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【Brave】見るだけで暗号通貨?危険性が高いと言われる理由

Braveは広告をデフォルトでブロックできるブラウザです。

ChromeやEDGEなどのユーザーが多いブラウザと比べて「危険性が高いのでは?」と言われています。

この記事では、Braveの危険性が高いと言われる理由や安全だと言われる理由などを紹介します。

Braveは危険性が高い?6つの理由

注意点

BraveはChromeやEDGE、Safariにはない特徴を持つブラウザです。

ただ、危険性が高いのではないかと言われています。

まずは、Braveの危険性が高いと言われている6つの理由を紹介します。

過去に情報漏洩の脆弱性が指摘された

Braveでは2021年のJVNが調査によって情報漏洩の脆弱性を指摘された過去があります。

ウェブサービスにおいて情報漏洩は非常に重大な問題です。

情報漏洩の危険性を指摘され、Braveでは早急にセキュリティに対してアップデートを行っています。

現在はセキュリティに対しては対策をしていますが、気になる方は個人情報の登録には注意が必要です。

開発元に対する疑念

Braveは、ChromeやFirefox、Safari、EDGEなどのような世界的な大企業が行っているわけではありません。

  • Chrome:Google
  • Safari:Apple
  • EDGE:Microsoft
  • Firefox:Mozilla

他のブラウザは、誰もが一度は聞いたことがあるような企業が開発をしているので安心だと思われています。

Braveを開発したのは、アメリカの企業「Brave Software」でFirefoxの開発にも携わった「ブレンダン・アイク」も参加しています。

暗号通貨と結びついている

Braveは使うだけで暗号通貨のBATをもらえることで危険性があるのではと言われています。

実際にBraveを利用し、Braveが配信する広告を見ることでBATを獲得できます。

暗号通貨=危険性が高いというイメージ感があるかもしれませんが、暗号通貨が絡んでいるからといって必ずしも危険性があるとは限りません。

ちなみに、2024年3月は1BAT=50円前後で変動しています。

リンクの自動変換の事例

Braveでは過去にリンクの自動変換があったとい事例があります。

暗号通貨の取引所のリンクがアフィリエイトリンクに自動変換されていました。

その後アフィリエイトコードの導入を撤廃しているので、現在は解決しているため危険性はありません。

広告業界への影響

Braveではデフォルトでウェブサイトの広告をブロックする機能が備わっています。

ユーザーへの危険性よりも、広告業界への影響が懸念されています。

2019年にはインターネット広告に対する広告費が従来の広告の広告費を上回ったというデータが出ています。

ウェブに広告を出す企業からすると、広告をブロックされるのは死活問題なので、広告に関連する方が危険性がある発表している可能性も捨てきれません。

アメリカのメディアがBraveの違法性を指摘

Braveは、アメリカの新聞社から違法性を指摘されました。

新聞社も従来の広告で収益を上げるビジネスモデルを採用しているので、自分達にとって不利益になり得る広告ブロックのBraveの危険性を違法だと訴えた可能性もあります。

実際には違法性はありませんが、サービスによっては広告ブロックは利用規約違反にはなるので、利用する場合は理解しておきましょう。

Braveの安全性の基準になる8つの理由

ここまでは、Braveの危険性について紹介してきました。

現在Braveは全世界に5,000万人以上のユーザーがいると言われており、それだけのユーザーが安全だと理解して利用しています。

ここからは、Braveが安全だと言われる理由を8つ紹介します。

セキュリティ対策がしっかりとされている

Braveはセキュリティ対策を講じています。

Chromeを元に開発をしているため、セキュリティのベースもChrome並みに強固だと言われています。

また、広告をブロックできるので、危険な広告だけでなくCookieやフィッシングもブロックできます。

安全性の担保を第三者機関が行っている

Braveでは、安全性に関する評価を第三者機関に依頼し、高評価を受けています。

  • 個人情報・プライバシーに関する保護シールプログラム(TRUSTe)を取得
  • Cure53がセキュリティチェック
  • ダブリン大学トリニティ・カレッジ:最も安全なブラウザ発表

自社からの安全性の担保だけでなく、さまざまな機関から安全性に関する評価を受けているのも理由の1つです。

開発コードを公開している

Braveでは、開発コードをオープンにして誰でも確認できるようにしています。

開発コードをオープンにすることで公平性が保たれ、危険なコードが見つかればすぐに報告できます。

W3C(World Wide Web Consortium)の審査を通っている

Braveは、W3C(World Wide Web Consortium)という世界のウェブ技術標準を策定するための国際的組織の審査を通過しています。

KDDIやSONY、SoftBankなどの国内企業もW3Cに加入しています。

Brave自体がサービスに問題があると、W3Cには加入できないので、安全性の基準と捉えて問題なさそうです。

bitFlyerとの提携を行っている

Braveは、暗号通貨の取引所であるbitFlyerとの提携も行っています。

bitFlyerは2018年に世界で最もセキュリティの高い取引所と評価されており、セキュリティに対して問題のある企業とは取引をするとは考えにくいです。

こういった外部の企業との提携もBraveの安全性を担保する1つの基準として捉えられます。

アプリストアの審査を通過している

Braveは、AppleのApp Store、GoogleのGoogle Playともにアプリストアの審査を通過しています。

特にAppleはアプリをリリースするのに審査が厳しと有名です。

ユーザーに不利益になるようなアプリの場合、アプリストアからのリリースは困難なので、こちらも1つの安全性の基準として考えられます。

競合他社がブラウザの安全性を認めている

Braveは、競合ブラウザのFirefoxにもMozillaの公式サイトで安全性を認められています。

※参考サイト:Mozilla公式

表示される広告も厳正な審査を行っている

Braveでは、ウェブサイトや外部サービスの広告はブロックできますが、Braveからの広告を配信することでBAT(暗号通貨)を配布しています。

Braveから配信する広告に対しても厳正な審査を行っています。

怪しい広告を配信することで、Braveの信頼も下げてしまうので、Braveが配信する広告も安全性の1つの基準として捉えましょう。

YouTubeが見れない?Braveはどうなる?

一部のユーザーに対してYouTubeが見れなくなるような制限をしています。

そこで、BraveでのYouTube視聴制限についても触れておきましょう。

※YouTubeの広告ブロックに関してはこちらの記事で紹介しています。

広告ブロッカーへのYouTube視聴制限が開始

YouTubeは、広告ブロッカーを利用しているユーザーに対して動画の視聴制限を開始しました。

1日に見られる動画視聴の回数制限を設けられ、広告ブロックをしているユーザーは3動画までの視聴に制限される注意書きが表示されるようになりました。

Braveでも同様に視聴制限される

BraveでもYouTubeの広告をブロックできるため、2023年の8月頃に動画の視聴制限が設けられました。

YouTube Premiumへの加入を促さていました。

現在はアップデートで視聴可能に

現在は、Brave側のアップデートでYouTubeの視聴制限を受けることなく視聴できるようになっています。

今後もYouTubeの制限が厳しくなっていくことが予想できるので、不定期で見れない期間が生まれる可能性もあります。

ただ、完全に禁止されることがなければBraveのアップデートで対策はできそうです。

Brave以外でも可能!YouTube広告をブロックする方法

Braveユーザーの中には、YouTubeの広告をブロックするために使っているユーザーも多いと思います。

ただ、BraveよりもChromeやEDGE、Firefoxなどに慣れていると新たなブラウザに乗り換えるのも少し手間です。

そこで、今使っているブラウザのままYouTubeの広告をブロックする方法を2つ紹介します。

YouTube Premiumに加入する

YouTubeでは有料版のYouTube Premiumに加入することで利用規約に違反することなく広告をブロックできます。

1,280円(App Storeでは1,680円)の月額料金が発生しますが、YouTube Music Premiumの利用や、オフライン視聴のための一時保存、バックグラウンド再生など便利な機能を利用できます。

利用規約が気になる方や月額料金が掛かっても気にならない方は、無料トライアルも用意されているので、一度YouTube Premiumに加入してみてください。

※YouTube Premiumについてはこちらの記事で紹介しています。

広告ブロックアプリや拡張機能を導入する

ウェブブラウザには、拡張機能を追加することができます。

ChromeでもFirefoxでもSafariでもEDGEでも広告ブロッカーの拡張機能を導入することでYouTubeの広告をブロックできます。

広告ブロッカーは基本無料で利用できるので、BATを報酬として受け取る予定がなければ今のブラウザでお金をかけずに広告をブロックできるのでおすすめです。

ただ、Braveのように今後規制が高まると利用できなくなる可能性があるので理解して使いましょう。

まとめ

Braveの危険性が高いと言われる理由や安全だと言われる理由などを紹介してきました。

Braveは危険性が高いというイメージが強いようですが、決して危険性があるブラウザではありません。

安全性もさまざまな第三者機関から担保されています。

気になっている方は是非Braveを導入してみてください。