先ほどの2つでもダメな場合はフリーソフトを使ってみましょう。
フリーソフトとして有名なのがExeProperties。
ExePropertiesはエクスプローラーから専用のタブを追加して、アプリケーション情報を表示するというフリーソフト。
表示される先は「https://www.extrabit.com/exeproperties」です。
ExePropertiesで扱うことができるファイル形式は
- exe
- dll
- ocx
- cpl
- drv
- scr
- sys
です。
ExePropertiesの使い方は非常に簡単で
- ExePropertiesをインストール
- ファイルの「プロパティ」画面上に「Exe / Dll Info」タブが追加される
ここで
- Type
- Min. Windows Version
- Built With
- Subsystem
- Timestamp
- Large Address Aware
を見ることができるようになっています。
しかしExePropertiesには難点があります。
まずExePropertiesによって表示された情報をコピーすることができません。
そのため本当にビット数の確認だけにしか使えません。
またインストーラーを使わなければならない点と、プロパティ画面に勝手に追加されてしまうのも少々悩みどころ。
プロパティ画面への表示をPC側で制限できればExePropertiesは非常に便利なフリーソフトとなるでしょう。
APEC v0.1
またAPEC v0.1もフリーソフトとして有力です。
APEC v0.1をインストールすると判断するために必要な実行ファイルが2つ格納されています。
無料で利用でき、操作も非常に簡単。
一番ネックになるであろう実行環境ですが、関連ファイルは必要ありません。
まとめ
今回は「msvcp140.dllがない」エラーの対処法について解説していきました。
「msvcp140.dllがない」エラーは滅多に出るものではありませんが、万が一出た場合はMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージをインストールすることで解決します。
皆さんも「msvcp140.dllがない」エラーが出た場合は、この記事を参考に対処してください。