最も注目すべきは、普通預金金利の低下でしよう。
0.2%というのは日本では考えられないほどのやばい高金利で、正直言って驚きました。
インターネットバンクでも0.1%が限界で、全般的に金利が低下している状況です。
そのような状況の中で、この0.2%という数字を守っていけるかどうか、大いに疑問がありますね。
あおぞら銀行は口座保有者の年齢層が平均60歳を超えているので、市場の若返りのための広告宣伝費も兼ねた措置かもしれません。
従って、一定数の口座開設があれば、金利が引き下げられる可能性は充分に考えられます。
それなりの準備はしておいたほうがよいでしょう。
デメリット2:振込手数料を無料にするための条件が厳しい
前述の通り、条件を満たせば3回まで無料で振込が可能であることをお伝えしました。
この条件、他社に比べると実はずいぶんハードルが高いです。
他社ならさらに少ない入金額で振込手数料を無料にすることができます。
デメリット3:スマホが必要
BANKは、スマートフォンが必要なシステムです。
そのため、スマートフォンがないと、サービスの利用どころか、口座を開設することさえできなくなってしまいます。
さらにいえば、インターネットに接続できなければ、口座開設もできないということです。
物理的に通帳などに記帳したい人はやめておいたほうが無難です。
まとめ
今回はあおぞら銀行のBANK支店が高金利でやばいと注目されている点について深掘りをし、メリットやデメリットについても見てきました。
現時点であおぞら銀行のBANKの普通預金金利は通常の定期預金をも凌ぐ0.2%ということで、やばいと言われるのもわかります。
ただし、デメリットのところでも解説をしましたが、若い人の口座開設を促進するための宣伝費も含んでいるということも考えられます。
したがって、新規口座開設者数が一定数に到達した時点で、一般的な金利に戻ることは十分予想されます。
口座開設を検討されている方はこの辺も考慮しておきましょう。