メルカリで商品を配送する方法は公式のメルカリ便のほか普通郵便も使えます。軽いものを送るなら定形外郵便がおすすめです。料金は商品のサイズと重量で計算します。また、発送方法に迷ったら、少し割高になる可能性もありますがメルカリ便を利用するのがよいでしょう。
目次
メルカリで取引するなら配送方法は要確認
メルカリに出品する際には、商品の写真と合わせて商品の説明や商品情報を掲載します。この商品情報には、配送の方法も記載します。配送方法欄を配送方法未定とすることもできますが、未定では購入意欲も高まらないでしょう。つまり、出品するまでに配送の方法を決めておくことが望ましいのです。
メルカリでは、ほとんどの場合、価格は送料込みとしますので、配送料は出品者の負担となるのです。このため、出品するにあたっては、事前に配送方法を確認してなるべく送料の安い方法を採用して、出品したことによる利益が減らないように工夫する必要があります。
また、配送方法を決めるにあたっては、サイズ・重量はもちろん、追跡の可能性、トラブル場合の補償などについても考慮する必要があります。
メルカリでは商品の発送法としては公式のメルカリ便のほかに、出品者が普通郵便を使う方法があります。小~中サイズの商品を発送する場合は、普通郵便で十分な場合も多いのです。特に、小型で軽いものならお得になる可能性の高い定形外郵便については詳しく説明しますので参考にしてください。
軽いものを送るなら「定形外郵便」がおすすめ
メルカリでは、不要になった雑貨や洋服などのファッションアイテム、ポスターなどなんでも出品して売ることができます。出品した商品のサイズ・重量などによって配送方法はさまざまですが、軽いものや安価なものには普通郵便がお得です。しかし、形状・サイズ・重量によっては、定型封筒が使えない場合もあり、その場合は、定形外郵便がおすすめです。
定形外郵便は、名前のとおり、定型封筒などでは送付できないサイズの商品を郵便局から普通郵便として郵送できるサービスです。ポストに投函することもできるので時間を取らずに利用できて便利です。安価で手軽に利用できるためヤフオクのようなオークションやメルカリのようなフリマアプリで配送方法としてよく利用されています。
定形外郵便のおもな特徴は以下のとおりです。
定形外郵便の分類は「規格内」と「規格外」
定形外郵便は、定型封筒には入らないが軽い商品やポスターなどの筒状の商品も送ることができます。そして、送付する商品の形状によって、規格内と規格外の2種類に分類されています。
規格内の要件(最大サイズ・重量)
規格内の定形外郵便として扱ってもらえる商品は以下のようなものです。
- 重量は1Kg以内
- サイズは、縦34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内
規格外の要件(最大サイズ・重量)
規格外の定形外郵便として扱ってもらえる商品は以下のようなものです。
- 重量は4Kg以内
- サイズは、縦・横・厚さの3辺合計が90cm以内で、最長の辺が60cm以内
定形外郵便の最小サイズ
定形外郵便には最小サイズが定められています。
円筒状の商品の場合は、直径3cm以上、長さが14cm以上と定めれられています。
上記以外の形状の場合は、短辺9cm以上、長辺14cm以上となります。ただし、これを下回る場合であっても、12cm×6cm 以上の耐久性を持つ厚紙や布製のあて名札を付ければ送付可能です。
サイズと重量で料金計算
定形外郵便の価格は、規格内・規格外といった分類と重量で決められています。
具体的な料金表は以下のとおりです。
重量 | 規格内 | 規格外 |
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | 非対応 | 1,040円 |
4kg以内 | 非対応 | 1,350円 |
追跡番号は「特定記録」オプションで
定形外郵便では、配達中の追跡ができません。そのため、出品者も購入者も配送の状況を把握できず、届くのを待つしかないのです。
追跡をしたい場合は、特定記録という配送オプションサービスを別途申し込む必要があります。郵便局にある「書留・特定記録郵便物等差出票」に必要事項を記入して160円をそえて申し込みます。
特定記録を申し込むと以下のことができます。
- 申込時に受領証を受け取れるので送付した証明となる
- インターネット上で配送状況の確認が可能で、配達完了メールをもらえる
償がないので高額な品物の発送はNG
定形外郵便には郵送時のトラブル補償はつきません。仮に郵送時に商品が行方不明になっても何の保証もないのです。
書留であれば所定の補償がつきますが、簡易書留でも320円、一般書留なら最低でも435円を追加で負担することになります。定形外郵便として送付する商品では価格が安い場合が多いでしょうから、書留の費用はかなりの負担になってしまいます。
また、定形外郵便については、日本郵便も高価なものの送付には使わないことを推奨しています。