現実のサッカーと連動して仮想通貨が稼げるNFTゲームSorare。Sorareは世界的にも人気のNFTゲームですが仮想通貨を稼げるが故に利益の計算をして税金を納めなければなりません。今回はSorareの利益計算方法と税金の収め方を解説します。
目次
NFTの損益計算の方法は？
まずNFTの損益計算の方法としては、以下の情報を記録しておく必要があります。
- 売買日時
- 購入したNFT
- 支払った通貨名
- 支払った通貨の数量
- 手数料
これらは一般的な会社でも行われている損益計算になります。
ただ、NFTの場合は損益計算用のデータがまだ完備されておらず、全ての取引を自分で管理しなければなりません。
ブロックチェーンエクスプローラーなどがツールとして配布されていますのでそれを利用して取引履歴を管理して、GTaxなどのツールを使って税金の損益計算を進めます。
実際のSorareでの税金・利益の計算方法を紹介！
では実際にSorareで利益が出た場合の計算方法と税金の計算方法について解説をします。
Sorareで仮想通貨を稼いでそのまま納税しないと「脱税」に該当するケースもありますので、必ずSorareをプレイした後は税金の損益計算をするようにしてください。
ETHを取引した日付や価格の確認方法
まず、ETHを取引した日付や価格の確認方法としては、
- MetaMaskへログインをする
- 「View Account on Etherscan」をクリック
- Sorareのトークンをクリック
でOKです。
ここでは、
- Txn Hash：トランザクションハッシュ
- method：表示されている関数
- age：いつ受け取ったか
- from：だれから送られたか
- to：だれに送られたか
- quantity：受け取った量
などを確認することができます。
ETHを受け取った時の利益の計算方法は？
ETHを受け取った際は、
- 損益 = 受け取った時の金額 × quantity
の式で税金の損益計算を行います。
ここで利益が出ていれば税金を納める気味が出てきますし、損失が出ていれば税金を納める必要はありません。
ETHを売った時の利益の計算方法は？
ETHを売った際は、
- 損益 = （ 売った時の価格 – 買った時の価格 ） × quantity
の式で税金の損益計算を行います。
仮想通貨を売却した場合は「雑所得」に該当し、しっかりと課税対象となりますので計算をしておいてください。
他の人にETHを贈った時の税金は？
ちなみに第三者にETHを贈った時も税金がかかります。
ただ、税金がかかるのは相手側であり「贈与税」という分離になりますので、年間110万円までの控除が適用されるようになっています。
つまり、ETHを年間110万円以上贈らなければ税金がかかることはありません。