iPhone で LINE スタンプを作成する手順から LINE で使うまでの手順が分かります。登録方法から販売、売らずに自分だけで使う手順も詳しく解説!写真や手書き風に加工できる無料おすすめアプリも紹介しています。
この記事の目次
まずは確認! LINE スタンプの作り方から利用までの流れ
自作のラインスタンプを作成する方法は、簡単にまとめると
チェックポイント!
- LINE クリエイターズに登録
- LINE スタンプを作る
- LINE スタンプのダウンロード
のようになります。
つずつ注意点や操作方法などを確認していきましょう。
LINE クリエイターズに登録
LINE スタンプを作成し、登録するためには LINE クリエイターズと呼ばれるサービスに登録する必要があります。
とはいうものの、登録自体はとても簡単で無料です。
iOS版では「App Store」から LINE Creators Studioをダウンロードします。
ダウンロードした後に、アカウント登録を行います。
LINE のアカウントがあれば簡単に登録できます。
右上の歯車マークをタップして、ログインをタップ。
LINE が開くので利用規約に同意してください。
LINE Creators Marketにメールアドレスなどのユーザー情報を登録後、メールアドレスに届く認証メールに記載されているURLをタップして登録完了です。
登録が完了した後に LINE Creators Studioアプリに戻り、マイページを開きます。
クリエイター名を登録して、準備完了です。
ただしこのクリエイター名は英名必須となっています。
LINE スタンプを作る
次に実際に使用するスタンプを作成していきます。
アプリを開いて最初の画面に表示されている「新しいスタンプをつくる」をタップします。
表示された画面に使用する画像を追加していきます。
使用する画像のトリミングや透過処理などはこのアプリでできるので、非常に簡単にアプリを作れます。
ただし使用する画像の編集は事前に済ませておいたほうが、簡単ですし後で編集するときもスムーズです。
他アプリなどを使って編集してから、 LINE Creators Studioアプリに登録することをオススメします。
iPhoneの無料アプリで簡単作成!LINEスタンプの作り方をご紹介。
LINE スタンプのダウンロード
スタンプができたら、次に販売申請を行います。
この販売申請には最低でもスタンプが8つ必要なので、注意してください。
8つ以上登録すると、販売申請がタップできるようになります。
販売するすべてのスタンプにチェックを入れ、メイン画像を選択すれば完了です。
最後に販売情報の入力画面に記入をしていきます。
LINE スタンプの申請をするときのチェックポイント
- タイトル
- 説明文
- 写真が使用されているスタンプかどうか
- 販売価格
- プライベート設定
- コピーライト
- 販売エリア
- テイストカテゴリ
- キャラクターカテゴリ
を入力します。
ただし注意して欲しいのは最低120円(50コイン)からしか販売できないという点です。
現時点では無料で販売できないので、友達や家族間のみで使用するスタンプだとしても購入する必要があります。
すると「審査待ち」と表示されますが、しばらく経つと「審査中」に変わり、通常そこからおよそ1週間程度で結果が出ます。
LINE のスタンプが承認されるとリリース!
申請が許可された LINE スタンプは、
「承認」と表示されています。そのスタンプをタップして、『リリース』を押して注意事項を確認すれば販売されます。
プライベート設定で『ショップ非公開』を選択したとしても、あくまで販売になることは注意しておきましょう。
もちろん販売申請した LINE スタンプを、自分で使うことも可能です。
ただし作成者が自分でも、購入する必要があります。
友人間でシェアする場合は、スタンプ販売ページのURLを送ることで『ショップ非公開』でもシェアできるようになります。
iPhone で LINE スタンプ作成できるおすすめアプリ
ラインスタンプを作成するにあたって、使用する写真や画像の編集・加工ができる便利なアプリをご紹介したいと思います。
Phonto
iPhone アプリ『 Phonto 』を使用すると、簡単にラインスタンプのような写真を作成することができます。
写真に文字を追加するだけで簡単! LINE スタンプが作れる
このアプリは指定した画像に文字入れをおこうなもので、400種類以上のフォント&40種類の日本語フォントの中から好きなフォントを写真に入れることができます。
ibis Paint x
iPhone アプリ『ibis Paint x』は無料で利用できるとは思えないほど、高クオリティーなイラストアプリになります。
スマホ上で直感的に使えるためデジタルイラスト初心者にもオススメです。
紙に書いたイラストを読み込んで LINE スタンプにしよう
まずは白い紙に、スタンプにしたいイラストをなるべく濃く書いておきましょう。
完成したら iPhone で撮影し、 iPhone のカメラロールのなかに保存しておきましょう。
次にアプリを起動して最初に表示される画面で、マイギャラリー> LINE スタンプの順にタップ。
初期設定で LINE スタンプに適切な画像サイズがあるので、非常に取り掛かりやすくなっています。
キャンパスが開けたら、右から2番目にある
と書いてあるアイコンをタップ。レイヤーウィンドウを開いたら左下のカメラマークを押し、フォトライブラリの中から先ほど撮影した手描きイラストの画像を選択してください。
挿入した画像がキャンパスサイズに収まるように調整したら、右下に表示されているチェックマークをタップします。
すると「線画抽出」を行うメッセージが表示されますので、OKをタップして線画抽出を行いましょう。
このときイラストのコントラストや色の濃淡などを編集できます。
黒側の数値はそのままで、白側を下げていくと線がくっきり見えるきれいな白黒のイラストが出来上がるので、モノクロ調のイラストをスタンプにしたい方は覚えておくといいでしょう。
完成したらチェックマークをタップし、消しゴムツール等で細かな点を修正してください。
注意としてはこのキャンパスの背景は透過処理が施され、後ろが透けて保存されます。
そのため白色にしたい部分がある場合は、あらかじめ塗っておきましょう。
MomentCam
iPhone アプリ『MomentCam』を使うと、自分の顔をまるで LINE スタンプのようなイラスト調にすることができます。
写真を読み込むだけ簡単! LINE のスタンプが作れちゃう
使い方はとても簡単、起動して写真を選択して、イラストの雰囲気を選ぶだけ。
jpeg形式の静止画やgif形式のアニメーションで保存することができるので、 LINE などのSNSでそのまま使用することができます。
ただし注意点というよりデメリットとして、課金した有料版でないと保存時にロゴマークが記載されてしまいます。
と言ってもロゴが記載されるのは、作成したイラストの下部なので LINE スタンプを作成する前にトリミングしてしまえば問題はありません。
LINE スタンプを販売しないで自分で使う方法
アプリから申請すると本人のみ無料でダウンロードできる
現在、自作スタンプの販売申請の方法は目的別に2つ用意されています。
- 販売して売上金を得られる→Webの LINE クリエイターズマーケットのマイページから申請する
- 売上金を得られない→ LINE Creators Studioアプリ経由で申請する
自作スタンプをプライベートで使う目的なら、アプリ経由のほうがおすすめです。売上金を得られない代わりに、クリエイターは無料で自作スタンプをダウンロードできます。
プライベート設定で非公開を選択する
自分や家族、友人など数人だけがその自作スタンプを使う想定なら、「プライベート設定」を忘れずにおこなってください。
プライベート設定で「公開」を選ぶと、売上金の分配はなくてもスタンプショップや LINE STOREで不特定多数の人が閲覧・購入可能になります。自分だけもしくは限られた人だけで使いたい時には必ず非公開にしましょう。
LINE スタンププレミアムには参加しない
「 LINE スタンププレミアム」は、2019年7月から開始されたクリエイターズスタンプが使い放題になる定額制サービスです。
自分だけもしくは限られた人のみで使いたいなら、必ず「参加しない」にチェックを入れてください。
まとめ
いかがでしたか、今回は iPhone でラインスタンプを作成する方法についてご紹介しました。
確かに LINE スタンプを作成するのは手間がかかりますが、その分使うたびに愛着が持てるスタンプになることは間違いありません。
また自分好みのイラストが使える点や、使い勝手に合わせたオリジナリティー溢れるスタンプが作れるのでより一層友達や家族とのコミュニケーションが楽しくなることでしょう。
普通の写真を LINE スタンプのサイズに加工するのも悪くはないですが、どうせなら是非画像加工アプリなどを駆使して唯一無二の LINE スタンプを作成してみてください。
以上、「 iPhone で LINE スタンプを作ろう」でした。