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【PayPay】知らない人から送金してもらう5つの方法を紹介

PayPayは、スマホでのキャッシュレス決済が可能なアプリとして人気です。また、PayPayでは、送金機能も備わっており、知らない人からでも送金してもらうことができます。本記事では、PayPayでの送金方法や送金機能を利用する際の留意点などを説明します。

目次

PayPayの3つの特徴

スマホでQRコードやバーコードを利用して支払いを行うキャッシュレス決済が注目を集めており、さまざまなサービスが提供されています。PayPayは日本ではその代表格。以下では、PayPayの特徴を3点紹介します。

特徴①手数料がかからない

銀行振り込みなどでは振込手数料がかかりますが、PayPayでの送金では手数料は一切かかりません。そのため、友だちと割り勘する場合などは、余計な費用を気にせず支払金額のみを均等割りできて便利です。また、知らない人からの送金時も手数料が気になりません。

特徴②「わりかん機能」があるので複数人でも使いやすい

友達との飲み会で費用を割り勘にする場合は、これまでは、幹事役の人が出席者からそれぞれの金額を徴収するなどの手間が必要でした。また、つり銭のやり取りなど結構面倒な手続きでした。

PayPayでは、割り勘機能という機能が備わっており、お店への支払いを各人のPayPayから自分の金額分を支払うことができるのです。

特徴③個人間で送金をしあえる

PayPayでは、QRコードを使って支払いを行うだけでなく、PayPayを使っているユーザー間で送金が可能です。ATMなどを利用せず、スマホから直接友人などに送金できてしまうのです。

【PayPay】知らない人から送金してもらう5つの方法

実際に対面であったことのない人や自分の素性を知られたくない人など、知らない人から送金してもらうには、PayPayを使うのが便利です。PayPayであれば、銀行口座番号や電話番号などの個人情報を教えずに送金してもらうことが可能だからです。

フリマなどで商品を売買する場合など、できるだけ個人情報を開示しないで取引を完了させたいものですが、こうした場合にPayPayは便利です。

SNSを介した個人間取引にはPayPayはおすすめ

LINEやTwitterなどのSNSでつながっている人や友人とのお金のやり取りにはPayPayを使うのが便利です。SNSであれば知らない人から送金してもらうことも可能です。PayPayではさまざまな方法で送金が可能です。以下では、送金方法を説明します。

方法①QRコードを直接読み取る

知らない人から送金してもらう方法の1番目はQRコードを使う方法です。

送金してもらう人が自分に近くにいる場合が、自分のPayPayのQRコードを読み取ってもらうことですぐにその場で送金してもらえます。手順は以下のとおりです。

自分のスマホPayPayホーム画面でアカウントを選択→マイコードを選択→コードが表示される→送金者に読み取ってもらう→受取り依頼通知に従って受取り操作を完了する

方法②PayPay IDを使う

知らない人から送金してもらう方法の2番目はPayPay IDを使う方法です。

送金してもらう人にSNSなどで自分のアカウントであるPayPay IDを教えることで、PayPay ID宛に送金してもらうことができます。手順は以下のとおりです。

PayPay IDを送金してもらう人に通知する→PayPay ID宛に送金してもらう→受取り依頼通知に従って受取り操作を完了する

方法③携帯電話番号を使う

知らない人から送金してもらう方法の3番目は携帯電話の番号を使う方法です。

PayPayaカウント作成時には、携帯電話番号を登録します。したがって、携帯電話番号はアカウント同じ役割を持ちます、そこで、送金してもらう人にSNSなどで携帯電話番号を教えることで、携帯電話番号宛に送金してもらうことができます。手順は以下のとおりです。

携帯電話番号を送金してもらう人に通知する→携帯電話番号宛に送金してもらう→受取り依頼通知に従って受取り操作を完了する

方法④送金リクエストを使う

知らない人から送金してもらう方法の4番目は送金リクエスを使う方法です。

PayPayでは、送金してもらう人に送金リクエストにより請求し、それに対して送金してもらうことができます。手順は以下のとおりです。

ホーム画面で送る(・受け取る)を選択→送ってもらう人の携帯番号orPayPayIDを検索→検索結果で表示名確認→受け取るを選択→金額を入力→次へを選択→請求を選択→送金リクエストが送信される→送金してもらう人が支払い

方法⑤受け取りリンクのURLを使う

知らない人から送金してもらう方法の5番目は受け取りリンクのURLを使う方法です。

送金してもらう金額を受け取るためのリンク(URL)を作成し、それをLINEなどのSNSで相手に送って請求するという方法です。手順は以下のとおりです。

ホーム画面で送るを選択→SNSで送るを選択→送金額を入力→パスコードを設定→リンクを作成を選択→リンク(URL)をSNSで送信

【PayPay】知らない人との送金で起こりうる身バレリスク

基本的には、PayPayでは個人情報を開示せずに送金を行うことが可能な仕組みを採用しています。しかし、どのような場合でも絶対に身バレしないということではありません。はやり、注意して送金を行わないと身バレするリスクがあるのです。

以下では、PayPayで送金してもらう時などに身バレするリスクについて説明します。

匿名のやり取りができれば身バレのリスクはない

PayPayで送金時に送金相手に知らされるのは、送金した人の表示名のみです。そして、表示名は本名などを使う必要がないため、個人情報をさらす可能性は低いと言えます。

また、知らない人に送金を依頼する場合も、携帯番号などの個人情報を使わない方法が提供されており、依頼者の個人情報が知られる可能性は低く、身バレのリスクは低いと言えます。

QRコードの場合は身バレリスクはかなり低い

QRコードを使った送金の場合は、コードはPayPay内でのみ有効であり、かつ、QRコードから個人情報が特定できない仕組みとなっています。

このため、顔を合わせてQRコードを送るとき以外は、身バレのリスクは低いと言えます。

PayPay IDでも身バレリスクは低い

PayPayにアカウントを登録すると、PayPayIDが発行されます。PayPayID自体は自分で設定するIDであり個人情報ではありません。また、PayPayIDで検索してもわかるのは表示名のみであり、身バレの可能性は低いと言えます。

電話番号を使うと個人情報が漏れるリスクあり

携帯番号を利用した場合、自分のスマホの電話番号を教えることになり、これは個人情報開示となります。この携帯番号によって個人が特定されるリスクは、その方法よりは高いと言えます。できるだけ、携帯番号は教えない方が良いでしょう。

【PayPay】詐欺に利用されるリスクは?

PayPayでの送金は匿名性が高く手軽ですし、誘引への送金や割り勘での支払いなどに便利です。しかし、知らない人への送金や知らない人からの送金に際しては、詐欺などの悪用に留意が必要です。

個人間での商品取引で詐欺リスクがある

フリマなどで知らない人からの送金にPayPayを使うなど、商品取引をECサイトを経由せずに直接個人で行う場合は、代金の未払いや商品を受け取れないなどの詐欺的行為に注意が必要です。

SNSを介した個人間での取引で支払い後発送には注意が必要

個人間でのSNSを経由した取引では、代金先払いであれば商品を受け取れないリスク、代金後払いの場合は代金を受け取れないリスクに注意が必要です。

したがって、知らない人から送金してもらうなど個人間取引をSNSなどを使って行うことはできるだけ避けた方が安全です。

覚えのない送金リクエストは応えない

手当たり次第に電話番号宛に送金リクエストを送信するといった詐欺もあり得ます。このため、知らない人からの身に覚えのない送金リクエストは無視するのが無難です。

【PayPay】身バレを防ぐための対処法

PayPayでは知らない人から送金してもらうことにも対応しているので、フリマなどでの買い物などには便利です。しかし、不用意に送金したり、送金してもらうことで身バレすることになりかねません。

以下では、知らない人からそうきんしてもらう操作によって身バレを防ぐための方法を説明します。

対処法①そもそも知らない人からは送金してもらわない

身バレしたくないのであれば、PayPayで知らない人から送金してもらうことを避けるのが賢明です。ECサイトなどでの取引では、取引相手との間にECサイトなど安全性を担保する仕組みがあるのですが、PayPayで直接送金を行うことはこうした安全弁がないのです。

対処法②漏れて欲しくない携帯番号を使わない

PayPayで知らない人から送金してもらう際に携帯番号を使うことはできるだけ避けた方が無難です。携帯番号は個人情報の一部であり、これをもとに個人が特定されるリスクが高まるからです。

対処法③ID名に個人を特定できるものを設定しない

送金にPayPayIDを利用する場合は、PayPayIDに本名などを使っていないかを事前に確認することが重要です。

PayPay IDは登録後変更できないので注意!

なお、PayPayはいったん登録してしまうと変更できません。このため、PayPayIDを登録する際は、本名など身バレのリスクがない文字列を選ぶことが重要です。

【PayPay】残高が残っているのに送金できない理由

PayPayでは一見すると残高があるにもかかわらず送金できない場合があります。ここでは、送金できない理由を説明します。

理由①PayPayポイントを送ろうとしている

PayPay残高には、以下の3種類の電子マネーやポイントの合計が表示されています。

  • PayPayマネー:出金可能な電子マネーの残高
  • PayPayマネーライト:出金不可の電子マネーの残高
  • PayPayポイント:PayPayの利用などで付加されるポイント

送金は出金と同じことです。そして、出金に利用できるのはPayPayマネーだけであり、PayPayポイントは出金不可です。このため一見残高があるように見えても、PayPayマネー残高が不足の場合は送金できないのです。

理由②デバイスの認証設定をおこなっていない

PayPayでは、スマホの盗難などの際の不正利用を防止することを目的に、顔認証やパスコードなどによるデバイスの認証設定を行っていないと送金できない仕組みが導入されています。

具体的には、画面ロックを設定する必要があるのです。そして、このロック解除をして初めて送金が可能になります。

理由③送金上限を超える額を送金しようとしている

PayPayでも送金などが可能な金額には上限が設定されています。

ユーザーに共通で、24時間以内には10万円まで、30日以内では50万円以内となっています。また、この上限額はユーザーが自分で設定を変更できるものではありません。

このため、残高があっても、上限を超える場合は送金が拒否されます。

理由④受け取りには期限が設定されている

PayPayでの送金の仕組みでは、送金側が送金操作を行っても送金手続きが完了するわけではありません。あくまで、相手側が受取り操作を行って初めて送金が完了するのです。

そして、送金してから受取りるまでの期間は48時間以内という制限があります。もし、送金後48時間以内に相手が受取らない場合が送金操作はキャンセルされてしまうのです。

なお、受取りを自動設定にするオプションもあり、自動受取り設定としていれば、送金した時点で送金処理は完了します。ただし、受取りリンクを使った送金は自動受取り設定は不可です。

理由⑤送金相手の表示名によっては送金できない

PayPayでは、PayPayの不正利用などよる被害防止の観点から、送金相手の表示名に特定の文字列を含んでいる場合は、送金を拒否する仕組みが組み込まれています。知らない人から送金依頼があった場合、詐欺に使用している表示名などを除外するのです。

「・・この宛先には送金できません・・」というエラーメッセージが表示されて送金できない場合がこのケースに該当します。このエラーが発生した場合は、相手に表示名を変更してもらってから再度送金することになります。

まとめ

QRコードを使ったキャッシュレス決済として人気のPayPayは、送金も行えるのが特徴です。知らない人から商品代金として送金してもらうこと可能です。これまで、PayPayで送金してもらう方法や送金に際しての注意事項などを説明してきました。本記事を参考に、PayPayを活用してみてください。