PCSX2でPS2を楽しもう!使い方やBIOSのダウンロード方法

PS2のゲームをWindowsやMacで遊ぶことができる、PCSX2 エミュレータの使い方についてお伝えします。起動に必要なBIOSデータはもちろん、ソフトのDISCイメージ、プラグインやコントローラのファイルダウンロード・日本語化の方法についても解説します。

PCSX2の使い方

① ダウンロード

まずはエミュレータ本体をダウンロードします。
PCSX2公式サイト http://pcsx2.net/ にアクセスします。バーのDownloadから自分のOSに合ったものを選びましょう。

ダウンロードページのFilesから、Binary版 (Windowsの場合は PCSX2 1.6.0 Windows Binary – 1.6.0 )をダウンロードします。
インストールには Visual C++ 2015-2019 x86 Redistributable が必要なので、パソコンに入っていない方はインストールしておきましょう。

Installer版との違いは?

Windows用の場合はBinary版の上にInstaller版があります。Binary版は圧縮ファイルを自分で展開して使用します。一方、Installer版の場合はインストーラーが自動で展開してくれます。前者の方がエミュレータのファイル全てが一つにまとまっていてBIOSやプラグインインストールなどの作業がしやすいため、今回はInstaller版は使用していません。

Macを使っている場合は?

お使いのパソコンがWindowsではなくMacの場合は、バーのDownloadからMacを選択します。リリース年が2012年となっているものはOS X Lionのみの動作で、それ以外のOS(最新のCatalinaなど)では動作しません。全てのバージョンで使えるものは2011年リリースのものです。お使いのmacOSバージョンに対応しているファイルをダウンロードしましょう。

② 解凍方法とフォルダ構成

ダウンロードできたら、そのファイルを解凍する必要があります。この場合は7zと言う形式で圧縮されており、専用の解凍ソフトが必要です。パソコンに解凍ソフトが入っていない場合はダウンロードしましょう。7z 解凍ソフトなどで検索するといくつか出てくると思うので、好みのソフトをダウンロード・インストールしてください。
解凍するとこのようなファイル構成になっていると思います。

このように、まだゲームをプレイするために必要なデータはありませんが、PCSX2エミュレータ自体を起動することはできます。PCSX2.exeをダブルクリックして、とりあえず起動してみましょう。初回起動をすると、フォルダ内にいくつかファイルが増え、BIOSを入れるフォルダなどが生成されます。

PS2のBIOS入手方法

① 事前準備

設定に入る前に、PS2のシステムの基盤であるBIOSデータが必要です。BIOSデータは吸い出しツールを用いてPS2本体から吸い出したものを使用します。フォーマットしたUSBとPS2本体を用意してください。

インターネット上で公開されたBIOSを使用する場合は?

PS2本体がないなどの理由でBIOSを入手できないなどの場合はインターネット上にアップロードされているBIOSを使用する方法がありますが、このやり方は著作権法違反などにあたる恐れがあります。記事の最後にもありますが、ウイルスなどが含まれている恐れもあります。絶対に行わないようにしましょう。

② PC作業

BIOSを吸い出すツールが必要なので、先程と同じPCSX2のサイトからダウンロードします。上のバーのDownloadからToolsを選択します。

ダウンロードページに飛んだら、FilesからBIOS Dumper – ISO – 2.0 をダウンロードしましょう。USBメモリ内に”SWAPMAGIC”と言う名前のフォルダを作ります。フォルダは一番上のディレクトリに作ってください。SWAPMAGICフォルダの中に、ダウンロードしたDumperのフォルダ内にあるファイルを全てコピーして下さい。

③ PS2での作業

吸い出しツールの使い方は簡単で、先程ファイルをコピーしたUSBドライブを本体に差し込んだ状態でPS2を起動するだけです。コンソール画面が表示され、しばらくしてDONEと表示されたら吸い出し完了です。

④ ファイルの保存場所

吸い出したあと、USBメモリにいくつかファイルが追加されているかと思います。PCSX2.exeがあるフォルダにbiosフォルダが存在するので、そこにBIOS一式を放り込みましょう。ファイルのうち拡張子.batとつくものがあると思いますが、このファイルをダブルクリックすると拡張子.p2bのファイルが生成されます。生成された.p2bファイルもbiosフォルダに入れておいてください。

PCSX2の設定

言語を日本語に設定する

初回起動を行うと最初に言語設定が出てきますので、Japanese(日本語)を選択して次に進みましょう。

① GS設定

言語設定を行うと、次に様々な項目が一覧で表示されます。まずはGS(グラフィック関連)の設定の使い方です。設定する…を押し、開いたウィンドウの設定値を確認していきます。

基本的に設定をイジらないといけない・・・といったところはないのですが、一つ注意しないといけないところがあります。右側の赤丸で囲ったRendererについて、最初はDirect3D 11(Hardware)になっています。一部の2Dゲームなどではゲームが表示されなかったり、描画乱れが発生し正常に動作しないことがあります。その場合はDirect3D 11(Software)に設定を変更しましょう。

② CDVC & Pad設定

PADはキー設定です。ゲーム操作などでのキー割り当てを変更したい場合は、設定する…で開くウィンドウから設定できます。CDVCはDISCの読み込み設定です。特にこだわりがなければデフォルトの設定のままでかまいません。

③ エミュレーション設定

ここからはエミュレーションの設定・使い方です。上のBIOS吸い出しで入手したBIOSを読み込んだら、PCSX2と表示されたウィンドウと、ログのウィンドウが表示されると思います。ログのではない方のウィンドウから、設定→エミュレーション設定を開きます。

左のGSウィンドウをクリックします。デフォルトではアスペクト比が4:3になっていますので16:9に変更しましょう。解像度も小さいものとなっていますので、使っているディスプレイなどのサイズにあわせて設定しましょう。左のゲームグラフィックス設定を開くと、個別のゲーム向けに詳細な設定ができます。プレイするタイトルに応じて設定しましょう。