iCloudバックアップの作成ができない場合の原因が純粋に容量不足の場合、iCloudの有料プランを契約するのが最も簡単にできる対処法です。iPhoneは使っていけばデータが増えていきiCloudストレージが容量不足になるのは当然のことです。
大切なデータを保存するためには有料プランを契約することで解決することができます。有料プランの契約も検討していみましょう。有料プランを契約する手順は以下の通りです。
- 設定アプリ>ユーザー名>iCloud>ストレージを管理>ストレージプランを変更
目次
データを移動させる
PCを持っているならPCにデータを移動させることでiCloudバックアップが作成できない原因を解決することができます。また、PCがあればPCにもバックアップは作成できるので、iCloudバックアップ自体を無効にしてPCにバックアップすることも可能なので検討してみましょう。
ただ、PCにバックアップをする場合、PC側のストレージの容量不足になることも考えられます。確実にバックアップを作成しておきたいならiCloudの有料契約を検討しましょう。
容量があるのに、エラーが出る場合は?
前項ではiCloudストレージの容量不足でバックアップの作成ができない場合の対処法をご紹介しました。ただ、まれにiCloudストレージには余裕があってもバックアップを作成できない場合があります。そういった場合の対処法をご紹介します。
iCloud写真が悪さをしている
iCloudのストレージに余裕があってもiCloudバックアップができない場合は、iCloud写真が悪さをしている可能性があります。厳密に言うと、iCloud写真で使える容量以上のデータがあるとバックアップできない仕様になっています。
iCloud写真の設定を無効にするとバックアップは作成できますが、写真のバックアップはできなくなります。どちらもバックアップを作っておくには契約しているプラン以上のプラン契約が必要になるので覚えておきましょう。
容量不足で機種変更できない人向けの対処法
iCloudの有料プランを契約できない理由があったり、PCを持っていないことでデータ移行ができずに機種変更をできないという方もいると思います。ここからは容量不足で機種変更できない方へ向けた対処法をご紹介します。
機種変更時の解決方法:一時的なバックアップを作成
iOS15から新たなデータ移行方法がAppleから提供されました。それは、「データ転送のためのiCloudストレージの提供」です。
それまではPCもしくはiCloudバックアップを使わないとデータ移行できませんでしたが、新たな機能の提供でそれらの機能を使えなくても機種変更時に限り誰でも一時的なiCloudバックアップを使えるようになりました。
メリット①ストレージが無制限
一時的なiCloudバックアップのメリットは、使えるストレージが無制限という点です。1TBのiPhoneをストレージいっぱいまで使っている場合、2TBのiCloudの契約が必要ですが、機種変更時に限るのであれば一時ストレージを使えば無料で対応できます。