーが作れない機能を持ったテクノロジー』です。NFTが簡単にコピーされてしまえば、そのNFTは価値を維持できずに廃れていってしまうでしょう。それだけ根幹にある技術なのです。

現状NFTの税制度は未整備

次のページへ >