iphoneのバッテリー交換を自分でする際に必要なものや、ディスプレイや電源などはどうすればいいのか、またSIMピンや充電コネクタ、ホームボタンは大丈夫なのかが知りたいと考えている人はぜひ参考にして実践してみてください。
目次
- 1 iphoneのバッテリー交換を自分でするのはおすすめできない
- 2 iphoneのバッテリー交換を自分でする際の手順解説
- 2.1 バッテリー交換を自分でするときに用意するアイテム
- 2.2 iphoneのバッテリーを自分で交換する前にまずは電源を切っておく
- 2.3 iphoneからSIMカードを取り外す
- 2.4 充電やイヤホン用のコネクタ付近のネジをドライバーで外す
- 2.5 ディスプレイを持ち上げる際は吸盤を使って持ち上げる
- 2.6 ディスプレイを取り外して分かりやすい場所に置いておく
- 2.7 バッテリーのコネクタの部分を慎重に取り外す
- 2.8 バッテリーを取り外して分かりやすい場所に置いておくことを忘れずに
- 2.9 新しいテープと新品のバッテリーを新調に取り付ける
- 2.10 バッテリーとディスプレイの2つと本体を取り付ける
- 2.11 本体を取り付けたら電源をつけて正常に起動するか確かめる
- 3 iphoneのバッテリー交換を行うタイミングはどのようなとき?
- 4 iphoneのバッテリー交換をするときの費用はどれくらいか解説
- 5 iphoneのバッテリーを長持ちさせる方法
- 6 まとめ
iphoneのバッテリー交換を自分でするのはおすすめできない
iphoneのバッテリー交換を自分でするのはおすすめできません。なぜバッテリー交換を自分でやるのは推奨されないかの理由を解説していきますので、iphoneのバッテリー交換を自分でやりたい、しかしディスプレイやホームボタン、充電コネクタや電源などを台無しにしたくないと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
おすすめしない理由①iphoneの液晶画面が壊れる可能性があるから
iphoneのバッテリー交換を自分でしてしまうと、液晶画面、すなわちディスプレイが壊れてしまう可能性が高いのでおすすめできません。
どうしてもホームボタンや電源の劣化が気になってバッテリー交換を自分でしたいという人は、自分でiphoneの分解などをせずに、iphoneを正規店に預けてみてください。そうするとディスプレイや電源ボタン、充電コネクタなどを壊さずにバッテリー交換をしてくれるのです。
おすすめしない理由②バッテリーの発火を引き起こしてしまう危険がある
自分でiphoneのバッテリー交換をしてしまうと、バッテリーの発火を引き起こしてしまう危険性があります。バッテリーの発火が起きてしまうと、ディスプレイや電源ボタンなどが壊れてしまう可能性がありますので、おすすめできないのです。
おすすめしない理由③iphoneのホームボタンが反応しなくなる危険性
自分で、正規店に任せずにバッテリー交換を行ってしまった場合、iphoneのホームボタンが反応しなくなる危険性があります。iphoneのホームボタンが反応しなくなると、電源ボタンでいちいち画面を消したりすることになってしまいますので注意をしてみてください。
おすすめしない理由④自分でバッテリー交換をすると正規店で対応できない
自分でiphoneのバッテリー交換をすると、正規店で対応できない可能性があります。ディスプレイや電源ボタンが、自分でバッテリー交換をしたことで壊れてしまったとなれば、それはiphoneの正規店の責任ではなくもちろん自分の責任となってしまいます。
そういう点でも、iphoneのバッテリー交換を正規店でせずに自分でやってしまうのはおすすめできないのです。
おすすめしない理由⑤自分でバッテリー交換をすると違法の可能性がある
iphoneのバッテリー交換を自力でするのをおすすめしないのには、最大の理由があります。それが、自分でバッテリー交換をすると違法の可能性があるということです。
バッテリー交換に対しての技術や知識がないまま交換をしてしまうと、技術がないままの端末で電波を発してしまうことになります。これは電波法という法律に違反しているのです。電波法違反と見做された場合、1年以下の懲役刑、及び100万円以下の罰金刑です。
おすすめしない理由⑥バッテリー交換をすると保証の対象外になってしまう
技術がないままバッテリー交換を自分ですると、言わずもがな保証の対象外になってしまいます。
自分で交換をして、例えばディスプレイが壊れてしまいiphoneが操作できなくなったとしても、それは自分の責任になってしまい、今後そのiphoneに何が起きても保証がされなくなってしまいますので注意をしてください。
iphoneのバッテリー交換を自分でする際の手順解説
iphoneのバッテリー交換は、自分でするのはおすすめできませんが、しかし正規店に行くのも時間がなくて面倒だし、自分で交換をやりたいと考えた際の手順を解説していきます。しかし自力でのバッテリー交換はiphoneを壊してしまう可能性が大いにあると留意した上で行なってください。
バッテリー交換を自分でするときに用意するアイテム
バッテリー交換を自分でするときに用意するアイテムを紹介していきます。必要なのはドライバー、ヘラ、吸盤、SIMピンです。それぞれどのような役割を果たしてくれるアイテムなのかを解説して行きますので、チェックをしてから必ず用意をしてください。
用意するもの①ドライバー
まず必要なのがドライバーです。ドライバーはiphoneのバッテリーを取り外すときに必要な工具ですので、必ず用意してください。念のためマイナスドライバーとプラスドライバーを用意するのを忘れずに。
用意するもの②ヘラ
ヘラはバッテリーを取り出す際に必要になります。薄いヘラがなければプラスチックなどの薄い板で大丈夫です。必ずヘラ状のものを用意してバッテリー交換をしてみてください。ヘラがないと行うことができないので注意しましょう。
用意するもの③吸盤
吸盤はバッテリーを吸い付かせて取り出すときに役に立ちます。指などで強制的にバッテリーを取り出そうとするとバッテリーや内部の部品などが壊れてしまう可能性がありますので、吸盤を用意してください。
用意するもの④SIMピン
絶対に必要なアイテムがSIMピンです。SIMピンはiphoneを購入した際についてくる、銀色のピンです。SIMピンはiphoneの箱についてきていたが、箱ごとSIMピンを捨ててしまったという人も、安心してください。SIMピンの代用品もあります。しかしなるべくSIMピンの方がおすすめです。
iphoneのバッテリーを自分で交換する前にまずは電源を切っておく
iphoneのバッテリーを自分で交換する前にまずは電源を切っておくことを忘れずに行ってください。電源を切らないで交換を行うと、データなどが消えてしまう可能性が高いのです。もう1つ考えられる危険も解説していきます。
電源をオフにしないと発火などの危険性がある
電源をオフにしておかないと、発火などの危険性があります。バッテリーが発火してしまうととても危険です。火傷や火事などを引き起こしてしまう可能性があります。必ず電源をオフにしてからバッテリー交換をしてみましょう。
iphoneからSIMカードを取り外す
電源ボタンをオフにしてから、iphoneからSIMカードを取り外してください。SIMカードを取り出す方法を解説していきますので、参考にしてカードを取り出してみましょう。
無理に取り外そうとすると、SIMカードに入っているデータが全て消えてしまい、バッテリー交換ができたとしてもiphoneの中身が空っぽになってしまう可能性があるのです。
iphoneの右側面にある電源ボタンの下の側面にSIMピンを差し込む
iphoneの右側面にある電源ボタンの下の側面にSIMピンを差し込んでください。右側面の下に、小さい穴が空いている部分があります。そこにピンを差し込むことでSIMカードを取り出すことができるのです。
ではSIMピンがないという場合はどうすればいいのかも解説していきますので、誤ってSIMピンを捨ててしまってSIMカードが取り出せないと考えている人も安心してください。
SIMピンがない場合はクリップや爪楊枝などでも代用可能
iphoneを何回も購入していて勝手が分かるという人がおかしがちなミスですが、iphone の箱ごとSIMピンを捨ててしまったという場合があります。そのような場合は、引き延ばして棒状にしたクリップや爪楊枝などでも代用可能になります。
ただしクリップや爪楊枝などではうまくいかない場合がありますので、注意をしてみてください。なるべくSIMピンは捨てずに、SIMピンでSIMカードを取り出してみましょう。
充電やイヤホン用のコネクタ付近のネジをドライバーで外す
SIMカードをSIMピンなどで取り出して、分かりやすい場所に無くさないように置いてから、充電やイヤホン用のコネクタ付近のネジをドライバーで外してください。ネジをドライバーで外した後はそのネジをわかりやすい場所に置いておいてください。
ネジを無くしてしまうと、バッテリーを取り付けてiphoneを正常な形に戻す際に上手くいかなくなってしまいますので注意してネジを保管しておきましょう。
ディスプレイを持ち上げる際は吸盤を使って持ち上げる
ディスプレイを持ち上げる際は吸盤を使って持ち上げてください。吸盤を使って持ち上げないとディスプレイが壊れてしまう可能性がありますので、ディスプレイを壊してしまわないように慎重に吸盤を使って取り外してください。
ディスプレイを取り外して分かりやすい場所に置いておく
ディスプレイを取り外して分かりやすい場所に置いておきましょう。ディスプレイを無くしてしまうとiPhoneの本体を元に戻した時にディスプレイがなく操作ができなくなってしまいますので、ディスプレイをなくさないように厳重に管理をしてみてください。
バッテリーのコネクタの部分を慎重に取り外す
バッテリーのコネクタの部分を慎重に取り外してください。コネクタを雑に扱ってしまうと、元に戻した時にうまくはまらない可能性があります。しかも自力で本体を分解してしまったとなれば、保証も対象外になってしまいます。
どうにもできなくなってしまいますので、コネクタの部分は必ず慎重に取り外すことを忘れないようにしてください。
バッテリーを取り外して分かりやすい場所に置いておくことを忘れずに
バッテリーを取り外して分かりやすい場所に置いておくことを忘れないようにしてください。バッテリーを無くしてしまうとバッテリーが本体から消えてしまい、そして全てが台無しになってしまう可能性があるのです。バッテリーは無くさないように保管しておいて、必ず元の状態に取り付けてください。
新しいテープと新品のバッテリーを新調に取り付ける
新しいテープと新品のバッテリーを慎重に取り付けてください。新しいテープとバッテリーを取り付けるときに雑に取り付けてしまうと、いざというとき本体を戻す際に上手くいかない可能性がありますので、必ず慎重に取り付けてください。
テープやバッテリーを元の状態に戻さないと上手くいかないので、テープやバッテリーの状態を写真に撮影しておいて、その状態を見ながら修復を行なってください。
バッテリーとディスプレイの2つと本体を取り付ける
バッテリーとディスプレイの2つと本体を取り付けてください。この2つを取り付けて完成となります。バッテリーとディスプレイの位置をきちんと水に雑に取り付けてしまうと、せっかく新しいバッテリーを取り付けたのにiPhoneが壊れてしまう可能性があります。
保証もされていないので、バッテリーとディスプレイの取り付けを誤ってしまった場合全てが水の泡になってしまい、新しいスマートフォンを購入するしかありません。
本体を取り付けたら電源をつけて正常に起動するか確かめる
本体を取り付けたら電源をつけて正常に起動するか確かめてみてください。ここで正常に電源がついて操作ができるのであれば成功となります。もし電源がつかずにディスプレイで操作ができない場合はもう1度やり直してみてください。
それでもできないという場合は、正規店で新しいiPhoneを購入するしかありません。自分でバッテリー交換をしてしまうと保証の対象外になっているので、修復なども不可能となってしまうのです。
iphoneのバッテリー交換を行うタイミングはどのようなとき?
iphoneのバッテリー交換を行うタイミングはどのようなときなのかを解説していくため、どんなタイミングでバッテリーを正規店にしろ自力にしろ交換を行えばいいのかをぜひチェックしてみてください。そしてiPhoneに不自然な挙動が起きてしまう前にバッテリー交換を行ってみてください。
iPhoneが不自然な挙動をする前に交換しないと、iPhone内に保存してあるデータが全て消えてしまう可能性があるのです。
フル充電をしてもすぐに電池残量が減っていく
フル充電をしてもすぐに電池残量が減っていくようになったらバッテリーを交換してください。電池残量がすぐに減ってしまうということは、起動する旅にバッテリーを大量消費している可能性があります。
バッテリーの劣化が考えられますので、このような状態になった場合は正規店などに連絡をしてバッテリー交換をしてもらってください。そうすることで正常にまたiPhoneが使えるようになりますので、チェックしてみてください。
iphoneのディスプレイが浮いてきてしまう
iphoneのディスプレイが浮いてきてしまうという状態は明らかに不審な状態です。このような状態になっている場合はすぐにバッテリーを交換してみてください。
そうしないとディスプレイの操作ができなくなってしまったり、バッテリーが発火してしまう可能性もありますので、iPhoneの状態をきちんと把握しておいてください。
充電中に本体が熱くなってくる
充電中に本体が熱くなってくる場合もバッテリーを交換しなければならないタイミングです。バッテリーが劣化している可能性がありますので、このような状態になる前にチェックしてみてください。
充電ケーブルに繋げているのになかなか電池がフル充電にならない
充電ケーブルに繋げているのになかなか電池がフル充電にならない場合もバッテリー交換のタイミングとなります。そうしないと充電が切れてしまい、そしてiPhoneが使えなくなってしまいますので必ず充電中のiPhoneの状態を細かくチェックしてみましょう。
バッテリーの劣化によって発火をしてしまう可能性も
バッテリーの劣化によって発火をしてしまう可能性もあります。そうならないようにバッテリーの交換は常に頭に入れておきましょう。またそういう時のためにどこのお店に行くか決めておきましょう。
iphoneのバッテリー交換をするときの費用はどれくらいか解説
iphoneのバッテリー交換をするときの費用はどれくらいか解説していきますので、それぞれの場合の費用はどうなっているのかをぜひチェックしてみてください。そして参考にしてみましょう。
正規店でAppleCareに入っている人が交換するときにかかる費用
正規店でAppleCareに入っている人が交換するときにかかる費用は、全モデル共通で無料で交換することができます。iPhoneの最大容量が20パーセント以上低下していた場合は無料で交換できるのです。
正規店でAppleCareに入っていない人が交換するときにかかる費用
正規店でAppleCareに入っていない人が交換するときにかかる費用はどうしてもかかってしまいますので、注意してください。無料にしたいという時はAppleCareに加入しましょう。
正規店でない店でバッテリー交換をしてもらう場合にかかる費用
正規店でない店でバッテリー交換をしてもらう場合にかかる費用は莫大な費用がかかってしまいますので、注意してください。正規店だとかからない費用がかかってしまいますので注意してください。
iphoneのバッテリーを長持ちさせる方法
iphoneのバッテリーを長持ちさせる方法をいくつか紹介していきますので、できるだけ長持ちさせたいと考えている人は是非方法を実践してみてください。そうすることで節約ができるのです。
熱い場所に置いておくのはバッテリーを劣化させる原因なので控える
熱い場所に置いておくのはバッテリーを劣化させる原因なので控えてください。熱い場所に置いておくと本体が熱くなってしまいます。これは、バッテリーの劣化が進んでいることを意味しています。
冷たい場所もバッテリーの劣化を早める原因なので放置はNG
冷たい場所もバッテリーの劣化を早める原因なので放置はNGです。冬の屋外でiPhoneをいじっているといつもよりバッテリーの減りが早いと感じたことはありませんか?それが劣化なのです。
iphoneを充電しながら使わないように心がける
iphoneを充電しながら使わないように心がけてください。充電コネクタに繋げたままいじってしまうとバッテリーに負担をかけてしまうことになりますので、充電したまま触らないでください。
定期的な再起動を行うことでバッテリーを長持ちさせることが可能
定期的な再起動を行うことでバッテリーを長持ちさせることが可能です。再起動をすると機能がリセットされてバッテリーの長持ちにつながるので、ぜひ定期的に再起動をすることを実践しましょう。
iphoneにカバーを取り付けている場合は定期的にカバーを外して熱さを逃がす
iphoneにカバーを取り付けている場合は定期的にカバーを外して熱さを逃がしてください。熱さはバッテリーの劣化につながってしまいますので、カバーをつけている人は定期的に外しましょう。
まとめ
iPhoneのバッテリーを自分で交換するデメリットなどを紹介しました。バッテリー交換はできるだけ正規店で行ってください。そうすることで安全に交換をすることができるのでおすすめです。