ではSoundflowerがインストールできない場合や内部録音できない場合の代替アプリについて見ていきましょう。
Soundflowerがインストールできない場合や内部録音できない場合の代替アプリについてはある程度抑えておくと柔軟に対応できるので見ていきます。
BlackHole
まずはBlackHoleです。
これは先ほども言いましたがBlackHoleが最強なんですね。
BlackHoleのダウンロードはこちら。
BlackHoleの使い方としてはデフォルトで用意されているチャンネル構成が1つのみになっているので使い方が非常にシンプルです。
ただBlackHoleについては2つ目のチャンネルを自分で作らなければならないのでそこだけ面倒です。
その面倒な手続きは以下の通りです。
まずアプリのユーティリティフォルダ内にあるAudio MIDI設定を開きましょう。
次に「+」から「機器セットを作成」を選択し新しい機器セットを作りましょう。
これでできた新規の機器セットの入力チャンネルの1をクリックし「新規ラベル」から出力チャンネルの1にも「新規ラベル」を追加しましょう。
これで準備はOKです。
あとはパソコンの出力を機器セットにしておけば操作できるようになります。
ただこうしてしまうと最初に機器セットを入れなくてはならないので面倒な方はBlackHoleはお勧めできません。
Loopback
次はLoopbackです。
Loopbackは唯一UIを持っておりサイトもしっかりしており信頼性は抜群。
しかし$109かかってしまうので無料トライアル版を試してみることをおススメします。
ただ無料版は20分しか使えないので使うのであれば有料版を購入してしまいましょう。
ではLoopbackの使い方を見ていきます。
まずは最初から用意されているPass-Thruを選択し下のごみ箱ボタンをクリックして消去してしまいましょう。
次にSourceの横の「+」をクリックしMusicアプリを追加しましょう。
今度は「Bulit-in microphone」を追加し抹消。
次に追加したマイクをいったんOFFにしてoutPut ChannelsとMonitorsのInternal Speakersをそれぞれ追加しましょう。
最後に詳細のカスタマイズをして終了です。
これでZOOMなどの入力設定をLoopbackに変更するだけで完了してしまいます。
ただLoopbackに関してはパソコンの音をすべてLoopbackに送っているわけではありません。
アプリ毎に設定しなくてはならないのでYouTubeなどの音を出す場合にはWebブラウザをソースに追加する必要があります。
ボリュームを設定できるのはLoopbackの特権ですがちょっと追加する手間がありますね。
JACK Audio Connection Kit
次はJACK Audio Connection Kitです。
JACK Audio Connection KitはAPIを実装するアプリ間でオーディオとMIDIデータの両方にリアルタイムで低遅延の接続を提供するプ小野サウンドサーバーデーモンになっています。
多くの場合はフロントエンドで使用されます。
Virtual Audio Cable
次はVirtual Audio Cableです。
Virtual Audio Cableはスピーカー出力を録音するためのモノになっています。
個々のアプリケーションのオーディオを簡単にカスタマイズすることができループバックも簡単にできてしまいます。
ではVirtual Audio Cableの導入方法について見ていきます。
まずWindowsのサウンドプロパティーを右クリックし「録音」しデバイスを選択し録音タブからCABLE Outputを選択しダブルクリック。
詳細タブから「2チャンネル、16ビット、48000Hz」を選択し「OK」をクリック。
次にWindowsのサウンドプロパティの「再生」デバイスを選択後再生タブからVB-Virtual Audio Cableを選択しダブルクリックしましょう。
次に詳細タブから「2チャンネル、16ビット、48000Hz」を選択し「OK」ボタンをクリックしましょう。
これでVirtual Audio Cableの導入が完了しました。
<便利ツール④>
【Google Document】音声データを自動で文字起こしする方法https://t.co/lwlifXreR8<個人な感想>
Virtual Audio Cableが味噌やな
パソコン内部の音を処理して、完結できる
YOUTUBEとかを流しながら、文字起こし可能。禁断技やな。使えば文字起こしのバイトできるかもやで👍— コタロー🚀医療DX (@kotaro_GoodLife) September 25, 2020
有効活用すると音声データを自動で文字起こしできたりできます。
こういった技術に関しては進んでいるので是非是非使ってほしいですね。
Virtual Audio CableとGoogle音声入力がすごい…!
結構いい精度で自動文字起こししてくれる…!
夜のうちに自動で文字起こし
↓
昼間にちゃんと音声聞いて修正にすればインタビューより短い時間で文字起こしできるのでは…?
— ちあき@ノマド_Writing Hacks講師 (@qianming_hptw) December 20, 2020
やはりTwitter上では評価が高いですね。
Googleとの掛け合いがよさげです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
SoundFlowerのインストールができない場合の対処法をご紹介しました。
SoundFlowerのインストールに困った際にはこの手順を試してみましょう。
さらには代替アプリもあるので自分に合ったアプリを使って見ましょう。