トリマは、位置情報を活用した人気のポイ活アプリです。
スマホの位置情報を「常に許可」にすると、個人情報や居場所がバレるのでは?と不安に思う方がいるかもしれません。
この記事では、トリマで位置情報を「常に許可」することは危険なのか、必要性と合わせて解説します。
トリマでスマホの位置情報を「常に許可」にする必要性
トリマでは、スマホの位置情報を使用することで、より効率的にマイルを貯めることができます。
スマホの位置情報の使用を「アプリの使用中のみ許可」することはできますが、トリマでは「常に許可」にしておくべきです。
なぜ位置情報の使用を「常に許可」するべきなのかを解説していきます。
移動距離はスマホの位置情報を観測している
トリマでは歩数のみでなく、自動車や電車などでの移動距離もマイル取得の対象になります。
移動距離が増えるとトリマの「タンク」にポイントが溜まっていき、ユーザーはマイルを得ることができる仕組みになっています。
トリマはスマホの位置情報から移動距離を算出しています。
つまり、移動距離によるマイル獲得にはスマホの位置情報を「常に許可」しておく必要があるわけです。
歩数カウントでは位置情報は必要ない
前述しましたが、トリマは歩数でもマイルを貯めることができます。
トリマでの歩数は、スマホの位置情報ではなく、トリマ独自の機能かスマホのフィットネス機能を利用して計測しています。
仮に、トリマでは歩数のみでマイルを稼ぐといった方法を採るなら、スマホの位置情報使用は必要ありません。
移動距離を正確に観測する
スマホの位置情報を「常に許可」しておくことは、移動距離を正確に測定するためにも大切です。
トリマで位置情報を「アプリの使用中のみ許可」した場合、出発地点と到着地点でそれぞれアプリを起動させる必要があります。
しかしこの場合、移動距離は"出発地点と到着地点を直線で結んだ距離"となり、実距離より短くなる可能性がありますよね。
つまり、遠回りしたときでも直線距離が採用されてしまい、移動距離が短く算出されてしまうということです。
一方で、スマホの位置情報を「常に許可」にしておけば、実際に移動した道のりが正確に採用されます。
移動距離で損をすることが無いよう、道のりは正確に計測するべきです。
位置情報を「アプリ使用中のみ許可」にすると起動の手間がある
位置情報を「アプリ使用中のみ許可」にした場合、出発地点と到着地点でアプリを起動させる必要があることはお伝えしました。
この時の、アプリの起動がけっこうな手間となってしまいます。
また、出発地点・到着地点、どちらかでもアプリの起動を忘れてしまうと移動距離が計測されません。
移動距離が計測されないと、当然タンクが溜まらずマイルももらえないことになり、非常にもったいないです。
一方で、位置情報を「常に許可」にしておけば、アプリを起動しなくても移動距離を計測してくれます。
アプリ起動の手間と、うっかり忘れのリスクを考えると、位置情報を「常に許可」にしておいたほうが無難そうです。
トリマで位置情報を「常に許可」にすると危険なのか
トリマでスマホの位置情報を「常に許可」にしておくと、居場所や個人情報がバレるのでは?という心配の声があります。
実際、位置情報が悪質な犯罪に使用されたというケースがあるようです。
トリマでは、位置情報を使用した場合、個人情報漏洩などの危険性はあるのでしょうか。
位置情報は保護して活用される
トリマでは、位置情報に限らずユーザーのメールアドレスや、ポイント交換先のログイン情報など様々なデータをやり取りします。
トリマのプライバシーポリシーでは、ユーザーから得られた情報を第三者に提供することなく、プライバシーを保護して取り扱う旨を公表しています。
その他、アンケートで入力した内容などもデータ処理には、個人を特定できないように加工しているとのこと。
トリマはプライバシー保護について、特に徹底した管理を行っているため、位置情報を安心して利用することができます。
位置情報から居場所を特定されることはない
ユーザーの位置情報も、徹底したプライバシー保護のもとで扱われるため、居場所を特定されることはありません。
また、トリマを運営している会社は位置情報を「地図作り」のサービスに活用しているそうです。
位置情報は運営会社でしか使用されず、データも匿名で収集されるため、個人を特定されることもないため安心できると言って良いでしょう。
大手企業が出資する会社がトリマを運営
トリマを運営するのは、「ジオテクノロジーズ株式会社」という企業です。
主に、地図や人流の情報を活用したアプリケーションビジネスを展開している企業とのこと。
そのジオテクノロジーズ株式会社は、カーナビやカーステレオで有名なパイオニア株式会社からの100%出資によって設立されました。
つまり、トリマは大手資本の運営によって展開されているというわけです。
大手企業が出資しているからといっても安全性が担保されているとは限りませんが、有名な会社が運営に関わっていると考えれば安心材料の一つになるでしょう。
スマホを紛失すると居場所を特定される危険性あり
位置情報はトリマの運営元でしか使われませんが、スマホを紛失すれば第三者に居場所を特定される可能性があります。
トリマには、「ライフログ」という移動経路と日付がログとして残る機能があることをご存知でしょうか。
もし、スマホを拾った人がライフログを見てしまうと、ユーザーの生活圏などがバレてしまうことがあり得ます。
また、トリマでは移動距離のログを削除することができません。
トリマに限ったことではありませんが、スマホには個人情報が詰まっているため紛失には十分気をつけましょう。
トリマで位置情報を「常に許可」にする際の注意点と対策
トリマではスマホの位置情報の使用を「常に許可」にすべきということを解説してきました。
しかし、データは安全に利用されるとはいえ、「常に許可」にはどうしてもリスクやデメリットが伴います。
そのため、トリマを利用するにあたってのリスクやデメリットを軽減するためにも対策が必要です。
トリマで位置情報を「常に許可」にした時の注意点と、対策を確認していきましょう。
バッテリーの消費が激しい
スマホが常に位置情報を観測しているため、どうしてもバッテリーの消費が通常より大きくなるというデメリットがあります。
また、マイル獲得のチャンスを増やすために広告動画を観たり、アンケートに答えていたりするとさらに消費することも。
位置情報を取得によるバッテリー消費には、
- なるべくモバイルバッテリーを持ち歩く
- 車での移動であれば、シガーソケットから充電する
といった対策が有効です。
なるべく、常に充電できる環境を整えておくことが大切です。
バッテリーの消費量が増えることは仕方ありませんが、対策することで簡単に解決できるデメリットと言えます。
データ通信量が大きくなる
スマホの位置情報の使用を「常に許可」にしておくと、データ通信量が増える可能性があり注意が必要です。
スマホで現在地を特定するとき、GPSだけでなくWi-FiやBluetooth、モバイルデータを使用することがあります。
位置情報の使用を「常に許可」にしていて、気が付いたら速度制限がかかっていたなんてこともあると困りますよね。
データ通信量がかさんでしまった場合は、
- スマホのデータ通信量を気にせず使えるプランに変更する
- 位置情報の使用を「アプリ使用中のみ許可」にし、出発地点と行き先でアプリの起動を徹底する
- モバイルルーターを持ち歩く
などの対策があります。
特にデータ通信無制限のプランにするか、モバイルルーターを持ち歩くかすれば、トリマ以外の通信でも活かせるためおすすめです。
スマホ紛失による外部への位置情報流出の危険性がある
一部繰り返しになってしまいますが、スマホを紛失すると位置情報が抽出する可能性があり注意です。
また、スマホを失くさなくても、何かの拍子にトリマの計測画面を隣の人に見られてしまうことも。
極端な話ですが、自分の生活圏だけでなく自宅や職場などの場所まで第三者にバレてしまうことだってあり得ます。
当然ですが、スマホを失くしたり、第三者に漏れたりしないよう管理は徹底しましょう。
まとめ
ここまで、トリマの位置情報を「常に許可」にすることの必要性と危険性について解説してきました。
トリマは、個人情報や位置情報が外部に漏れないような対策を徹底しているため、安心して使えるアプリです。
もちろん、位置情報を常にONにすることについてリスクやデメリットがゼロとは言い切れません。
リスクやデメリットについては、簡単にできる対策があるため本記事を参考にトリマを始めてみてはいかがでしょうか。