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エロ広告が出てきたときどうすればいい?対処法について詳しく解説

PCやスマホでインターネットを閲覧していると、サイトによっては様々な広告が表示されています。通常の広告であれば気にならないですが、アダルト関連のエロ広告と呼ばれるものは困りものです。今回は広告ブロッカーを使用したエロ広告対策をご紹介します。

エロ広告が出てくるのはどうして?

アダルトサイトを開いたわけではないのに、電車でスマホを見ていて何気なく違うサイトをクリックしたら、いきなりのエロ広告であわててしまった・・・という話をよく聞きます。
別に悪いことをしているわけではないけれど、周りに人がいると目が気になりますよね。
なぜ見たくもないエロ広告が出てくるのかというと、一般的にこうした広告は「追跡型広告」というものです。

追跡型広告とは・・・ネットユーザーのオンラインでの行動を追跡して、それをもとに関連性の高い広告を表示するというシステム

Cookieという言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、スマホやパソコンの中に保存されているWEBサイトについての情報を利用しているものです。
CTR率を上げるためユーザーが興味を持っているなと思う広告を表示させます。
つまり・・・普段から自分が調べていることが広告として出てくるというわけです。

ネットサーフィン中に突然表示されるエロ広告に注意

WEBサイトを閲覧中に急に広告が表示されることがあります。
特に掲示板等のまとめサイトや違法動画共有サイトといったWEBサービスでは利用者に広告を表示してもらう事で収益を得ている為、画面上のクリックしやすい位置に配置したり、バツボタンが非常に小さくスマホでタップするのが難しい広告等も多く誤ってクリックしてしまう事もあります。
また、特殊な広告としてはバツがない状態の広告やスマホの画面いっぱいに表示しミスタップを誘導するものがある為、問題のあるサイトを閲覧する際には十分注意が必要です。
※次項では特殊なエロ広告について紹介していくとともに簡単な注意点についてもご紹介していきます。

エロ広告は突然現れる

WEBサイトを閲覧中に画面の中央や下部等に急に広告が表示されることがあります。
PCの場合は、画面サイズが大きく画面の中央に表示されたとしても、ミスクリックによって広告のリンク先に飛ぶことは少ないです。
しかしながら、スマホの場合は画面サイズも小さくマウスと異なり細かな操作が難しいため、タップで画面操作を行っているので急に画面中央に広告が表示されてしまうと誤って広告のリンク先に移動してしまう場合がある為注意が必要です。

誤タップで押してしまうような位置に現れる

スマホを利用中に表示されるエロ広告には誤タップしやすい位置に配置されている場合が多いです。
特に多いものとしては画面内に必ず表示されるようにスクロールを追跡して画面一番下や指定位置に常に表示してくる広告やブラウザの操作用ボタン(戻るやホーム)の
近くに配置していたりと、細かい操作が難しいスマホで誤タップしやすい位置に配置されている場合がある為注意が必要です。

Youtubeでもエロ広告がある

Google検索等を提供しているGoogleが運営している動画配信サービス『Youtube』でも性的表現を含む不適切なエロ広告が増えており、動画を視聴している最中に急に表示されてしまい戸惑われた方も多いと思います。
Youtubeで表示されいる広告は、脱毛クリームやシャンプー等の商材を紹介する際に性的なイラストを利用している物が多く存在しています。

エロ広告はなぜ許されている?

こうしたエロ広告についてはアダルト要素の強い画像や動画など、規制はかからないのか?と不思議に思う方も多いでしょう。
見るからにこれってわいせつ動画でしょ?と思うようなエロ広告も多いです。
しかしこの「わいせつ」かどうかの判断については、

  1. 徒に性欲を興奮又は刺激せしめ
  2. 普通人の正常な性的羞恥心を害し
  3. 全量な性的道義観念に反する

これらについて触れているかどうかによって判断されています。

このほかアダルト要素の強いエロ広告については、18歳未満の児童を表現の対象としていれば「児童ポルノ処罰法」にも関係してきます。
画像や映像以外、イラストについても規制の対象です。
それなのになぜ?エロ広告が何の規制も受けずに出てくるのかというと、児童ポルノに関しては別ですが、そのほかのインターネット上の広告については、違法ではないとされているからです。

児童ポルノ以外のいわゆる「18禁」は、法律を根拠に規制されていません。
児童ポルノは明確に法律が規制していますが、18禁は法律を根拠に規制されておらず、事業者団体・広告掲載サイト等の自主規制による管理がほとんどです。
そのため、エロ広告がいかにも許されているかのように堂々と表示されるのですね。

こうした団体等は性に関する表現が露骨なものは掲載すべきではないと明示し、現に大手検索サイトのGoogleではポルノ広告掲載禁止を決定し実行しています。
表現の自由を求めてアダルトサイト側からは反発する声もあったようですが、このように掲載サイト側がエロ広告を自ら規制する、もしくはエロ広告運営側が自主規制するといった行動がなければ、エロ広告はこれからも出てきてしまうといえるでしょう。

エロ広告すべてを制限できることはない

日本の場合、青少年ネット規制法によって携帯電話事業者に「18歳未満の青少年が利用する場合、原則としてフィルタリングサービスを適用する」ことを義務付けしています。
これは青少年が有害な情報にアクセスできないように制限するもので、これによればわいせつや描写や著しく性欲を興奮させ刺激する情報はフィルタリングしなければなりません。
しかしアダルトサイトのバナー広告に関しては、フィルタリングを素通りし表示されることが多いのです。

青少年ネット規制法によってフィルタリングしても、結果、こうしてエロ広告が出てきてしまうのです。
この先もしもエロ広告を規制する何かが出てきたとしても、何らかの形でこうした広告が出てくると考えられます。

青少年以外、大人でもこうした広告に不快感を表す人が少なくありません。
しかし、広告側の表現の自由や仕事だということを考えると、完全に規制することは難しいでしょう。

普段使っているブラウザの設定を変更するという手もありますね。
これから先、広告掲載サイト側がエロ広告の自主規制など行っていく可能性もありますが、エロ広告を見たくない人はこうした広告が掲載されないアプリなどを利用してシャットアウトしていく方がよさそうです。

突然エロ広告が出てくると気まずい場所

外出先などでインターネットを閲覧している場合に、エロ広告が突然表示されると非常に気まずい状況になることがあります。
特にYoutube等の動画等で表示される広告には音が含まれている物があり、エロ広告の音声が流れてしまうと画面を見られていなくても気まずい状況になります。

ではどんな場所でエロ広告が出たら気まずいのでしょうか?順番に紹介していきます。

電車の中で出ると気まずい

首都圏に住んでいると電車での移動時間が非常に長い為、暇つぶしの為にスマホでWEBサイト等を見ている方も多いでしょう。
電車では周りの人との距離が比較的近い為、場合によってはスマホの画面等を見られてしまう場合があります。
そのとき、画面にエロ広告が表示されると、偶然見てしまったとはいえ不快な気持ちになるかもしれません。
そういった場合に画面上にエロ広告が表示されてしまうことで、いやらしいことを考えていなくても、相手にいらぬ誤解を与えてしまう可能性も出てきます。

変な勘違いをされてしまう

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