⑤メディアライブラリへの追加
プレイリストに入れたファイルはソフトの実行中は利用することができますが、ソフトを終了した後はプレイリストの内容は消去されてしまいます。しかし、メディアライブラリで管理しておけば、次回以降の起動時も消去されることなく、すぐに各メディアの再生が可能です。メディアライブラリの使い方はプレイリストと変わらず、「ドラッグ&ドロップ」か「ファイル選択」でメディアを追加することができます。
⑥DVDを開く
DVDやBlu-rayなどのディスク類を再生したい場合は、ディスクトレイの操作が必要です。ディスクトレイの開閉をするには、メニューバーにある「メディア」項目から「ディスクを開く」を選びます。この際に利用したいディスクの種類を選択する必要がありますので注意してください。
⑦スキンの追加・変更
VLC media playerではデフォルトの見た目以外にも、スキンを変えることで自由にデザインの変更が可能です。設定は難しくありませんので、PCの扱いに自信がない方もすぐに変更することができます。スキンの追加・変更の手順は以下の通りです。
- メニューバーの「ツール」欄にある「設定」をクリック
- 「インターフェース」の中の「カスタムスキンを使用」にチェックを入れる
- スキンWebサイトが表示されるので、好きなスキンをダウンロード
- 再び「インターフェース」に戻りスキンを設定し「保存」をクリック
- ソフト再起動後にスキンが反映される
スキンの多くは日本語に対応していません。また、デザインだけでなく、メニューバーの表示なども変更されますので、デフォルトの配置に慣れている方はよく考えてからスキンの変更をしましょう。ちなみに「インターフェース」欄にある「ルックアンドフィール」を「ネイティブスタイルを使用」にすることでデフォルトの見た目に戻すことができます。
⑧ランダム再生
ランダム再生機能を使うことでプレイリストやメディアライブラリ内のファイルのシャッフル再生が可能です。曲の順番が不規則になることで、毎回新鮮な気持ちでプレイリストを楽しむことができます。使い方は簡単でランダム再生をクリックするだけです。
⑨ネットワークストリーム
Youtubeなどの動画投稿サイト内にある動画をVLC media playerで再生可能です。いちいちソフトやアプリを変更がなくなり、より快適にコンテンツを楽しめるようになります。ネットワークストリームの使い方は以下の通りです。
- メニューバーの「メディア」を選択
- 「ネットワークストリーム」をクリック
- 「ネットワークプロトコル」の入力欄に動画のURLを入力
- 「再生」をクリック
⑩再生中の動画のレコーディング
VLC media playerを利用して、再生中の動画のレコーディングをすることができます。ただし、保護されているコンテンツを録画すると著作権法に触れてしまう可能性がありますので保護コンテンツの録画は行わないようにしてください。再生中のコンテンツの録画は以下の手順で行えます。
- 録画したいコンテンツを再生
- 「レコーディング」をクリック
- 録画を終了したいタイミングで「停止」をクリック
⑪デスクトップのレコーディング
コンテンツの録画以外にも、パソコン画面のレコーディングも行えます。操作方法をレクチャーする動画を作成する場合などに非常に便利な機能です。簡単な操作で誰でもすぐに画面のキャプチャーができますので、ぜひ使ってみてください。パソコン画面の録画は次の手順で可能です。
- メニューバーの「メディア」を選択
- 「キャプチャーデバイスを開く」を選択
- 「キャプチャーボード」を「デスクトップ」に変更
- 「再生」をクリック
- 「録画」をクリック
また、デスクトップのレコーディングでは、動画のフレームレートを自由に選択可能です。フレームレートが高いほど滑らかな映像になりますが容量は大きくなります。自分のパソコンのスペックに合わせて適切なフレームレートを選ぶようにしてください。