共有URLを相手に送信する場合は、ギガファイル便の画面下部にある「受取確認を行う」をクリックしましょう。
これで相手がファイルを受け取りダウンロードを完了させたかを通知で知ることが可能です。
相手に届いていない危険性をこのギガファイル便の通知機能でなくすといった方法になります。
尚、ギガファイル便から通知が来るのは送信が完了した時やURLにアクセスした時ではなく送信先がファイルをダウンロードした時に限ります。
目次
パスワード設定
情報漏洩の危険性を加味して、ギガファイル便ではパスワードをかけることができるようになっています。
特に「まとめてアップロード」を行う際にはzipファイルにも忘れずにパスワードをかけるようにしておきましょう。
パスワードを設定すれば、相手はパスワードを入力しないとログインできないようになっており間違ってURLを送付してしまった際に相手に勝手に開封される危険性を0にすることができます。
パスワード内容は相手に伝えて、相手がパスワードを打てる状態にしておきましょう。
アップロードファイルの削除
ギガファイル便でファイルをアップロードすると、自動的に「削除キー」というものが生成されます。
これはアップロードしたファイルを削除したいときにクリックすべきなのですが、危険性を考えると削除しておくべきです。
ギガファイル便が勝手にファイルの内容を閲覧できてしまう以上、削除しておくことが利巧だといえます。
アップロード時のウイルススキャン
ギガファイル便では自動的にアップロードしたファイルにウイルススキャンがかかるようになっています。
そして、受け取った相手はダウンロード画面でウイルスに関する情報をメッセージで受け取ることが可能。
ここでウイルスに感染している場合は、ギガファイル便からのファイルを受け取らない選択ができるようになっています。
ウイルス感染の安全性も担保されるようになっているのです。
ギガファイル便で安全に大容量ファイル送信をするには
200GBまでのファイルであればスムーズに転送することができるギガファイル便ですが、より安全に大容量ファイルを転送するにはどうすればいいのでしょうか。
危険性に関して対策を講じてきましたが、さらに安全性について深堀していきましょう。
ギガファイル便はプライベートの利用がベスト
ギガファイル便は個人がリリースしているサービスということもあり、アップロードしたファイルは流出することが大前提として捉えておくべきでしょう。
そのため、
- 社内ファイル
- 機密ファイル
などをギガファイル便を使って転送してしまうのはNG。
個人情報や会社の機密文書などを転送してしまうのはあまりに危険性が高くおすすめできません。
大企業がわざわざ社内のオンラインストレージサービスを自作しているところを見ると、こういったギガファイル便を利用するのがいかに危険性があるのかが理解できます。
大手企業ではギガファイル便の利用は禁止されていますし、自社システムだけを利用することが条件。
セキュリティ対策や情報漏洩の危険性などを加味しても、ギガファイル便を利用するのは危険だといえるでしょう。
結果、ギガファイル便は完全プライベートの転送時に使うべきで
- 写真
- 動画
- 音楽
など、最悪漏洩しても大丈夫といったデータを転送するようにしてください。
ファイル転送サービスを安全に利用するためのポイント
今回はギガファイル便をピックアップしましたが、ギガファイル便のようなファイル転送サービスを安全に利用するにはどうすればいいのでしょうか。
見ている限りだと危険性しかないように見えますが、ポイントを守っていれば安全に利用することができます。
そのポイントは3つあり、
- 共有サーバではなく占有サーバを使う
- 送受信履歴を自社で完全に管理する
- 転送データの盗聴・漏洩・欠落・改ざんを防止機能を装備する
です。
ファイル転送サービスは勝手に誰かがリリースしたサービスであり、内部情報まで明らかになっていません。
それであれば共有サーバーではなく占有サーバーを利用して自社で完全に管理してしまうのがよいでしょう。
送受信履歴も「送った・送っていない」が起きないためにも、100%自社管理が望ましいです。
さらに、転送したデータが
- 盗聴
- 漏洩
- 欠落
- 改ざん
などの被害にあわないように防止機能を搭載させておきましょう。
ネット上には数々のセキュリティ対策ソフトやウイルス対策ソフトが販売されていますので、そういったソフトを自社でも導入しておくのもよいでしょう。
基本的にファイル転送サービスは使うべきではないですが、プライベートで利用する場合は便利ですので利用しても大丈夫です。