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買い物データで栄養管理してくれるアプリ「SIRU+」を紹介

今回は栄養管理アプリ「SIRU+(シルタス)」を紹介します。「SIRU+(シルタス)」は「食べたいものを食べて健康に」をコンセプトに、食の楽しみと将来の健康を両立できるよう、日常生活の一部である買い物から健康的な食生活を目指す「頑張らないヘルスケアアプリ」です。

SIRU+(シルタス)」とは??

「SIRU+(シルタス)」は買い物データから食事管理をしてくれるアプリです。キャッシュレス決済と連動していて、スーパーのポイントカードや電子マネーをアプリに登録すると、購入した食品が自動でアプリに連携されて栄養変換されます。
食事管理アプリは世の中にたくさんありますが、そのほとんどが食事内容をカメラで撮影したり、入力したりと、何かしら記録付けが必要です。
SIRU+は、スーパーの購買データ(誰が何を買ったのかというデータ)を栄養素に変換するため、買い物履歴から栄養バランスを可視化してくれます。
つまり、このアプリを使えば買い物するだけで、栄養傾向を知ることができます。
また、嫌いな食材などはブロックできたり、アプリを使い続ける中でアプリがユーザーの食の好みを学習してくれたりするので、不足している栄養素を補えて、かつユーザーひとりひとりにとって最適なレコメンドをしてくれます。

「SIRU+(シルタス)」でできること

(1)食事の記録づけをしなくても、日頃の栄養傾向をチェックできる
スーパーのポイントカードなどを登録して買い物するだけで、栄養バランスをチェックできます。アプリ上で21種類の栄養素の偏りが表示され、当月を含む3ヶ月分の栄養バランスも表示されるので、先月との比較なども可能です。

(2)不足の栄養素×食の好みから、最適な食材とレシピが分かる
不足の栄養素を補えるかつ、ユーザーひとりひとりの食の好みや旬を考慮して、最適な食材やレシピをオススメしてくれます。例えば、嫌いな食材をブロック(非表示)にすることでその食材はオススメされなくなる一方で、よく閲覧している食材やレシピはアプリが学習することで表示されやすくなります。ユーザーの食生活に合わせて最適なレコメンドが出るので、無理なく栄養バランスの良い食生活を目指せます。

(3)買い物がより便利になる
家計簿機能や買い物メモ機能もあるため、月々の食費の管理がしやすくなり、買い忘れも防ぐことができます。また、買い物の履歴が残るので、過去に購入した食材などのチェックもでき、在庫管理に役立ちます。

アプリ開発のきっかけ

このアプリを開発されたのはシルタス株式会社さんです。会社の代表の方が、前職でフードテック企業に勤めていた頃、「自由に食の選択ができる時代だからこそ、選んだ先にあるリスクも可視化される必要がある」と思ったことがきっかけでこのアプリが開発されたそうです。
現状の食生活で本当に大丈夫なのか、健康のために何をすればいいのか判断するために、まずは自身の食生活を見える化すること、その先にある栄養を見える化することの必要性を感じるようになったとのことです。
また、ずっと体に良いと思って食べていた食品が本当に自分にとって必要なのかの判断も素人には難しく、健康のために我慢できることも人それぞれ。
リスクを考慮した上で、自身にとって最適な食の選択ができるようになればいいと思ったこともきっかけになったようです。


他に、代表の方自身がもともと食べることが好きで、お酒も大好きでいらっしゃるらしく、健康的な食生活とは言い難いこの食生活をこのまま続けていたら…という不安も抱えていたんだとか。
既存の食事管理アプリを色々と利用してみるも、毎食の記録付けが必要なため継続が難しく、健康的な食生活ばかりするのは楽しくないという結論に至ったそうです。

「ビールが飲みたい!」「揚げ物が食べたい!」といったことも容認してくれて、登録の手間が必要ないサービスを作りたいと思い、「SIRU+」の開発が始まったとのことです。

こんな人におすすめ

メインユーザーは、20~40代の子育て中の主婦の方だそうです
アプリを開発する中で様々な方にユーザーインタビューをしてみると、「子供の健康はとても気になる」「子供のために少しでも良い食生活にしてあげたい」と仰る子育て中の主婦の方が多かったそうです。とはいえ、仕事や料理以外の家事などもあり、「栄養バランスまで考えて毎日食事を作るのは大変」ですよね。
SIRU+は、買い物するだけで普段の栄養傾向が分かるので、忙しい主婦の方でも簡単に栄養バランスに気を使うことができます。
また、おすすめレシピも表示されるので、「今日の献立どうしよう?」といった悩みも解消してくれます。

それ以外にも、30代くらいの独身男女の方の利用率も高いそうです。
30代になり少し健康に不安が出てきた、しかし、バリバリ食事管理はするのは大変、という方にもおすすめです。

これから追加したいサービスなど

現在「SIRU+」と連携しているスーパーは約335店舗(2021年10月時点)あるそうですが、今後はSIRU+と連携しているスーパーを増やしていくとともに、コンビニやドラックストアなどでも使えるようにしていきたいとのことです。
現時点で連携しているスーパーが近くにない人は、手入力で食品の登録もできます。今後はレシート撮影機能も追加して、なるべく入力の手間をかけずに食事管理ができるアプリにしていく予定だそうです。

また、様々な外部サービスとの連携も視野に入れているようです。現在はアプリを通して栄養チェックをする仕様ですが、レジで支払いをする前に買い物の栄養傾向をチェックできるように、スマートカートとの連携やECとの連携をしていきたいと考えていらっしゃるそうです。

まとめ

買い物から健康的な食生活を目指すアプリ「SIRU+」を紹介しました。買い物のデータと連携して栄養管理してくれる点は、これまでのアプリと比べても画期的な点です。栄養管理が非常に手軽にできますので、日々の食生活に不安がある人はぜひインストールしてみてください。