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wifi7とは?いつから始まる?wifi7対応ルーターを紹介!

現在のwifiの主流はwifi6。2022年にwifi6eという規格が発表され、2023年末にはwifi7という規格も発表されました。

今後、世界のネットワークにおいて主流となるのはwifi7。そんなwifi7ですが、すでにwifi7のルーターも発表されていて着々と普及の準備が進められています。

当記事では、次世代のwifiである「wifi7」とは何か、wifi7のルーターは発売されるのか紹介します。

最後までご覧いただければ幸いです。

 

ルーターとは?

そもそもルーターについて良く知らない方もいるかと思いますが、ルーターとは何なのでしょうか。

見ていきましょう。

wifiルーターとは?

ルーターとは、異なるネットワーク同士を繋ぐ、インターネット使用に欠かせないネットワーク機器です。

このルーター、我々が使用するデバイス(例えばiPadやPC)と、インターネットとの間に位置しています。いわば仲介役です。

そして、ローカルエリアネットワーク(LAN)とワイドエリアネットワーク(WAN)を相互に接続をします。

具体的には、例えばPCからのリクエストは、まず、wifiを通じてルーターに送られます。ルーターは、それをインターネット上のサーバーへと転送します。

このプロセスにより、PCはインターネット上の情報にアクセスできるのです。

ルーターの存在によって、自宅やオフィス内のネットワークであるLANとインターネットなどの外部ネットワークであるWANの間で、データのやり取りが可能となります。

つまり、ルーターは、複雑なネットワークの世界で、通信をスムーズに行うために、不可欠なものなのです。

wifi7とは何?

wifiとは、無線アクセス、いわゆる無線LANにて、特定の範囲でネットへのアクセスができるようにする技術です。

スマホ普及前の20年前までは、フリーwifiなんてほとんど存在しませんでした。しかし、スマホをほぼ全国民が持つようになり、今やwifiはなくてはならないものとなりました。

そして、その次世代wifiと言われているのが、wifi7です。

wifi7とは?①規格はどうなってる?

wifiには、通信規格というものがあります。

IEEE(米国電気電子学会)が定めており、その規格は、「IEEE 802.11+□□」のような表記がされます。また、商品の型番というくらいの認識で問題ないと思います。

その企画によって、速さや利用可能な周波数帯が異なってきます。

そんなwifi7の規格は「IEEE 802.11be」となります。

wifi7とは②前の規格との違いは?

wifi7は、過去の規格と比較して著しく通信速度が向上しています。

具体的には、wifi5が以前の規格と比べて速度が10倍になる一方で、wifi6の速度向上はwifi5規格から約37%の向上に留まりました。

なぜかというと、wifi6が主に通信の効率化を目指して開発されたからです。

しかし、新たに登場したwifi7規格。

この規格は、さらなる高速通信を可能にする設計になっており、以前の規格に比べてスループットが480%も向上しています。

この大幅な性能向上により、wifi7では、互換性を保ちつつ、対応していないデバイスが存在しても、家全体でのオンライン体験が格段に快適になります。

wifi7とは③何がすごいの?

大容量の通信ができるように

Wifi7は次世代通信技術として、従来のWifiよりも格段に大量のデータ転送を実現しています。

Wifi6と比べて、使用できる通信容量が最大5倍に増加しました。

以前は、デバイスが単一のWifi周波数帯を使用する制限がありましたが、Wifi7ではマルチリンク技術を採用し、複数の周波数帯やデバイス同士の接続を可能にすることで、通信の効率と容量を大きく向上させています。

超高速データ転送ができるように

Wifi 7のデータ転送速度は、前世代のWifi 6と比較して4.8倍の速さで、最大46Gbpsに達します。

アメリカのある企業が行ったデモンストレーションでは、Wifi 6の1Gbps、Wifi 6eの2Gbpsに対し、Wifi 7では5Gbpsの転送速度を記録しました。

この飛躍的な速度向上により、8K映像や高品質なAR/VRのストリーミング、さらにはIoTの発展など、高速通信を要するアプリケーションの利用がより快適になります。

接続の遅延がさらに改善された

接続の遅延面でも、Wifi7はさらなる改善を遂げています。

Wifi6eでも既に遅延が大幅に減少していましたが、Wifi7はそれ以上の向上を見せ、特に通信環境が不安定な場合の遅延を、Wifi6の時代と比較して最大で1/100に縮小しました。

これにより、ウェブページの読み込み速度の向上や、ウェブ会議の音声遅延や映像の乱れの低減が期待されます。

たくさんの端末で同時に接続することができる

Wifi7では、同時に多くのデバイスを安定して接続できるようになりました。

これは、MU-MIMO技術の進化によるもので、Wifi 6eの「8×8 MU-MIMO」から「16×16 MU-MIMO」に拡張されました。

アンテナの数が実質的に2倍に増えることで、複数のデバイスが同時に接続されても通信効率が向上し、速度の低下を抑えることが可能です。

wifi7とは④今後担う役割とは

wifi7は、今後の社会において、どのような役割を担っていくのでしょうか。

これからのビジネスにおいて

wifi7は、ビジネスの新たな展開をもたらすと考えられています。

ログインの待ち時間や同期しないオンラインミーティング、混雑するネット環境は、作業効率を下げる要因です。

しかし、wifi7は、これらを解消し、滑らかで信頼性のある使用感を提供してくれます。

海外とのミーティングも遅延なくスムーズに行えるようになるため、クリエイティブなアイデアに集中する時間が増加します。

さらに、テレワーク中のクラウド利用も、wifi7のおかげで効率化が進みます。

これからのエンタメにおいて

wifi7では、バッファリングや遅延、ネットワークの混雑を気にせずにデジタルコンテンツを楽しむことができます。

大容量データを必要とするオンラインゲーム、没入型のAR/VR体験、そして4K/8Kの高解像度動画も、wifi7ならいつでも快適に楽しむことが可能です。

メタバースの世界を誰もが体験できるようになることで、世界観の広がりを見ることができます。

これからのIoT家電において

今後、インターネットにつながっている家電、いわゆるIoT家電が大きく発展していくと予想されます。

そんなIoT家電とwifi7が、我々の生活を更に便利にしてくれます。

多くのIoT家電やインターネット接続するデバイスがあったとしても、wifi7なら非常に速いレスポンスで、常にオンラインを維持することがかのうです。

また、スマートスピーカーが答えるまでの待ち時間もなくなるでしょう。

常に迅速なアクションが可能になり、生活はさらに便利で快適になります。

wifi7とは⑤いつから使用できるようになった?

wifi7が利用可能になったのは、2023年12月22日からです。

この日、日本の総務省が電波法施行規則の改正を行い、最新のwifi 規格である「wifi7」の合法的な使用を可能にしました。

2022年9月の改正により、既に6GHz帯でのwifi 通信が許可されていましたが、これはwifi 6eの160MHz帯域幅に限られていました。

2023年の12月22日の施行規則改正により、wifi7での通信は最大320MHzの帯域幅を使用できるようになりました。

wifi7とは⑥いつ頃から広まっていくの?

wifi7の前の規格は、wifi6eです。

そもそもwifi6eは、wifi6のマイナーチェンジ規格。そのため、現状ほとんど広まっていません。

そして、このwifi6eは、広まらないまま終わることが予想されます。つまり、wifi6eを飛ばして、wifi7が広まることが予想されているのです。

wifi7は、2025年以降に広まると言われています。

wifi7は、性能が非常に良いため、後述する接続デバイス(ルーター)も高価です。

安価な家庭向け用のルーターも、いつ発売されるかはわかりません。

wifi7のルーターって発売されてるの?

今後、世界中での広まりが期待されているwifi7。

日本では、2023年12月22日から使用できるようになりました。

ただ、現在はプレ運用という段階で、正式に規格が決定するのは、2024年5~6月だと言われています。

そんなwifi7ですが、接続するには、wifi7対応ルーターが必要です。

ここでは、wifi7対応ルーターについて見ていきましょう。

wifi7のルーター①シェア世界一メーカーがいち早く発売

無線LAN製品の開発、製造、販売で世界No.1シェアを誇るTPlink社。

そのTPlinkの日本支社は、2023年3月9日、“日本初”となるwifi7に対応したルーター「Archer BE900」と、「Deco BE85」を発表しました。

そして、2023年9月に発売しています。

wifi7のルーター②国内メーカー3社も参入を表明

このTPlink社の動きに、国内メーカーも負けじとwifi7に対応するルーターへの参入を表明しました。

この3社とは、IODATA、エレコム、バッファローです。

IODATAが「2024年春発売」、エレコムが「2024年春発売」、バッファローが「2024年2月発売」としています。

下記で紹介するように、バッファローはすでにwifi7対応ルーターを発売しています。

IODATAとエレコムの動きに注目です。

wifi7のルーター③2024年3月現在・wifi7対応ルーター

2024年3月現在、発売されているwifi7に対応したルーターの紹介です。

バッファロー

Wi-Fiルーター 11529+5764+688Mbps AirStation(Wi-Fi 7対応・フラッグシップモデル) グラファイトブラック WXR18000BE10P [Wi-Fi 7(be) /IPv6対応]

価格:64,980円(税込)。国内初の「Wi-Fi CERTIFIED 7 (TM)」認証を受けたモデル。MLOや320MHzの帯域幅、4K-QAMに対応し、外付け「トリプルバンドダイポールアンテナ」を使用。

 

出典 ソフマップ・ドットコム

TPlink

WiFi7 無線LANルーター Archer BE550 5760+2880+574Mbps [Wi-Fi 7(be) /IPv6対応]

価格:32,780円(税込)、コストパフォーマンスに優れたハイスペックモデルで、新デザインを採用し、パワフルなwifi7性能と高速有線接続を提供。

 

BE22000 トライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター1個パック DECOBE851P

価格:75,660円(税込)。wifi7の改善されたスループット、遅延の削減、電波干渉の耐性、そして増加した容量を活用。合計22Gbpsの超高速トライバンドwifiを提供し、6GHzバンドの利用により、より広帯域で混雑の少ないチャンネルを使える。

 

BE22000 トライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター 2個パック DECOBE852P

価格:111,356円(税込)。2つの10Gbps WAN/LANポート(RJ45ポートとRJ45/SFP+コンボポート)を搭載し、柔軟な接続オプションを提供。

 

BE19000 トライバンドWi-Fi 7ルーター [Wi-Fi 7(be) /IPv6対応]

価格:51,310円(税込)、5,131ポイント付与で、4K/8Kストリーミング、快適なAR/VRゲーム、高速ダウンロードをスムーズに楽しめます。豊富なインターフェースが搭載されており、シームレスなストリーミングや快適なオンラインゲームが可能です。

 

出典 ソフマップ・ドットコム

このように、一番安いもので32,780円という価格です。

現状、wifi7に対応したルーターはこの5機種しかありません(2024年3月現在)。

今後、IODATA社とエレコム社が発売する予定ですが、価格がいくらになるのか注目ですね。

wifi7のルーター④安くなるまで待つべき?

wifi7ルーターの購入は、主に2つのケースで推奨されています。

1つ目は、家中に最速のwifi環境を作りたい方で、2つ目は、wifi7に対応している最新のデバイスを持っている方です。

ただ、上述した通り、wifi7に対応したルーターは、まだ高価です。

しかし、wifi7に対応したルーターがほしいのならば、価格が下がるのを待つ必要はないでしょう。

wifi 7の大きなメリットは、高速で安定した接続。これはハイエンドモデルでないと十分に実感を得ることができません。

安価なモデルで満足できる性能を期待するのは難しく、結果的には高性能なモデルを選ぶことになります。

なので、予算が許せば、早めにwifi7ルーターを手に入れてしまう方がよいでしょう。

ただ、これはwifi7の超高速で大容量の通信環境が必要な方の話。

通常利用ならば、wifi6でも十分に使い勝手は良いです。

まとめ

wifi7とは何か、wifi7のルーターは発売されるのか解説しました。

今後、次世代wifiであるwifi7が発展するのは間違いないでしょう。

そのwifi7の高速通信、大容量通信の恩恵を享受するためには、ある程度の性能を持ったwifi7に対応したルーターが不可欠です。

ただ、高性能ルーターはどうしても価格が張ることとなります。

「wifi7はいるのか?」などと、じっくり考えてから、ルーターの購入をしていただければと思います。