通話終了を忘れてしまうこと(電話の切り忘れ)も、高額請求の原因として考えられます。
通話の切り忘れ、眠いとき通話していて切らずに眠ってしまうパターンや、老人や子どもなど機械に疎いことが原因で通話終了できないパターンなど、意外とよくあるパターンのようです。
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④ネットワーク障害・システム障害による誤請求
稀な例ではありますが、システム障害等により誤った金額が請求される場合があります。
NTTドコモや契約しているMVNOなどの公式サイトに誤請求がされている旨が記載され、メール等により通知されます。
間違いであれば請求額は修正されますので、必要以上に不安がる必要はありません。どうしても心配な場合は、NTTドコモ・契約しているMVNOに問い合わせましょう。
⑤知らない内に国際電話に繋がっていた
知らずに国際電話に繋がっていた可能性も考えられます。
成人向けサイト・法的にグレーゾーンなサイトなどでよくあるケースです。サイト内のボタンをクリックすると、利用者の意図と関係なく国際電話に接続されてしまう悪質なものもあります。サイト内のボタンはむやみにクリックしないよう、注意が必要です。
高額請求がきた人の実際の事例
前項でご紹介した要因で、実際に高額な請求をされた事例も見られます。高額請求がきてしまった事例をご紹介します。
【実際の事例】①予想以上に電話をしてしまった
NTTドコモの「シンプルプラン」は、電話をかけた分だけ通話料が高くなる従量制プランです。
この「シンプルプラン」で契約していた方の事例となります。「日ごろ電話をかけることが滅多にない」という理由でシンプルプランを契約した模様。しかし、その月は緊急で電話をかけなければならない用事が重なり、結果的に月で6時間半もの時間通話をしてしまったようです。
実際に請求された通話料は、15,000円超え。結果、「カケホーダイプラン」にしておけば基本料金の2,700円で済んだところを1万円以上もオーバーしてしまいました。
【実際の事例】②知らぬ間にネットに繋がっていて請求が500万円に
次にご紹介するのは、「カケホーダイプラン」を契約していた方が500万円もの請求額となってしまった事例です。
①の事例とは異なり、こちらの方は基本的に通話にしかスマホを使っていなかったようです。にもかかわらず500万円もの請求をされたのは、意図せずスマホが自動的にインターネットに接続してしまい、8GBものデータ通信が発生してしまっていたことが原因でした。
この場合でもデータ通信を行っていたことに変わりは無いため、支払いの免除や減額等はありません。
【実際の事例】③身に覚えのない通話履歴
最後にご紹介するのは、身に覚えのない通話履歴等が残っており、思いもよらぬ請求が来るという事例です。
こちらの方は6,000円ほどの請求がされました。通話明細を確認したところ、確実に利用していないはずの国際電話の記録があったとのことです。
この場合、悪意のあるサイト内で誘導され、ボタンをクリックしてしまったことにより、勝手に国際通話に接続されていた可能性が高く考えられます。