iPhoneで着信拒否した電話番号は設定アプリから確認ができ、同じ画面で着信拒否の解除もできます。手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 「着信拒否した連絡先」をタップ
- 着信拒否した連絡先一覧が表示されるので、着信拒否解除をしたい番号を左方向にスワイプ
- 赤色で「着信拒否設定を解除」という表示が出たらそこをタップして、解除完了
解除完了後はその番号からの着信が届きますし、通話履歴にも残ります。
目次
ドコモ・ソフトバンク・auの対迷惑電話サービス
大手3キャリア(docomo/au/SoftBank)で契約しているiPhoneであれば、キャリアの迷惑電話対応サービスを使う方法もあります。
基本的にiPhoneの着信拒否設定で十分かと考えられますが、iPhoneには非通知設定の番号を着信拒否する方法はありません。また、迷惑電話が多くてその都度着信拒否設定をするのが大変だという人は、キャリアのサービスを使う方がいいでしょう。
以下で各キャリアの迷惑電話対応サービスについて詳しく解説します。
ドコモの『迷惑電話ストップサービス』
docomoは「迷惑電話ストップサービス」というサービスを提供しています。docomoで携帯電話の契約がある人は月額利用料が無料で、新たに申し込みをする必要もありません。
「My docomo」や専用ダイアルで登録ができ、最大30件まで登録可能です。携帯電話の電源を切っている時や圏外の状態でも着信拒否ができます。対象の番号からの着信は着信履歴に残ることもありません。
登録方法は2種類あり、あらかじめ特定の番号を登録する方法と、かかってきた迷惑電話や非通知電話の履歴から登録する方法です。着信履歴から登録する場合には、最低でも一度は着信に応答する必要があるのでご注意ください。
もしも非通知電話の着信を応答することなく拒否したいという場合には、「番号通知お願いサービス(利用無料/申し込み不要)」を設定するのもおすすめです。このサービスでは、番号非通知でかかってきた電話に番号通知を依頼するガイダンスを流して自動で通話を終了します。
ソフトバンクの『ナンバーブロック』
SoftBankは「ナンバーブロック」というサービスを提供しています。SoftBankで携帯電話の契約がある人は、月額110円で利用できます。ただし「iPhone 基本パック」もしくは「iPhone 法人基本パック」に加入している場合は、無料です。
「My Softbank」や専用ダイヤルで登録ができ、最大30件まで登録可能です。携帯電話の電源を切っている時や圏外の状態でも着信拒否ができます。対象の番号からの着信は着信履歴に残ることもありません。
登録方法は2種類あり、あらかじめ特定の番号を登録する方法と、かかってきた迷惑電話や非通知電話の履歴から登録する方法です。着信履歴から登録する場合には、最低でも一度は着信に応答する必要があるのでご注意ください。
auの『迷惑電話撃退サービス』
auは「迷惑電話撃退サービス」というサービスを提供しています。auで携帯電話の契約がある人は、月額110円で利用できます。ただし「電話きほんパック」もしくは「電話きほんパック(V)」に加入している場合は、無料です。
iPhone6以降の機種で利用可能で、最大30件まで登録できます。最大の特徴は、docomoやSoftbankと違ってかかってきた電話に出ることなく、着信後に「1442」に電話をかけるだけで登録できるという点です。
また「番号通知リクエストサービス(利用無料/申し込み不要)」を設定すれば、番号非通知でかかってきた電話に番号通知を依頼するガイダンスを流して自動で通話を終了してくれます。
着信拒否設定で相手に流されるアナウンス(docomo・ソフトバンク・au)
各キャリアの迷惑電話対応サービスの内容がわかったところで、今度はそれぞれのサービスで流れるアナウンスを紹介します。
あなたがサービスを設定している場合、対象の電話番号からの着信があった時には以下のアナウンスが流れます。逆に、あなたが相手から着信拒否されている場合には電話をかけた時に同じアナウンスが流れるので、着信拒否されていることがわかってしまうでしょう。
docomoの場合
docomoの「迷惑電話ストップサービス」で着信拒否設定した場合、発信元へは以下のアナウンスが流れます。
「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません」