sws1dayは早いの?
ここまでの説明で、簡単に利用できることが分かっていただけたと思います。
それでは、sws1dayは早いのでしょうか?フリーWi-Fiにせっかくつなげたのに、速度が遅くて全然使えない、、、という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、sws1dayの速度は悪くはないようです。もちろん、場所によって多くの人が利用している場合があり、そのようなときには速度が遅くなることが十分に考えられます。
誰でも接続できるこのWi-Fiサービスでは、その場で利用している人が多ければ、速度が遅くなる可能性は十分にあります。また、利用する店舗の室内の状況によっては、席によって電波が届きにくい、ということもあるようです。
しかし、基本的には、特段容量を使う重い動画等を閲覧しなければ、ネットサーフィン、インターネットブラウジングは問題なく楽しめるレベルであると思います。これはフリーWi-Fiの中では非常に有益なものだと思います。
sws1dayを利用するときの注意点は?
sws1dayを利用するときに、いくつか注意点がありますので、説明していきます。
①接続が不安定なところもある
先ほどでも述べた通り、接続に不安が残る部分があります。
1日500円程度かかる有料のサービスですが、せっかくお金を払ったのにネットが遅い、、、という悲しい状況も起こりうるのが現実ですので、それを踏まえて、接続状態が良くなければ場所をかえるなどして、うまく対応する必要があると思います。
②クレジットカードが必要
sws1dayの料金支払いは、クレジットカード・デビットカードが必要になります。なので、もしカードをお持ちでなければ事前に作っておく必要があります。
カード情報が手元にあれば、場所に制限されずに登録できるという利便性は、このサービスの大きなメリットではありますが、必要なものがあるのも覚えておきたいところです。
③毎日利用すると割高になる
もし、毎日sws1dayを利用したとすると、
514円/日(税抜き)×1ヵ月(30日程度)=15,420円(税込み)
と、結構な額になってしまいます。
最近色々なプランのあるポケットWi-Fiは、通信料が少し少なめのもので、月額3,000円以下、というのも珍しくありません。
WiMAXなどの有名ブランドでは、月間100GBという超大容量プランでも4,000円程度で利用できます。
そう考えると、1週間程度の利用でも、場合によってはポケットWi-Fiを契約した方が安い場合もありますので、経済面から考えるとsws1dayを利用する回数は検討した方が良いでしょう。
④第三者による傍受のリスクがある
sws1dayは、利用の際に通信が暗号化されません。そのため、通信内容が第三者に傍受される危険性があります。
ほとんどのサイトは通信が暗号化されますが、すべてがそうであるとは限りませんので個人情報を取り扱う際にはsws1dayの利用を控えるなど、十分に注意してください。この後の項でも、詳細について詳しくお話しています。
⑤半年間無利用で自動解約
sws1dayは、最後に利用してから半年間(6ヶ月)経つと、自動的に契約が解除される仕組みになっています。
登録した個人情報や支払情報などが消えてしまうため、もう一度利用するためには、初めから登録し直す必要があります。登録料や維持費はかかりませんが、ひと手間必要だということだけ覚えておいてください。
sws1dayの安全性は?
注意点について説明してきましたが、そもそも安全性についても触れておきましょう。上の④にご紹介したものの詳細とあわせて、説明していきます。
sws1dayが勝手につながって困る方へ
近頃では駅やコンビニなど主要な店舗や施設には、フリーWi-Fiが利用できるようになっています。
速度が速いWi-Fiならいいのですが、時々、低速なアクセスポイントを勝手に拾ってしまうこともありますね。
接続しようと思っていないのに勝手につながってしまうこともあります。
sws1dayに関しては有料なので、ソフトバンクユーザー以外、勝手につながることはありません。
通信を利用する際、勝手につながるのではなく、接続先を選んで利用したいと思うときなどの設定方法を紹介します。
Wi-Fi接続を「その都度」オフにする方法【iPhone】
Wi-Fiの接続をその都度オフにして利用する方法です。
sws1dayを含み、勝手に接続しないように使いたいときに接続する方法となります。
すでに自動接続している場合はホーム画面からコントロールセンターを出して(右上から左下にスワイプする)Wi-Fiボタンをオフにします。
この場合、一定期間経過したときやiPhoneを再起動した場合などまた自動的につながるので、しっかりと接続を切断したい場合は、設定からWi-Fiをオフにしましょう。
(注意!!家、職場で利用するWi-Fiも自動接続しなくなります)
再度Wi-Fiをオンにしたいときには、コントロールセンターからWi-Fiボタンをタップすればつながります。
Wi-Fi接続を「その都度」オフにする方法【Android】
Androidの場合は、クイック設定からオフにするやり方と、設定からオフにするやり方があります。
クイックパネルから操作する場合は、ホーム画面を上から下にスワイプし、クイック設定パネルを表示します。
左側にあるWi-Fiアイコンをタップし、Wi-Fiの接続をオフにすればOKです。
もしくは設定からネットワークとインターネットへ進み、Wi-Fiボタンをオフにします。
こうすることによって自動接続となっているWi-Fiが切断されます。
iPhoneと同じように自宅や会社で利用しているWi-Fiについても自動接続がオフとなっていますので、利用する場合は、その都度、クイック設定や設定からWi-Fiをオンにしましょう。
特定のフリーWi-Fiに接続しない方法【iPhone】
自宅や会社のWi-Fiには常時接続しておきたいけれど、カフェやコンビニといったフリーWi-Fiには自動接続してほしくない、というときには以下の設定を行ってください。
フリーWi-Fiに勝手につながってしまい困っている人も、こうすることで次回からは勝手につながらなくなります。
iPhoneの場合は、一度でも接続したことがあるWi-Fiには自動的に接続するようになっています。
接続した覚えがないという人も、多分どこかで接続していたはずです。
勝手につながって困る接続で、今後も接続する必要がない場合には、特定のWi-Fiへの自動接続をオフにします。
設定からWi-Fi、勝手に接続しているWi-Fiもしくはマイネットワークへすすみ、その中にある「i」ボタンをタップします。
次の画面に「自動接続」というところがあるので、そこをタップしてオフにすればOKです。
もしも自動接続の項目が出てこないWi-Fiがあっても、ネットワーク設定で削除できます。
設定からWi-Fiへ進み、Wi-Fi横の「i」ボタンをタップ、このネットワーク設定を削除をタップして確認画面が出てきたら削除をタップして完了です。
特定のフリーWi-Fiに接続しない方法【Android】
Androidの場合、Wi-Fiに自動接続しないようにする方法が2つあります。
まず特定のWi-Fiに対し自動接続をオフにする方法です。
繋がってほしくないWi-Fiが意図していない接続なら、Wi-Fiの自動接続設定を解除します。
設定からネットワークとインターネットへ、さらにWi-Fiに進み自動接続を解除したいWi-Fiをタップ、ネットワーク詳細画面になったら詳細設定をタップし、自動接続をオフにして完了です。
自動接続という項目が出てこない場合には、もう1つの方法、特定のWi-Fiネットワーク設定の削除を行います。
設定からネットワークとインターネット、Wi-Fiに進み、自動接続を解除したいWi-Fiを選び、次の画面の削除をタップで終了です。
すべてのWi-Fiに接続しない方法【iPhone】
今まで自動接続されたWi-Fiも含めて、接続されたWi-Fiすべての情報をリセットし、すべてのWi-Fiに接続しない方法です。
この方法では、以下の設定も「初期化」されることになるため、注意が必要です。
- モバイルデータ通信(APN)の設定
- VPNの設定
- インターネット 共有設定
- Bluetooth
接続したくないWi-Fiのほか、普段利用している会社や家のWi-Fiもリセットとなります。
インターネットやAPN設定なども再設定が必要となるので、「慎重に」行ってください。
設定から一般、転送またはiPhoneをリセットに進みます。
リセットをタップし、次の画面の「ネットワークk設定をリセット」を選択し、次の画面でネット羽0区設定をリセットをタップ、これで完了です。
すべてのWi-Fiに接続しない方法【Android】
Androidでも同じように、インターネット共有などの設定がリセットされますので、慎重に行ってください。
設定からシステム、詳細設定と進みます。
リセットオプションを選択し、「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」を選択、次の画面で以下を含む(Wi-Fi モバイルデータ Bluetooth)すべてのネットワーク設定がリセットされますの下の方にある「設定をリセット」を選択します。
次の画面で「リセットしますか}と聞いてきますので、「設定をリセット」をタップして完了です。
こちらもiPhone同様、会社、家のWi-Fiにつながらなくなりますので実行は慎重に、また必要なWi-Fiについてはそれぞれ接続設定を行ってください。
WPA/WEPなどの暗号化がされていない
通信が暗号化されていないというのは、先ほどもご説明した通り、お使いのスマートフォン等の通信機器から、sws1dayの電波を利用して接続先のサーバーにつながるまでの道中が保護されていないということを表しています。
そのため、通信の最中に第三者が横から傍受することが可能になっているため安全性が高いとは言い切れません。
公式の注意事項にも記載されていますが、重要事項に関しては、自宅の保護されたWi-Fi環境などでやり取りすることが重要です。
また、自身の通信機器と通信相手先のサーバーの間の通信を保護するSSLやインターネットVPNを使うことが公式からも推奨されていますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
おすすめのモバイルWi-Fi4選
sws1dayは緊急的に大容量のデータ通信をする場合にはおすすめですが、1週間程度使うとモバイルWi-Fiを契約した方がお得になる場合があります。
最後に、おすすめのモバイルWi-Fiを5つご紹介します。
①THE Wi-Fi
月に100GBまで利用できる大容量のモバイルWi-Fiの「THE Wi-Fi」。
3,828円/月と他のWi-Fiに比べても非常にコストパフォーマンスの高いモバイルWi-Fiです。
100GBプランアラキャンペーン期間を狙って契約をすれば最大で4ヶ月無料で利用できる場合もあるので、うまく活用しましょう。
②MUGEN Wi-Fi
10,000円のキャッシュバックキャンペーンを開催している「MUGEN Wi-Fi」。
3,718円/月で利用できるこちらもコストパフォーマンスの高いモバイルWi-Fiです。
一部のユーザーから速度が遅いといった評判を耳にしますが、一般的にはそこまできになるような速度ではありません。
速度を重視したいのなら、ランニングコストは高くなる可能性があるので注意しましょう。
③Rakuten Wi-Fi Pocket
Rakuten Mobileが提供している「Rakuten Wi-Fi Pocket」。
Rakuten UN-LIMIT VIIを始めて契約するユーザーには本体代金4,401円を楽天ポイントで還元される実質無料で利用することができます。
Rakuten Mobileと同様のプランで、3GBまでなら980円/月で利用できるので、大容量のデータをやり取りしないのなら非常におすすめです。
ただ、Rakuten回線を利用するため、安定感にかけるのが玉に瑕です。
④AiR Wi-Fi
モバイルWi-Fiの中でもかなりコストパフォーマンスの高い「AiR Wi-Fi」。
3,278円/月で利用でき、100GBまで利用可能です。
初月1ヶ月はモニターとして利用でき、無料で使える上に解約金も発生しないため、とりあえず使ってみたいと思っている方にはおすすめです。
ただ、2ヶ月目以降(12ヶ月目まで)は解約金が発生するので、モニター期間にある程度使って決める必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ソフトバンクが提供している有料Wi-Fiサービス、「sws1day(ソフトバンクWi-Fiスポット)」について、ご紹介してきました。
sws1dayは、1dayのみ契約できる有料のWi-Fiサービスでが、500円/日程度の利用料がかかるため継続的に使うならモバイルWi-Fiの方がおすすめです。
登録方法はカードを持っていれば、難しい操作はなく、簡単に利用できるサービスですが、通信の安全性に心配な点があるというところもあります。いざ、というときには非常に助かるサービスなのではないでしょうか。