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iPhoneの機種変更時にバックアップを復元できない原因と対処法

【iTunesで復元できない原因】①iOS・iTunesのバージョンが古い

まず、iCloudのときと同じように、機種変更時のiOSのバージョンが最新でないことが考えられます。また、iTunesを利用する場合には、こちらのバージョンも最新でないと、復元できない可能性が高いです。

対処法

まず、OSのアップデートが来ていないか確認が必要です。最新でない場合は、iCloudの項の方法を参考にしていただき、最新にしてください。

また、iTunesも、アップデートが必要です。PCでiTunesを開き、「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」の順で進むことで、アップデートを確認することができます。

【iTunesで復元できない原因】②PCがWi-Fiに接続されていない

機種変更時に復元できない原因として、PCがWi-Fiに接続されていないことも考えられます。

iTunesを経由して復元する場合、端末だけでなくPCもWi-Fiに接続されている必要がありますので、注意してください。

対処法

PCをWi-Fiに接続してください。もし無線で接続している場合には、接続状況や強度を確認してください。有線(LANケーブル)で接続している場合には、ケーブルがきちんとPCに刺さっているか、確認してください。

【iTunesで復元できない原因】③「iPhoneを探す」機能がONになっている

次の復元できない原因として、「iPhoneを探す」の関与が考えられます。

iPhoneの「iPhoneを探す」という機能が、ONになっている場合、復元を妨害してしまうことがあるようです。復元の際には、念のためOFFにしておきましょう。

対処法

「iPhoneを探す」をOFFにする方法をご紹介します。

まず、設定アプリを開きます。一番上に表示されているユーザー名の欄をタップしてください。一覧が表示されている中から、コンパスのような緑色のマークの「探す」を選択します。ここで「iPhoneを探す」の設定ができます。次に、進んだ画面でON/OFFが選択できますので、変更してください。

【iTunesで復元できない原因】④USBが断線しているor純正ではない

機種変更時に復元できない原因として、iPhoneとPCを接続しているUSBケーブルが、断線していたり純正でなかったりすることも考えられます。

まず、断線している場合には復元のみならず、充電等も上手くいきません。普段の充電が上手くできていないことがあれば、この原因を疑ってください。また、ケーブルが純正でない場合、iPhone側で認識できないことがあります。確認してください。

対処法

ケーブルを新調することをお勧めします。断線したものを使い続けているのは安全面からも良くありませんし、効率も悪いのでぜひ買い替えて下さい。

また、純正でないケーブルをお使いの方は、複数本お持ちであれば取り替えてみることで、対処できる場合もあります。

【iTunesで復元できない原因】⑤セキュリティソフトと競合している

復元できない理由として、機種変更時にセキュリティソフトと競合してしまっているということも考えられます。

iTunesとご自身のPCでお使いのセキュリティソフトが競合してしまい、バックアップなどが弾かれてしまうことがあります。こちらはセキュリティソフトによって変わったり、設定によって変わってきますので、ご確認ください。

対処法

ご自身のセキュリティソフトを開いていただき、はじく対象から外してみて下さい。これはソフトによりますので、それぞれご確認いただければと思います。

最終手段として「リカバリーモード」を使う手もある

ここまでiCloudとiTunesに関する対処法をご説明してきましたが、それでもバックアップが上手く復元できない場合、「リカバリーモード」というものを利用することで機種変更時に復元できる可能性があります。

リカバリーモード」とは、iPhoneを初期化して出荷状態に戻す機能のことを言います。基本的に、リカバリーボードを通すことでバックアップからの復元が可能になります。

ここからは、「リカバリーモード」の適用の仕方をご説明します。復元できない時には、こちらもお試しください。

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