ブラウザの閲覧履歴は、プライバシー保護のためにも定期的に削除しておきたいものです。しかし、Safariの履歴が消去できない場合があります。
この記事ではSafariの履歴が削除できないときの原因や、iPhoneやMacでの対処法について紹介しています。
Safariの不具合から機能制限まで原因は様々考えられますので、書かれた内容を読んで解決してください。
目次
Safariの履歴が削除できないときの主な原因
Safariの履歴が削除できないとき、主な原因は以下ようなものが考えられます。
- 今開いているページの履歴を削除しようとしている
- Safari自体の不具合
- キャッシュデータが溜まっている
- ペアレンタルコントロールの影響
上の3つが該当しない場合は、4の「ペアレンタルコントロールの影響」の可能性があります。
1.Webページを開いたまま削除の作業を行っている
Safariの履歴を削除する際には対象のWebページを閉じておく必要があります。
開いたままSafariの履歴を削除することはPCの機能上できません。
そのためWebページを開いたままSafariの履歴を削除しようとせず、いったんWebページを閉じるようにしてください。
2.Safari自体に何らかの不具合が発生している
Safariの履歴を削除しようとしても削除できないときはそもそもSafariに不具合が生じている可能性があります。
その場合はSafariを再起動してみましょう。
Safariに不具合が生じることは滅多にありませんが、可能性の1つとして考えることができます。
Safariを再起動してからSafariの履歴を削除する作業に取り掛かりましょう。
3.キャッシュデータがOSに残ってしまっている
Safariにはキャッシュがどんどんたまる仕組みになっています。
再度同じWebページを訪問した際に読み込み速度を向上させるためキャッシュは必要ですが、定期的なクリアは必須。
そのため
- Safariを開く
- メニューバーをクリックし「Safari」→「環境設定」をクリック
- 「詳細」→「メニューバーに“開発”メニューを表示」にチェックを入れる
- 「開発」→「キャッシュを空にする」をクリック
でOK。
Safariの履歴が削除できないのは機能制限が原因の場合もある
Safariの履歴が削除できない場合、「ペアレンタルコントロール」による機能制限が原因になっている可能性があります。
ペアレンタルコントロールとは、保護者が子供などのスマートフォンやパソコンの使用方法を管理できる機能です。使用時間や、不適切なサイトの閲覧、アプリのダウンロード制限などを設定することができます。
ペアレンタルコントロールの他にも、スクリーンタイムの設定が影響している可能性もあります。
1.スクリーンタイムがオンになっている
普通Safariの履歴は設定ページから削除することができます。
しかしスクリーンタイムがONになっていると削除できないことがわかりました。
そのため、
- Safariを開く
- 「スクリーンタイム」をOFFにする
ことでSafariの履歴を削除することができます。
これで「履歴とWebサイトデータを消去」でキャッシュも削除することができるようになります。