PS2エミュレーター「PCSX2」を使う!使い方や設定方法とは!

PS2のソフトを高画質でプレイしたい、などエミュレータを使用する人が増えています。使用したいけどわからない、そんな人たちのために必要なスペック、ダウンロード方法、使い方、BIOSの吸い出し方法からAndroidでのプレイまで徹底解説します。

PS2エミュレータ「PCSX2」の使い方(PC編)

PS2のエミュレータは複数開発されています。しかしその中でプレイが可能なのはこの「PCSX2」のみとなっています。他のエミュレータでは動作するソフトが数十本しかなかったりするからです。この「PCSX2」はPS2エミュレータの中でも格段に互換性と再現性が高いと言われています。まずはそんな「PCSX2」のPCでの使い方を説明します。

推奨スペック

「PCSX2」の動作環境として公式が推奨するスペックは次のようなものです。

・CPU:Intel Core2Duo 3.2GHz以上 OR i3/i5/i7 2.8GHz以上 OR AMD PhenoII3.2GHz以上
・メモリ:2GB以上
・グラフィックボード:Geforce8800以上
・OS:Windows7以降 / Linux

ただこのスペックではグラフィックをあげずに実機と同じグラフィックで楽しむなら十分という程度です。高画質で楽しむことを目的にするならより高いスペックを用意しましょう。

ダウンロード方法

「PCSX2」を利用するならまずこのPS2エミュレータのダウンロードが必要です。ダウンロードの方法自体は簡単で、PS2エミュレータ「PCSX2」などと検索して公式サイトにアクセスしてください。公式サイトから、インストールしたいタイプのソフトをPCやOSに合わせてクリック、ダウンロードしてください。

プラグイン導入

PS2実機より解像度を上げたり処理を早くして動作させるには、プラグイン導入が必要です。プラグイン導入の手順は次のとおりです。1.Pete’s Domainにアクセスします。 2.「Pete’s Open GL2 PSX GPU」と「P.E.Op.S. Soft GPU (Windows)」をダウンロードします。 3.「P.E.Op.S. CDR Version 1.4」をダウンロードします。 4.ダウンロードした圧縮ファイルを解凍した後、「Plugins」フォルダに移動します。これでプラグイン導入は完了です。

初期設定

PCSX2EXEを起動する前にまずBiosを設定してください。本体フォルダーに新規フォルダーを作成し名前を「Bios」に変更しておきましょう。この中にPS2のBiosを移動させておくのですが、やり方は後述します。初期設定の手順は以下のとおりです。

まず、PCSX2EXEを起動して、初回起動設定を開きます。→言語選択画面が出ますのでデフォルト(日本語です)を選択、「次へ」をクリックします。→次のグラフィックやコントローラーの設定は後で設定しますので何もせずに「次へ」をクリックしてください。→「Bios Romを選択」と出たらさっき作成したフォルダーを選択し該当のBiosを選択してください。これで設定は完了です。

PCSX2の各種設定

次はPCSX2の各種設定を行いましょう。各種設定を行うことでより快適な状態でPS2のソフトをプレイできます。

ゲーム起動設定

自分が持っているPS2ディスクから起動するのか、ISOの読み込み起動するのかによって手順が異なります。まずはPS2ディスクから起動する場合です。この場合は簡単でゲームディスクをDVDプレイヤーに挿入した後、PCSX2で「システム」から「CDVDの起動」に移動させてください。しかしこの方法だとパフォーマンスが低下します。オススメは次のISO形式で吸出しを行う方法です。

ISOの読み込み起動の場合は次の手順で行います。まず、好きな場所にプレイステーション2ISOをまとめてフォルダーにおいてください。次に、PCSX2を起動してCDVD>ISOセレクター>参照に移動してください。パソコン内のファイルを円卓できるようになるはずですので起動したいゲームをクリック、開いてください。システム>ブートCDVDを選択するとゲームを起動できます。

どこでもセーブ機能

PCSX2ではセーブポイントにいない時でもPCSX2上でセーブデータをとり保存することができます。この機能は「ファイル」メニューあるいはキーボードショートカットで利用できます。セーブ状態は「状態の保存」、セーブデータを呼び戻すことは「状態のロード」と表現されています。

保存状態をキャプチャする時は「ファイル」>「状態の保存」から10個のスロットのいずれかを選択で完了です。つまり最大10の異なる保存状態を保存できます。この動作のショートカットキーはF1です。逆に保存した状態をロードするときには「ファイル」>「状態のロード」から保存先のスロットを選択することで完了します。ショートカットはF3です。

グラフィック設定

グラフィックの設定をするとPS3並に綺麗な画質を再現することができます。やり方はゲームによって最適な方法が違いますが、どの方法にも共通している部分を紹介します。まず、グラフィックの設定をするときは「PCSX2」を開き、「構成」>「ビデオ」>「プラグイン設定」メニューに移動してください。そこからGSDXの設定で好みのものに設定してください。基本的には、内部解像度を8xネイティブにしAntistropic Filteringを16xに変更するとテクスチャが大幅にシャープに、3Dモデルの定義も大幅に改善されます。

サウンド設定

サウンドも設定することで高音質の音を楽しむことができます。聞こえない、音割れ、途切れるという問題も設定で解決することができます。まず、「構成」>「プラグイン/BIOSセレクター」を選択します。次に、「プラグイン」をクリックしてデフォルトのプラグインのリストを確認します。「SPU2」がサウンドプラグインです。そして、「SPU2」>「設定」をクリックします。ここから希望や解決したい問題に合わせてサウンドオプションを設定してください。

スクリーンショット設定

PCSX2にはスクリーンショット機能がありません。スクリーンショットを実行しても画面のキャプチャがされないということです。これはサードパーティアプリを使用することで代用できます。今回は「ShareX」を使用します。まず「ShareX」をダウンロードしてください。ダウンロードが完了したらCtrl+Prt Scrを押してゲーム画面にカーソルを合わせるだけで、スクリーンショットが可能になります。「ShareX」を通したスクリーンショットはドキュメント>ShareX>スクリーンショットに保存がされています。

【PS2】BIOSの吸い出し方法

上述しましたが、PS2のエミュレーターを動作させるには「BIOS」が必要です。BIOSがそもそも何なのか馴染みが少ない人もいるでしょう。BIOSとは、パソコンを利用するときに周辺機器を制御するためのプログラムのことです。ゲーム機であっても、プレイステーション以降のゲーム機にはBIOSが導入されています。BIOSによってゲームソフトが起動・制御されていますので、エミュレーターでソフトを動作させる時にも同じようにBIOSが導入されている必要があるのです。

BIOSなしでもエミュレーターを起動させることができないわけではないですが、動作が不安定になる、ソフトが正しく起動しない、といった問題が多く起こるためBIOSを使用することをオススメします。それではBIOSの吸い出し方法を紹介していきます。

用意するもの

BIOSの吸い出しに必要なものはUSBメモリとPS2本体の二つだけです。USBメモリの容量は128GBほどあれば十分でしょう。BIOSはプレイステーション2実機から吸い出しますので実機は必須となります。次は吸い出しの手順を紹介します。

手順

手順は、大きく2つのステップに分かれます。まずは、PS2のBIOSを吸い出すツールを入手します。ここではPS2ダンバーを利用します。BIOSを吸い出すツール側の準備が完了したら、PS2側で作業することでBIOSの吸い出しが完了します。

PS2ダンパーの準備の仕方です。PS2ダンパーのサイトにアクセスしたら、「TOOL」を選択し、ダウンロードボタンをクリックするとダウンロードは完了です。次に、USBメモリに「SWAPMAGIC」というフォルダーを作ります。そしたら、「PS2ダンパー」のフォルダ内にあるファイルを先ほどのUSB内の「SWAPMAGIC」フォルダーに移動させましょう。移動させたフォルダのうち「PS2dumperV2.elf」というファイルの名前を「SWAPMAGIC.ELF」に変更します。

次に、PS2側で作業をします。上で準備したUSBメモリを、PS2本体に差し込み、かつSwapMagicをドライブに入れた状態でPS2本体を起動してください。そうすると白黒の画面が作動しますのでしばらく待ちましょう。「DONE」という表示が出たら吸い出しが完了したサインです。

AndroidでPS2をやろう!「DamonPS2」使い方

ここまではPCでのPS2エミュレーター使用方法を紹介してきました。でも出先や、パソコンを起動するのがめんどくさい、なんて時でもAndroid端末でPS2がプレイできたらいいですよね。そんな思いを叶えるエミュレーターがあります。それが「DamonPS2」です。と言っても、どのAndroid端末でも使えるわけではなく、CPUとメモリのスペックによって操作性も変わりますし、きちんと動作ができるとも限らない点には注意です。

使い方

必要なものを準備しましょう。必要なものはPSCH型番、binのBIOS、ゲームソフト、ISOのゲームです。使い方の手順は次のとおりです。

まず、「DamonPS2」をダウンロード・インストールします。インストールが完了したら、一度をアプリを起動し閉じます。次に、PCとAndroidをUSBで接続し、本体の容量を圧迫しないようにSDカードにPS2フォルダを作成してください。そのフォルダーの中にISoフォルダとBIOSフォルダーを作成します。先ほど作成したISOフォルダーに「ゲームソフト.ISO」を転送してください。必ずISOにするのを忘れないでください。BIOSフォルダには「SCPH型番.bin」のBIOSを転送して、準備は完了です。

有料版と無料版の違い

「DamonPS2」には有料版と無料版があります。有料版は無料版に比べてできることが大きく増え、より制限なく遊ぶことが可能です。具体的には、有料版では広告表示がなくなる、高画質になる、ゲームパッドが使用できる、仮想ゲームパッドのカスタムが可能、メモリカードが使用できる、セーブステートの数が10に増える(無料版は1)、チートコードがある、というふうになっています。どれもゲームをストレスなくプレイするには必須の機能ですし、有料版も1299円と安いですから、課金してもいいのではないでしょうか。