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Macの電源が入らない原因と対処法!MacBookAir/Proを復活させよう

物理的な原因がないにも関わらずMacBookの電源がつかない場合は、以下の対処法を試してください。

  • SMCのリセット
  • NVRAM・PRAMのリセット

以上の2つの対処法を推奨しており、順番に解説していきます。

SMCのリセット

SMCとはシステム管理コントローラのこと。電源ボタンを入れたときの反応の管理、バッテリー管理などを行っています。

電源ボタンが反応しなくなった場合、SMCのリセットを行うと正常に戻ることがあります。

リセット手順

  1. システムを終了させます。

  2. バッテリーを取り外します。

  3. 電源ボタンを5秒間長押しします。

  4. バッテリーをもう一度取り付け、MacBookの電源を入れます。

機種によってはバッテリーが取り外せない場合があります。

その場合は以下の手順を行います。

バッテリーが外せない場合

  1. システムを終了させます。

  2. キーボードの左側の[shift][control][option]を同時に押しながら、電源ボタンを押します。
    これらのボタンを10秒間押し続けてください。

  3. 全てのキーを放したあと電源をもう一度押し、MacBookを起動します。

Apple T2セキュリティチップ搭載の場合

MacBook Pro/Airの2018年発売モデルはApple T2 セキュリティチップを搭載していますので、リセット手順が異なります。

まず電源が入っていないときに電源ボタンを10秒長押しし、その後数秒待って電源を入れてみてください。

それでも変化がない場合、以下の方法でリセットを行います。

  1. システムを終了させます。

  2. キーボードの左側の[control][option]、右側の[shift]を7秒間押します。
    さらにそれらを押しながら電源ボタンを7秒押します。

  3. 全てのキーを放したあと数秒待ち、電源を入れます。

NVRAM・PRAMのリセット

NVRAM(またはPRAM)は、音量や画面解像度、時間など、Macbookが設定情報を記録しておくメモリです。

これをリセットすることで、電源が入るようになる場合があります。

またNVRAM・PRAMのリセットは、MacBook Pro/Airの起動が遅い場合も効果的です。NVRAM・PRAMのリセットをすることで今まで誤った読み込まれ方をしていた各種設定情報をクリーンアップすることができます。

http://apple-geeks.com/macbook-air-4-6215

リセット手順

  1. Macを一旦システム終了します。

  2. 電源を入れ[option][command][P][R]の4つのキーを同時に押し、20秒ほど押し続けてから(2回目の起動音が鳴ってから)放します。

  3. 電源が入ったら、必要に応じてシステム環境設定を開き、初期化された設定の調整をします。

画像引用元:Appleサポート

セーフモードを使用する

MacBook Pro/Airの電源が入らない場合にこれまでの方法でも上手く起動できない場合は、セーフモードを活用してみてましょう。

 

セーフモードとは、基本的な起動方法とは異なり、最低限に必要なリソースやパフォーマンスのみで起動する方法です。セーフモードであれば、MacBook Pro/Airの電源が入らない場合でも起動することができる場合があります。

しかしセーフモードだと通常起動とは操作や設定が異なるので注意も必要です。

【症状別】MacBook(Pro/Air)の電源が入らないの時の原因と対処法

画面が真っ暗

起動しているかをまず確かめる

最初の「macbookが起動しない時のチェックポイント」で紹介したとおり、画面が映らないだけなのか、起動自体していないのかを確かめましょう。

ファンが回る音がするなど動いている気配があれば、モニターの異常が考えられます。

電源ボタンが反応しない

SMCのリセットNVRAM・PRAMのリセットを試してみましょう。

プログレスバーが途中で止まる・最後までいっても起動できない

起動後のプログレスバーが途中で止まったり、一杯になっても次に進まない場合は、以下のことを試してみてください。

※電源ボタンを押した直後[Shift]を長押しするとセーフモードで起動できます。

それでも解決しない場合、バックアップ(TimeMachine)から復元を行いましょう。

移行アシスタント
引用:Appleサポート
Time Machineバックアップしていない場合はこの方法は使えません。

普段よりこまめにTime Machineバックアップを作成しておくことをおすすめします。

  1. 電源を入れたあと[command]+[R]を押し続け、リカバリーモードで起動する

  2. Time Machineバックアップが保管されている外付けHDDを接続する

  3. Time Machine バックアップから復元する

アップルマークから先に進まない

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