アプリケーション

Lhaplusで圧縮できない原因とエラーメッセージごとの対処法

Lhaplusで圧縮する際に圧縮データにパスワード設定をしている場合は、圧縮者にパスワードを確認した上でLhaplusで解凍すれば正常に回答できる場合があります。

特にパスワードを確認する際に口頭で確認するのではなく、メールや文字で送ってもらうようにしましょう。

聞き間違いや認識間違いでパスワードが誤っている場合もあります。

【Lhaplus解凍失敗の対処法】②読み込み権限を設定してもらう

Lhaplusで解凍できない場合の対処法としては、圧縮データの読み込み権限を確認してもらう方法があります。

Lhaplusで回答する際は圧縮データに対して読み込み権限がないと正常に解凍できないようになっています。

共有フォルダやクラウドストレージに圧縮データがある場合は、権限設定をチェックしてもらうように依頼してみましょう。

【Lhaplus解凍失敗の対処法】③正常な圧縮ファイルを再入手する

またLhaplusで解凍できない場合は、再度圧縮データを作成するか転送するかして、再入手する対処法もあります。

もしかしたら圧縮データをメールで転送したり、ダウンロードする際にファイルが破損してしまい正常にLhaplusで解凍できないだけかもしれません。

その場合は再ダウンロードや再転送してもらい、Lhaplusで解凍できるかを確かめてみてください。

Office文書の圧縮・解凍について

ExcelやWordなどのファイルは、通常のファイルと扱いが異なります。

通常の方法では、Lhaplusで圧縮できない場合があります。

Word・Excelファイルが展開されてしまう時

WordやExcelなど、「Microsoft Office」で使われるファイルは、実質的にすでに圧縮済みのファイルです。

「Open XML」と呼ばれるファイルフォーマットを採用しており、これらはZIP圧縮技術が使われています。

Officeファイルでは、圧縮したいファイルをLhaplusのアイコンにドラッグしたのに、逆に解凍されてしまうことがあります。

このような場合は、ドラッグではなく「右クリック」から圧縮を選ぶことで、正しく圧縮させることが可能です。

pdfファイルのサイズが小さくならない時

ファイル圧縮に向いている(サイズが小さくしやすい)ものと向いていない(圧縮しても小さくなりにくい)ものとがあります。

たとえば.mp3や.mp4などのメディアファイルは、すでに圧縮されているため、Lhaplusなどで圧縮してもファイルサイズはほとんど変わりません。

PDFファイルも、圧縮形式などによってはあまりサイズが小さくならない場合もあります。

そのような場合は、「Adobe Acrobat」など、別の圧縮サービスを使ってみましょう。

まとめ

Lhaplus解凍・圧縮する際に発生するトラブルやエラーについて紹介してきました。

圧縮できない原因にはいくつかのパターンがありますが、ほとんどが操作手順や設定で解決できる問題です。

圧縮の設定方法を見直したり、パスワードが間違っていたりすることもあるため、再度確認してみましょう。

また、これを機にファイル圧縮について少し学んでみても今後の役に立つかもしれません。