「08001001257」だけでなくさまざまなところから勧誘電話がかかってきます。そういった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。こちら側の対処法も重要なので、相手を怒らせたりせずうまく断る方法を紹介します。
目次
勧誘かどうかの確認
たとえば「08001001257」のようなところから電話がかかってきたら、勧誘電話であるかどうかを確認しましょう。
特商法(特定商取引法)によって、勧誘電話の場合は相手にそう伝えなくてはいけない義務があります。ですから「08001001257」のようなところから、会社名や個人名をはっきり名乗らずに電気料金についての話をされたら勧誘電話なのかを確認し、そうであると判明したらすぐに断ってしまっても構わないのです。
勧誘電話ではないと言ってきた場合にはどうすればいいのかというと「電話の内容を録音します」と相手に伝えます。会話の内容が勧誘電話の場合には特商法違反になるので、消費者センターに通告しても構いませんね、と伝えましょう。
このような通知はこちらは法律について知っていますと相手に知らせるためです。
きちんとした会社であるなら、録音されても構わないはずなので、それで相手側が電話を切ってしまったら速攻で着信拒否にしてしまいましょう。
一方的に電話を切ること
「08001001257」から電話がかかってきた場合、一方的に電話を切ってしまったら何か悪いことが起きるのではないかと考えてしまう人もいるかもしれません。
特定商取引法のことなど言えない、勧誘電話なのかを確認することも難しいと思う場合には一方的に電話を切ってしまっても大丈夫です。
相手はどんな人か知りませんが、毎日誰かに電話をかけ続けています。そして一方的に切られるのも日常茶飯事のはずです。
ですから忙しい、こんな電話につきあっていられないというときには勝手に切ってしまっても何ら問題はありません。
勧誘電話を事前に防ぐ方法
そもそも勧誘電話はなぜかかってくるのでしょうか。固定電話がある、携帯電話を固定電話代わりにしているという人の場合に勧誘電話がかかってくるケースが多いようです。
迷惑電話をとにかく阻止したい場合、どんな対処法があるかを調べてみました。
迷惑電話防止付きの電話機の設置
「08001001257」のような勧誘電話がかかってこないようにしたい場合、固定電話の人は迷惑電話防止付きの電話機を取り付けることを検討しましょう。
これを取り付けると知らない番号から電話がかかってきたときに「この電話の内容を録音します」といったアナウンスが流れます。相手は録音されてしまうのが面倒だと判断し電話を切ってしまうので安心です。
着信拒否を設定
「08001001257」のような電話を防ぐ方法として1番簡単で有効なのは着信拒否設定です。固定電話でもスマホなどでも着信拒否設定ができるので、迷惑な勧誘電話を防ぐことができます。
ただ、「08001001257」のようなところはいくつも電話番号があるのでイタチごっこになる可能性もありますが、迷惑電話の防止策のひとつとしておすすめです。
NTTではオプションとして「迷惑電話お断りサービス」を提供しています。迷惑電話と判断した番号から電話がかかってくると「この電話を受けることができません」等のアナウンスが流れます。
最大6個の電話番号を登録できるもの、最大30個の電話番号を登録できるものがあるので詳しくはこちらを参照してください。
iPhoneやAndroidなどでも着信拒否の設定はできます。
iPhoneでは特定の電話番号をブロックする、不明な電話番号からの着信のときに留守番電話に転送するなどができます。詳しくはこちらを参照してください。
Androidでも設定から着信拒否をする方法、登録した電話番号を着信拒否をするなどがありますが、メーカーによってそれぞれやり方が異なるのでネットで検索してみてください。
スマホの場合は契約しているキャリアごとに着信拒否のやり方があるので、そちらも検討するといいでしょう。
勧誘電話が来る理由
「08001001257」から電話がかかってきたという口コミの中に、誰にも教えてないはずの電話番号にもかかってきたというのがありましたが、どこから番号を入手するのでしょうか。
漏れているあなたの個人情報
ニュースなどで個人情報が漏洩したというのがありますが、個人情報が漏れていることが考えられます。
電話会社などでは下請けの会社に個人情報(電話番号)を与えて、勧誘電話をかけさせているというケースがありました。
このように自分の知らないところで電話番号が漏れていく可能性があるのです。
取引していた相手からの勧誘
何かのアンケートで電話番号や住所を書いた、登録するときに電話番号を入力するなど、知らないうちにさまざまなところで自分の情報を知らせています。
何らかの取引をしているところが電話番号を知るのですから、その取引相手から勧誘電話がかかってくる可能性があるのです。
こういったことから身を守る方法はないのでしょうか。
勧誘電話が完全にこないようにするためのポイント
勧誘電話を完全に防止することははっきり言って無理なことです。しかし、1度かかってきたときにもうこないようにできることはできます。
そのポイントをまとめましょう。
はっきりと断る
勧誘電話がかかってきたとき、こちらがいつまでも話を聞いていると、この人は話を聞いてくれると思われてしまい、しつこく電話がかかってくる可能性があります。
自分にとって必要でないと判断したらはっきり断りましょう。曖昧な返事をするとまたかかってくる可能性があるのでしっかりと断るようにしましょう。
相手への同情は禁物
話を聞いてあげなくてはいけないのかも?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、相手に同情はいりません。勧誘電話をかけてくる人はそれが仕事なのです。
ですからお願いしますと言われても同情せずにはっきりと断るようにしましょう。
しつこく勧誘電話がくるときは第三者
それでも勧誘電話が止まらない、朝から何度もかけてきて迷惑だという場合には個人で解決するのは難しいかもしれません。
そのような場合に2つの解決法があるので説明します。
国民生活センターに相談
勧誘電話のせいでストレスが溜まってしまう人も多いでしょう、そういう場合には国民生活センターに相談してみましょう。国民生活センターでは迷惑電話に困っているといった相談も受けています。
知らない番号には出ないようにするなどのアドバイスのほか、特定商取引法での解決方法を示してくれるでしょう。
まず、相談事の場合には消費者ホットラインに電話をしてください。その後、各都道府県の消費者センターにつないでくれます。
それでもダメなら警察へ
勧誘電話をかけてくる人はそれが仕事ですが、相手も人間ですから逆ギレされるときがあります。そういった場合にはもう個人ではどうしようもできません。
もし身の危険を感じた場合には警察に相談しましょう。警察に相談するときにはかかってきた電話番号、電話で話した内容、できれば相手の名前が分かると話がスムーズに進みます。
相手のしていることは脅迫罪になる可能性があるので、警察に相談することも検討してみましょう。
まとめ
「08001001257」はNサポートなどと名乗って、東京電力の新しい料金プランを勧めてくるがそういった実態はなく、詐欺の電話かもしれないこと、勧誘電話に対する対処法などを紹介してきました。
1番いいのは不明なところから電話がかかってきたときには出ずに、電話番号を検索してみる。もし、出てしまっても必要でないものを提示されたらはっきり断る、着信拒否をするなどの対処をしましょう。