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OCR機能付きスキャンアプリCamScannerの使い方を解説

2022年4月8日

CamScannerは、OCR機能のついた無料のスキャナーアプリです。スキャンだけではなく、ドキュメント管理・共有・同期などの機能も有し、さまざまな使い方が可能。ただし、マルウェアが仕込まれたことがあるので、セキュリティに注意して活用しましょう

CamScannerとはOCR機能のついた無料スキャナーアプリ

CamScannerは、スマホのカメラで書類や書籍などをスキャンしてデータ化できるアプリです。色補正や回転などの画像加工やファイル管理もできるなど機能も豊富です。このため、スキャン作業に加え、文書に関するさまざまな使い方が可能になります。

また、スキャナーでデータ化することで、データの使い方のみならず、保存も持ち運びも格段に便利になります。

撮影するだけで取り込め、OCR機能で書類データも認識

そして、使い方で特徴的なのは、無料でもOCR機能が利用できること。OCR機能で文書を画像として保存できるのみならず、いちいち入力しなくてもテキストファイルを自動で作成できてしまうのです。

画像ファイルやPDFファイルは印刷や保存には便利ですが、文書データとしての使い方には制限があり、簡単には利用できません。OCR機能でテキスト化できると文書ファイルとして使い方も広がり、ビジネスシーンなどでの活用場面も広がり、利用の効果が期待できます。

CamScannerは無料版と有料版の2つ

CamScannerには、無料版と有料版の2タイプが公開されています。いずれも、PC、ブラウザ、iPhone・Andoidといったスマホにも対応しています。

無料版といえども、基本的な機能は利用可能で、使い方としては有料版とそん色ありません。また、OCR機能にも対応しています。以下に主な無料版の機能を示します。

  • スキャン機能:書類や書籍、デザインなどをス関して画像データ化
  • PDF変換:スキャン画像をPDFファイル化
  • OCR機能:スキャン画像から文字を読み取りテキストデータ化
  • Air Print:スマホデータから直接印刷可能
  • ファイル管理:CamScannerでファイルの保存・管理が可能

有料版ではより多くの機能

有料版では、無料版にはない多くの機能が追加されており、ビジネスシーンでの使い方が広がり、効果的に対応することが可能となっています。特に、複数ユーザーでのデータ共有、セキュリティやバックアップなどのデータ保護などの機能も充実しています。

また、DropBox・GoogleDriveなどのクラウドストレージへ自動でアップロードすることも可能となります。

有料版の使い方のおもな特徴は以下のとおりです。

  • クラウドストレージを1アカウントあたり10GB割り当て
  • 最大40ユーザーでデータ共有可能
  • 全面的に広告を非表示
  • PDF化してもCamScannerロゴが非表示
  • ファイル共有のためのリンクの期限付き暗号化
  • 複数のファイルをA4サイズ1ページに統合する機能

PC版のブラウザから共有も可能

CamScannerには、PCでも使えるブラウザ版が公開されています。これにより、スマホのカメラでスキャンしたドキュメントデータを複数のPCユーザーと共有することが可能であり、ビジネスシーンでの使い方が格段に広がり活躍します。

スキャン以外にも多種の機能をもつCamScanner

CamScannerは、単なるスキャナアプリではなく、各種の文書管理機能や文書共有の仕組み、セキュリティ機能などを有しています。

アプリ内でのドキュメント管理

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