こんにちは!今回はデジタルキャプチャアプリ「Carbo」の特徴と使い方を紹介します。
EvernoteやOneNoteなどのノートアプリが進化してきても、やっぱり悩むのが「手書きのメモをどうやって管理するか」ですよね。
それを一気に解決するかもしれない神アプリ「Carbo」があるのです。
さっそく使ってみたので使い心地を紹介します!
目次
あなたは手書きメモをどのようにEvernoteで管理していますか?
手書きで書いたノートをEvernoteで保存する場合を例に挙げましょう。
公式アプリにはスキャン機能があり、手書きでもある程度日本語の認識をしてくれます。
でもその手書き文字を修正したいときはどうしたらいいでしょうか?
元のノートを修正して、再度Evernoteに取り込みますか?
注釈であれば、直接入れることもできますね。
しかし状況によっては、本物のノートと同じ感覚で消したり書いたり扱いたいという場面もあるかと思います。
そんな時の出番が「Carbo」です!
5月21日に公開されたアプリ「Carbo」
記事執筆時の価格:960円
Carbo-ダウンロードはこちら
Carboとは?
Carbo は手書きのメモやスケッチをキャプチャして整理し、手書きのデータ資産をデジタル時代の iPhone, iPad 上で利用可能にします。 メモにタグと注釈を付けて簡単に取り出せるようにします。それらをデバイスまたはネイティブサポートしている iCloud, Evernote, Dropbox のクラウドに保存します。
引用元:iTunes
手書きのメモを加工可能な状態にし、クラウドに保存可能にします。写真で残す場合、一枚の容量が大きくなってしまいますが、Carboだと400KB程度に収まるようです。
Carboの使い方
メモを作成する
メモを作成する方法は3つあります。
- カメラで撮影する
- アルバムから選択する
- ファイルを読み込む(iCloud Drive、Dropbox、OneDrive、GoogleDriveから追加可能)
同時に作ったメモをローカルに保存するか、Evernoteに保存するかも選択します。 (DropboxとiCloudDriveを接続していたら、選択肢に現れます)
カメラで撮影してみました。
取り込めました。
この時点でタグや注釈を入れることができます。
検索性に優れているのもCarboの特徴です。
メモを編集する
右上の鉛筆マークを選択すると、画面下部に3つのボタンが現れます。
真ん中の選択ツールで消したい文字を囲んでゴミ箱を選択すると…
消えました!
文字を太くしたり移動も可能。
写真も挿入することができますよ。
ファイルの保存
保存先はローカルもしくはEvernote。
保存先をEvernoteにすると、Carbo上で変更した内容はEvernoteにも反映されます。
ファイルの編集・テンプレート
Carbo上にあるファイルを編集するときはタップ、左にスワイプすると、タグ付け、Evernoteに送る、削除の3つのメニューが現れます。
・テンプレートを使った書き出し:美しくデザインされた 7 つのテンプレートとさまざまなツールを使って、メモをカスタマイズできます (黒板とチョーク、青写真、紙とさまざまなペンスタイルが利用可能)。
・ 印刷用に 1200 DPI でのモノクロ書き出し。引用元:iTunes
…と、可能性の幅が広がる機能が搭載されています。
ただし、現時点で大きな弱点が
Carboは手書きメモをデジタル加工できる夢のようなアプリですが、まだバージョン1.0ということもあり、大きな弱点があります。
それは、Carbo上に描画機能がないこと。
つまり、今の時点では消す・移動するのみなのです。消したり動かしたりできると便利だけど、そのまま書き込みたい…。結構不便です。
描画が可能になったら、手書きメモをCarbo経由でEvernoteに取り込む→紙は捨てて後はiPhoneやiPadで自由にノートのように使える→最強!となる予感。
将来的にぜひ実装されてほしいと思います。
お値段も960円(記事掲載時)と非常に高額アプリですが、高額なだけに、将来のバージョンアップに期待が持てるアプリですね!
執筆者:サトウマナミ