そもそもmsvcp140.dllがインストールされているのであれば格納されている場所があるはずです。
その場所とは「C:\Windows\System32」。
そのため「C:\Windows\System32」にmsvcp140.dllが格納されていない場合は、先ほどの手順でインストールをする必要があります。
目次
ダウンロード時の64bit版と32bit版はアプリのビット数で選ぶ
先ほどご紹介したMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージ。
Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージのインストールページを開くと
- 64bit
- 32bit
の2つのバージョンがあります。
PCでなくアプリケーションのビット数である点に注意
ここで注意なのがこのbit。
bitはPCではなくアプリケーションのビット数であることを把握しておきましょう。
誤解されがちなのですが、PC版のビット数だと勘違いしてダウンロードをしてしまうとうまく動作しない可能性があります。
両方入れても問題はない
ただもしビット数がわからなければ両方インストールしても問題はありません。
そのためビット数がわからない場合は容量の問題がありますが、両方インストールしてしまいましょう。
実行アプリケーションのビット数を確認する方法
しかし容量の問題で両方インストールすることができない場合もあります。
そんな時に実行アプリケーションのビット数を調べる方法をご紹介します。
①タスクマネージャーで確認する
一番簡単な方法はタスクマネージャーで確認する方法です。
もし起動ができる場合はタスクマネージャーを起動してみましょう。
そしてファイル名を見てみると「32ビット」のようにビット数の記載があります。
②Visual Studioのコマンドプロンプトで確認する
しかしタスクマネージャーに記載がない場合があります。
その場合はVisual Studioのコマンドプロンプトである「dumpbin.exe」で見ることができます。
Windows10上で「dumpbin.exe /headers ファイル名 | findstr machine」と実行してみましょう。
すると
- x63
- x32
などのようにビット数の情報が出力されてきます。
しかしこの方法を実行するにはVisual Studioをインストールしておく必要があります。
無料で取得できるのでVisual Studioで調べてみてください。