コンピュータからウイルスの疑いがあるファイルを削除する方法
ここまでは、windowsの正規のプログラムであるWMI Provider Hostについて解説してきました。しかし、冒頭でこのプログラムを装った名前のウイルスが入っている可能性もあると紹介しました。もしも、怪しいファイルに保存されていて、ウイルスなのではないか、と思っている人がいたら非常に不安ですよね。そのような場合にウイルスの疑いがあるファイルを削除する方法は大きく分けて二つあります。一つは手動で削除する方法、もう一つは自動手順でアンインストールする方法です。
手動で削除する
レジストリエントリとシステムファイルに関して知識を持っている人は、こちらの方法を試すことができます。プロセスを間違えたり失敗したりすると、かえって状況が悪化することもありますので細心の注意を払ってください。また、この手順を進行する前にはバックアップを取っておくことをおすすめします。
①まず「WIndows+Rキー」を押して「実行」コマンドを開きます。次に、コントロールパネルでWMI ProviderHost.exeとその他関連ファイルを検索したら「アンインストール」をクリックします。②そしたら、インストールされているブラウザからWMI Provider Host.exeを削除します。③WIndowsレジストリからWMI Provider Host.exeまたはウイルスの疑いのあるファイルを削除します。「WIndows+R」で実行ウインドウを開いたら、「regedit」と入力し「OK」をクリックします。ウイルスファイルによって作られたレジストリエントリを見つけたら削除します。ここで間違えて本物のプログラムのレジストリをうっかり削除でもしてしまうと、そのプログラムが破損してしまい開けなくなりますので注意してください。
自動手順でアンインストールする
自動削除ではセキュリティツールを使用します。セキュリティツールにはSpyhunter Anti-MalwareやTROJAN REMOVERがあります。こちらは簡単で、セキュリティツールをインストールしたら、後はそのツールのインストラクションに従ってコンピューターをスキャンします。スキャンで怪しいファイルがあれば検知してくれますので「削除」の手続きを進行しましょう。
まとめ
ここまでWMI Provider Hostについて説明しました。Windowsには重要なプログラムがたくさんありますし、タスクマネージャーでCPUの使用率が高いと心配になったりもしますが、悪いものではないので、落ち着いて対処しましょう。