Trusteer Endpoint Protectionとは、IBM社が提供する無償のセキュリティソフトの名称のことです。
Trusteer Endpoint Protectionが勝手にインストールされたことで、不具合が発生することがあるという報告が見られます。
そのような場合でのアンインストール方法や、エンドポイント保護から停止したりする方法の具体例を紹介していきましょう。
またこの他に、Trusteer Endpoint Protectionを入れておくメリット・デメリットを解説します。
目次
- 1 「Trusteer Endpoint Protection」はセキュリティソフト
- 2 「Trusteer Endpoint Protection」が勝手にインストールされる原因
- 3 「Trusteer Endpoint Protection」は必要か
- 4 「Trusteer Endpoint Protection」を入れていると不具合が起きやすい
- 5 「Trusteer Endpoint Protection」の停止方法
- 6 「TrusteerRapport」をアンインストールして停止
- 7 「Trusteer Endpoint Protection」をインストールする場合
- 8 「Trusteer Endpoint Protection」を入れておくメリット
- 9 まとめ
「Trusteer Endpoint Protection」はセキュリティソフト
パソコンには、セキュリティソフトをインストールしている方が大半ではないかと思われます。
セキュリティソフトをインストールしていることで、普段のWEB利用などのインターネット利用上で、ウイルス対策やトラブル対策を講じられます。
IBMが提供しているTrusteer Endpoint Protectionも、セキュリティソフトの1つです。
つまりTrusteer Endpoint Protectionがインストールされていれば、とりあえずのウイルス対策ができていることなります。
「Trusteer Endpoint Protection」が勝手にインストールされる原因
IBMが提供しているTrusteer Endpoint Protectionソフトですが、いつの間にかインストールされていた、という報告が良くあるようです。
それではなぜ、Trusteer Endpoint Protectionは勝手にインストールされてしまうことがあるのでしょうか。
「Trusteer Endpoint Protection」がインストールされても問題はない
実はTrusteer Endpoint Protectionは、他のソフトウェアと間違ってインストールされてしまったりすることがあるのです。
それはウェブサイト上で誤ってクリックしてしまい、そのままTrusteer Endpoint Protectionがインストールされてしまうケースを指します。
しかし、Trusteer Endpoint Protectionがインストールされたとしても、PCの動作に関しては特に問題はありません。
「Trusteer Endpoint Protection」は必要か
通常私たちは、パソコンでネットサーフィンをしたり、色々なソフトウェアをインストールしたりしてパソコンを活用しています。
そうした中で、利用中のパソコンの中には、勝手にインストールされたソフトが入っているかもしれません。
こういったケースのうち、果たしてTrusteer Endpoint Protectionは、必要なソフトであると言えるのでしょうか。
実はTrusteer Endpoint Protectionはインストールされていても、何か問題が発生したりすることはありません。
しかしほとんどのパソコンには、標準のウイルス対策ソフトがインストールされているので、その意味ではTrusteer Endpoint Protectionは特に必要がないとも言えます。
「Trusteer Endpoint Protection」を入れていると不具合が起きやすい
またTrusteer Endpoint Protectionがインストールされてしまったことで、今まで動作していたソフトウェアに不具合が発生したりすることがあります。
また、パソコンの動作が重くなったりするような不具合が、Trusteer Endpoint Protectionのインストールのよって発生することも口コミに散見されるようです。
ですから、もしもこれからTrusteer Endpoint Protectionがインストールされるようなポップアップやプログラムをダウンロードした場合には、一旦注意しておきましょう。
そしてそのことで、既存ソフトウェアに不具合が発生する可能性があることを知った上で、そのままにするかどうかを考えた方がいいでしょう。
「Trusteer Endpoint Protection」の停止方法
Trusteer Endpoint Protectionは、標準のセキュリティソフトをインストールしてあれば、特に必要ないセキュリティソフトです。
ですからパソコンにTrusteer Endpoint Protectionがインストールされている場合には、停止することもできます。
Trusteer Endpoint Protectionの停止方法は、以下のような手順で停止するといいでしょう。
- まず「スタートメニュー」から「全てのプログラム」を起動する
- 次に「Trusteerエンドポイント保護」を項目を見つける
- 「Trusteerエンドポイント保護を停止する」を選択する
「TrusteerRapport」をアンインストールして停止
また「Trusteer Endpoint Protection」が不要の場合には、上述の停止方法ではなく、アンインストールして削除することでも停止できます。
Trusteer Endpoint Protectionをアンインストールする方法は、下記の手順で行うことができます。
- コントロールパネルから「プログラムと機能」をクリックする
- 「Trusteerエンドポイント保護」の項目を右クリック
- 「アンインストール」をクリックする
これで「Trusteer Endpoint Protection」をアンインストールして、停止できるのです。
「Trusteer Endpoint Protection」をインストールする場合
「Trusteer Endpoint Protection」の停止方法や、アンインストールする方法について紹介しました。
では逆に「Trusteer Endpoint Protection」をインストールしないといけない場合は、どうすればいいでしょうか。
その場合には、IBMホームページ上部にある「Download Links(ダウンロードリンク)」から、インストールすることができます。
「Download Links」をクリックすると、様々なOSに合わせたセキュリティソフトが表示されます。
その中から、自分が求めるセキュリティソフトを選択して、インストールファイルをダウンロードしましょう。
「Trusteer Endpoint Protection」を入れておくメリット
ここまでは「Trusteer Endpoint Protection」のデメリット面を主に紹介してきました。
以下からは「Trusteer Endpoint Protection」をパソコンにインストールしておくことで、メリットとなる点についてを紹介していきます。
コンピューターメーカーの老舗で、最大手の1社でもあるIBMが提供するセキュリティソフトですから、メリットとなる点もあります。
①ウイルスを自動的に駆除
「Trusteer Endpoint Protection」をパソコンにインストールしておくことでメリットとなる点は、ウイルスを自動的に駆除してくれる機能があることです。
「Trusteer Endpoint Protection」はセキュリティソフトですから、危険なプログラムやウイルスの基となるプログラムを検知して、駆除する働きをします。
そのため「Trusteer Endpoint Protection」をインストールしているだけで、パソコンを保護してくれるというメリットがあるのです。
②市販のセキュリティソフトと併用するとさらに安全
「Trusteer Endpoint Protection」だけを、パソコンにインストールしておくのでは、セキュリティ対策としては不十分な点は実はあります。
ですが「Trusteer Endpoint Protection」を他のセキュリティソフトと併用しますと、セキュリティ対策がより向上し、さらに安全にパソコンを利用することができます。
セキュリティソフトを併用する場合には、「Trusteer Endpoint Protection」の特徴を確認して、「Trusteer Endpoint Protection」にはない効果があるセキュリティソフトを選ぶことがおすすめです。
③無料で利用できる
そして一番の「Trusteer Endpoint Protection」のメリットとしては、ソフトが無償版であることです。
一般的にセキュリティソフトとは、購入時にお金を支払って半永久的に使えるソフトと、一定期間ごとにソフトを更新する必要があるものとがあります。
その中でも「Trusteer Endpoint Protection」は、半永久的に利用することができ、かつ無償で利用できるセキュリティソフトであることが最大のメリットでしょう。
ですからパソコンにまだ何もセキュリティソフトをインストールできていない場合には、当座の策として「Trusteer Endpoint Protection」をインストールしておくといいかもしれません。
まとめ
「Trusteer Endpoint Protection」をセキュリティソフトとして活用している人向けに、そのメリットとデメリットを紹介しました。
「Trusteer Endpoint Protection」は、IBM社から無償で提供されていることが大きなメリットなのですが、他の一般ソフトウェアとの相性がよくない場合が散見されます。
また「Trusteer Endpoint Protection」をインストールしたことが起因して、不具合が発生することが報告されています。
このため、「Trusteer Endpoint Protection」をインストールする場合には、サイトの情報や口コミをよく確認してから行うことをおすすめします。