iPhoneが故障しているとき、GPSで追跡はできません。
故障の度合いにもよりますが、紛失したiPhoneが故障しているときは最後にネットに繋がった時点の位置が表示されます。
電波が届かない地下や水中、山の中にあるときも最後に電波を拾っていた、通信できていた場所が表示される仕組みです。
また、GPSに不具合が出た時も追跡ができないことがあります。
GPSを使った位置情報が間違っている時は、iPhoneの再起動やネットワーク設定を見直してみてください。
目次
iphoneに位置情報の履歴は残る?
iPhoneの位置情報「利用頻度の高い場所」をONにしていると、行った場所の履歴が残ります。
いつ、何時何分に、どこに、何回行っているのか履歴が残っており、データは交通経路の予測や写真を撮った場所の特定に使われています。
履歴を見るには指紋認証が必要ですが、履歴を残す必要がないなら設定をOFFにしておくことをおすすめします。
位置情報の履歴を消す方法
位置情報履歴の確認・削除方法(1)設定
(2)プライバシー
(3)位置情報サービス
(4)システムサービス(一番下)
(5)利用頻度の高い場所
(6)履歴を消去
(7)「利用頻度の高い場所」をOFFにする
履歴をタップすると、地図上に行った場所が表示されます。
履歴を選んで右にスライドさせることで、1件づつ消去することもできます。
電話番号で居場所を追跡できる?
電話番号ではGPSを使った追跡はできません。
電話番号で、位置情報の共有リクエストを送ることはできますが承認なしで相手にバレずに追跡することは不可能です。
Wi-Fi接続だと位置情報は特定されない?
iPhoneのGPS機能はWiFiを利用しているとバレないといわれていますが、実際はWiFiを利用していてもGPSによってばれてしまいます。
バレないようにするには、ネットワーク接続を遮断することで位置情報を特定されないようにすることができますが、その場合は自分もiPhoneが利用できなくなります。
緊急電話の際の位置情報はどうなる?
また緊急電話をすると警察署や消防署からは自分の位置情報がバレるようになっています。
これは犯罪や急を要している場合に事前に制約上緊急電話の場合は相手に位置情報を提供されるようになっているためです。なので警察署にいたずら電話などをすると位置情報からバレるので決して行わないようにしましょう。
位置情報がオフでも探せる?
盗難などでiPhoneを探す場合に、位置情報がオフにされても探すことは可能です。パソコンなどでiCloudに接続し、iPhoneを探すから位置情報設定を「紛失モード」に設定するだけです。
紛失モードにすることで、GPSがオンとなりiPhoneの位置が特定できます。
まとめ
iPhoneのGPSを使った追跡は紛失時や簡単に居場所を伝えることができるなど、たくさんのメリットがあり、GPS機能を使ったサービスは増えています。
一方、使い方によっては犯罪も生まれかねない機能なので、自分の情報はしっかりと守ることが大切です。
iPhoneの位置情報に関する初期設定はほとんどがONになっています。
設定を変えていない方は特に自分のiPhone設定を見直してみてください。