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ダークウェブの入り方と検索方法は?サイトで買えるものは犯罪性アリ

それでは次に、ダークウェブ上で手に入る(買える)モノを見てみましょう。

下記に示す買えるの一覧は、自分の意志ひとつで買えるようになります。もちろんそれらのほとんどは、取引そのものが犯罪となります。

①薬物

違法薬物については、ダークウェブ上で買える、多く取引されものの筆頭と言っていいかもしれません。

「向精神薬」など処方なしでは違法な薬物も含め、実に多くの薬物の取扱いがあります。隠語で大麻は「野菜」、覚醒剤は「アイス」というようにしてかなりの物量が売買されていると言われています。

その他強力な精力増強剤の「バイアグラ」なども人気で、中には「癌の特効薬」、「不老不死の薬」など怪しげなモノが取扱われています。規定量以上の睡眠薬などのまとめ買いなども横行しているようです。

②不気味なマスク

違法なモノばかり取引される印象のダークウェブですが、意外なことに「合法」なマスクも買えるモノに入ります。取扱いのマスクはハロウィンなどで使われる、不気味で悪趣味な商品が多いようです。

マスクに関して言うなら、ダークウェブへの入り方を知ってまでせずとも、通常のウェブサイトで入手できますからダークウェブで購入する必要はなさそうですが。

③ビットコイン

ビットコインをはじめとする「仮想通貨」は匿名性が高く個人が特定しにくいことから、ダークウェブと親和性が非常に良いので、ダークウェブ上の取引ではビットコインは重宝されています。

ダークウェブ上での通貨としては、基盤がビットコインであると言っても過言ではありません。ビットコイン売買も、ダークウェブで行われます。

④銃などの武器

銃を筆頭とする「武器」も、ダークウェブでよく取引が行われているようです。しかし取締まりは厳格なため、販売サイトは次々と摘発に追い込まれ閉鎖するため、イタチごっこ状態となっています。

仮に武器の売買がダークウェブ上で成立しても、その武器を日本国内へと持ち込むことのハードルは高すぎて不可能に近いとも言えます。事実上、買えることができても国内へと入手することは困難です。

⑤殺し屋に殺される

ダークウェブ上では、「殺し屋(ヒットマン)」を雇用する助けをするサイトも存在しているようです。

ダークウェブ特性である匿名性の高さで、闇の世界の取引は密やかに行われて、誰かに殺される可能性さえも売買できると言われています。

しかしこれらの斡旋については、その実詐欺サイトも非常に多いため、一般人で実際の「殺し屋」の取引に行きつくことは、ほぼ不可能と言われています。

仮に取引しているサイトにまで辿り着けたとしても、契約締結にまで至ることは至難の業と言えるでしょう。

⑥個人情報

個人情報の売買に関しては、ダークウェブ上で頻繁に行われます。個人情報や、クレジットカード番号の情報などについては、1件=1万円程度で買えるとも噂されています。

そしてこれらから仕入れた情報を元に、転売行為や違法ビジネスに手を染める人が出てきます。類似の商品としては、偽の博士合や学位、また偽造パスポートなどが横行しています。

一説によれば、8,000ドルかそれ以上の支払いで、自分の身元を丸ごと「別人」へと変更してくれるサイトが存在しているとも言われています。

⑦SNSのアカウント

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