apple関連 ニュース

Apple TVでの空間オーディオ、tvOS 15で機能的に!

Apple TVでの「空間オーディオ」が、tvOS 15のサポートで、より機能的に動作することがApple社から詳しく説明されました。

Apple TVの「tvOS 15」空間オーディオのヘッドトラッキングの仕組みを詳しく解説!

Apple TVの「tvOS 15」空間オーディオのヘッドトラッキングの仕組みを詳しく解説していきます。

tvOS 15では、AirPods ProまたはAirPods Maxとセットトップボックスを使用する際に、Apple TVに「空間オーディオ」を導入します。

この時、Apple TVにはヘッドトラッキング用のU1チップが搭載されていないため、この機能がどのように動作するかは不明でしたが、このたびのWWDC21を通じて明らかにされました。以下で詳しく解説しているので、Apple TVの「tvOS 15」空間オーディオのヘッドトラッキングについて一緒に見ていきましょう。

「空間オーディオ」は360度アラウンドの没入型サウンド!

「空間オーディオ」は、まず昨年のiOS 14でAirPods ProおよびAirPods Maxユーザー向けに初めて導入されました。このオプションを有効にすると、ヘッドホンはユーザーの頭の動きを検知して、ドルビーアトモスの技術により360度アラウンドの没入型サウンドを提供します。

先行したiOS 14に追従したtvOS 15の進化!

少なくともiOSでは、ヘッドトラッキング付きの「空間オーディオ」は、特殊なセンサーを使ってiPhoneやiPadの位置を検出し、さらにAirPodsも検出することで、あたかもデバイスから音が出ているような感覚を作り出していました。

しかしMacやApple TVにはそのようなセンサーがないため、実装されていませんでした。これに対し、tvOS 15(およびmacOS Monterey)では、Apple社はこの「空間オーディオ」機能を有効にする新しい手法に取り組んでいます。

Apple TV鑑賞時の頭の向きを計算し「空間オーディオ」効果をON!

Apple TVでテレビ番組や映画を見ているとき、ヘッドトラッキング機能は、ユーザーが「ある方向」を見ていたことを検出し、頭の向きの可能性を計算して、「空間オーディオ」エフェクトを有効化します。

同じ方向を向いていればロックオンされ動くと再ロック!

座って映画やテレビ番組を見るときには、ユーザーがしばらく同じ方向を見ていることを検知すると、ヘッドトラッキング機能がロックします。そして立ち上がって歩き回ると、再びロックされます。

tvOS 15ではAirPodsをApple TVに接続するのもポップアップで簡単操作!

tvOS 15では、AirPodsをApple TVに接続するのも簡単になりました。近くにあるヘッドフォンを認識し、テレビとペアリングするかどうかを尋ねるポップアップが表示されます。

また、tvOS 15のコントロールセンターに新しいトグルが追加され、設定アプリを開くことなく、AirPodsやその他のBluetoothヘッドセットの設定に簡単にアクセスできるようになりました。

「空間オーディオ」はtvOS 15を搭載でApple TVとの接続も効率化!

次のページへ >