BlueskyはTwitter(現X)に取って代わるSNSとして注目をされています。
実際には、どんな違いがあって、どんな部分がにているのか気になるところです。
この記事では、BlueskyとTwitterの違いやBlueskyの始め方などを紹介します。
BlueskyとTwitt(現X)の違い
まずは、BlueskyとTwitter(現X)の違いを見ていきましょう。
機能面の違い早見表
BlueskyとTwitteriでは基本的な機能にも違いがあります。
Bluesky | Twitter(現X) | |
運営方法 | 分散型 | 中央集中型 |
投稿できるテキスト数 | 最大300文字 | 最大140文字 |
添付できる画像数 | 最大4枚 | 最大4枚 |
動画の投稿 | 不可 | 可 |
ダイレクトメール(DM) | あり | なし |
非公開アカウント(鍵垢)設定 | 不可 | 可 |
検索機能 | ユーザー名 キーワード | ユーザー名 キーワード ハッシュタグ(#) |
ハッシュタグ(#) | あり | あり |
他のSNSへの アカウント引き継ぎ | あり | なし |
BlueskyはTwitterと比べると多くの文字数を1つの投稿で行えます。
また、Twitterユーザーにはお馴染みのハッシュタグ検索や一般的なSNSで多く採用されているDMや鍵垢などBlueskyには採用されていない機能が多くあります。
使われる用語の違い
BlueskyとTwitterでは、用語にも違いがあります。
Bluesky | Twitter(現X) | |
投稿 | ポスト | ツイート(ポスト) |
再投稿 | リポスト | リツイート(リポスト) |
引用した再投稿 | クウォウトポスト | 引用リツイート(引用リポスト) |
ユーザーの投稿の覧 | フィード | タイムライン |
呼び方が違うだけで、基本的な機能面は同じものです。
運営方法
BlueskyとTwitterでは、根本的な運営方法が違います。
- Bluesky:分散型
- Twitter(現X):中央集中型
分散型というのは、仮想通貨などに採用されている最新のテクノロジーと言われているブロックチェーンの技術を採用しています。
Twitterでは、一般的なSNSと同じく中央集中型の運営方法を採用しています。
ユーザーの管理方法
BlueskyとTwitterでは、運営方法に伴いユーザーの管理方法にも違いがあります。
- Bluesky:ユーザー自身で管理
- Twitter(現X):Twitterが管理
Twitterなどは一般的な中央集中型なので、ユーザーの管理はTwitterを始め運営企業が管理をしています。
Blueskyでは、分散なので、ユーザー情報はユーザー自身が管理をします。
フィード(タイムライン)の表示
BlueskyとTwittterでは、フィード(タイムライン)に表示されるコンテンツにも違いがあります。
- Bluesky:カスタマイズ可能
- Twitter(現X):おすすめ・フォロー中
BlueskyではTwitterのタイムラインのことをフィードといいます。
Twitterではタイムラインは自分好みにカスタマイズできませんが、Blueskyでは見たいコンテンツのみ表示させられるカスタマイズができます。
他のSNSとの共有
Twitterでは投稿した内容は、Twittterユーザー向けに見られる仕組みですが、Blueskyでは、他のSNSとの共有も可能です。
現在でもBleuskyで投稿した内容をTwitterに反映させることも可能です。
新機能の開発への参加
Bleuskyでは、ユーザーが新機能への開発に関わることも可能です。
Twitterでは、中央集中型なので、意見を言えば反映される可能性は0ではありませんが、多くのユーザーが同じような声を上げないとなかなか難しいのが現状です。
特に今のXでは、ユーザーにとって不利益に感じられる改悪が多いので、自分好みのSNSに今から育てるならBlueskyは非常におすすめです。
広告表示の有無
BlueskyとTwitterでは、広告表示の有無に違いがあります。
- Bluesky:なし
- Twitter(現X):あり
XでもX Premiumという有料プランに加入すれば広告を減らすことができますが、完全になくなるわけではないので注意しましょう。
Blueskyの始め方
では、Blueskyの始め方を見ていきましょう。
アプリは各アプリストアからインストールしましょう。
アプリをインストールしたらアカウントの作成をしましょう。
- アプリを開いて「新しいアカウントを作成」をタップ
- 「メールアドレス」「パスワード」「生年月日」を入力する
- SMS認証を行うための「コードをリクエスト」をタップ
- 届いた認証コードを入力する
- ユーザーハンドルを入力する
- 興味があることなどの初期設定を完了させる
以上を完了させれば、アカウント作成から初期設定まで完了です。
※Blueskyのアカウントを作成できない場合はこちらの記事を参考にしてください。
Twitter(現X)の不満点まとめ
BlueskyはTwitterの代わりになるSNSとして注目をされていますが、そもそもXのどんな部分に不満を感じているユーザーが多いのか調査してみました。
インプ稼ぎでリプ欄が見にくい
現在のXでは、インプレッションが一定数を超えることで収益を分配してもらえる仕組みがあるため、インプ稼ぎのためのコメントがリプ欄に溢れます。
有名人のポストや有名グループなどのリプ欄のほとんどは意味のないコメントで溢れ、リプ欄でのやりとりを楽しんでいたユーザーから不満が上がっています。
名称とアイコンの変更
Twitterを長く使っているユーザーからすると、愛着のある名称とアイコンの変更にも不満を感じているユーザーがいます。
問題ないうちはアプリのアップデートをせずに青い鳥を残していたいユーザーもいます。
実際には名称やアイコンの変更よりも、イーロン・マスクが強行的にさまざまな変更を行ったことへの対抗策だったのかもしれません。
いいねとリポストの数も非表示に
現在のXではまだ実行されていませんが、いいねとリポスト数も非表示に変更されます。
どういった意味合いをもっていいねとリポスト数が非表示になるのかはわかりませんが、すでに多くのユーザーから反対の意見が多く上がっています。
認証バッヂの仕様変更
Twitterの頃は、有名人や有名な企業(組織・グループを含む)のアカウントは認証バッヂを配布されていましたが、現在は有料プランユーザーに向けた機能に変更されました。
認証バッヂに関しては、Twitterの頃からいまいちよくわからない基準で、有名人が申請してももらえなかったりとよくわからない部分がありました。
現在は有料プラン限定の機能に変更されたので、基準は統一されましたが、以前バッヂをもらっていたようなユーザーからは不満の声が上がっています。
Blueskyに関するよくある質問
Blueskyに関するよくある質問をまとめてみました。
Twitter(現X)と同時に投稿する方法はある?
BlueskyとTwitter(現X)は同時に投稿することも可能です。
「Skyshare」というウェブサービスで、アプリはまだリリースされていません。
Blueskyを見るだけならアカウントはいらない?
Blueskyの投稿を見るだけならアカウントは不要です。
Twitterでも現在はまた見るだけならアカウントが不要になりましたが、いつ仕様が変更されるかわかりません。
Blueskyもそれは同様ですが、分散型でさまざまなサービスとも共有できることから、これからも見るだけならアカウントは不要だと予測できます。
BlueskyのWeb版(ブラウザ版)はある?
Blueskyには、ブラウザでも利用できます。
一部の機能はアプリとブラウザで違いがありますが、基本的な機能には違いありませんので、使いやすい方を使いましょう。
Blueskyを始めるための招待コードはどうやって手に入れる?
Blueskyはリリース当初はβ版だったため、招待制で招待コードを持っているユーザーのみ登録できていましたが、現在は招待コードは不要です。
Blueskyのアプリはリリースされている?
BlueskyのアプリはiPhone版・Android版共にリリースされています。
Blueskyの始め方の項目にリンクを用意してあるのでそちらからインストールするか、アプリストアで検索してみてくてください。
まとめ
BlueskyとTwitterの違いやBlueskyの始め方などを紹介してきました。
Twitterがさまざまな変更を行ったことで、新たなSNSを探しているユーザーが増えています。
その中で注目をされているのがBlueskyですが、運営方法などを含めてさまざまな部分に違いがあります。
一般公開されてすぐはかなりのユーザーが殺到したのでアカウント作成できないことがありましたが、現在は落ち着いているので気になる方は初めてみてください。