Appleユーザーにとっては日常的になっている「iCloud」。始めてAppleデバイスを持ったユーザーからするとどんなサービスなのか分かりにくい部分もあると思います。この記事では、iCloudバックアップが容量不足でできない場合の対処法などをご紹介します。
目次
iCloudって何?
まずは、iCloudの概要をご紹介します。iCloudはAppleのWebサービスの1つで、最も大きな役割の1つとしてはiPhoneやiPad、Macなどのバックアップを作成できるクラウドストレージとしての役割を持っています。
使用できる人
iCloudを使用できる人は、AppleIDを所持している全てのユーザーです。基本はAppleデバイスユーザーに向けたサービスですが、Webブラウザからもアクセスができるので、AppleIDを持っていれば誰でも利用できます。
AppleIDは13歳未満のユーザーは作成できないので、13歳以上の人であれば誰でも使用することができます。
料金プラン
iCloudは、無料プランと有料プランが用意されています。基本は無料で利用することができます。ただ、近年のiPhoneだと最大で1TBのストレージを積んでいます。基本プランだと5GBまでしか使えないので当然バックアップを作成することができません。
大容量を必要とするユーザーに対して有料プランを提供しています。有料プランの中には3種の容量が用意され自分に合ったプランを契約することができます。
容量 | 料金 |
無料 | 5GB |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
メリット
iCloudを使うメリットは、同じAppleIDでログインしているデバイスでの情報をシームレスに共有できる点です。Appleデバイスでは基本的にはファーストパーティ性のアプリは同じ仕様で動いています。
なので、写真や連絡先、カレンダーやリマインダーなどは設定をすれば知らない間に共有されるくらい簡単にデータを共有することができます。共有したくない場合は簡単に設定を無効にできるのも特徴です。
バックアップできない原因は?
iPhoneが初登場して何年かはPCがあって始めて最大限活用できるというような印象がありましたが、iCloudの登場でPCを持たずにiPhoneだけで完結しているユーザーもいます。
ただ、iCloudを使ってる中で、バックアップがうまく作成できないというようなポップアップが表示されることがあります。ここからは、iCloudのバックアップができない場合の原因をご紹介します。
バックアップデータ容量が5GBを超えた
バックアップが作成できない原因で最も多いものは、バックアップのデータがiCloudで使用できる容量を超えてしまって容量不足に陥った場合です。現在販売されているiPhoneのストレージは最小でも64GBです。
64GBのiPhoneユーザーが半分くらいストレージを使っているだけで無料の5GBは簡単に超えてしまいます。また、写真や動画をたくさん撮影していると簡単に容量不足に陥ります。
有料プランを契約していても50GBだとバックアップするのに容量不足になることも考えられます。もしバックアップを作成できないというような表示がされるようなら自分がどれくらいのストレージを使っているか確認してみましょう。