「Twitter動画保存しまっせ」などのサイトを経由してダウンロードすることは「原則」OKです。
しかし、著作権侵害に該当する場合は「Twitter動画保存しまっせ」などを使っていても動画のダウンロードはNGです。
Twitterに限定された話ではありませんが、他のユーザーがアップロードしている動画や画像などを
- 公開する
- 拡散する
など許可なく行った場合は、著作権侵害に該当します。
YouTubeなどでよくみられる
- TV
- 映画
- 歌手のミュージックビデオ
- 有料配信されている動画
などを無断転載しているような行為も本来であればNGなのです。
「他人の不利益」につながるようなものであれば著作権侵害でれっきとした犯罪になりかねません。
動画を保存するのはOKですが、著作権侵害にならないように細心の注意を払ってください。
また、知らず知らずのうちに「無断転載」を自分でしてしまっていることがあります。
無断転載とは他人の著作物を勝手に複製したりコピーしたりする行為のことを言い、違法行為として該当します。
ごっちゃにされがちなのが「引用」です。
「引用」とは
- 自分の他人の著作物の主従関係が明確である
- 引用部分が他と明確に区別されている
- 引用の正当性がある
- 引用元が明記されている
- 引用物の内容が改変されていない
の5つを守っていると該当するもので、それ以外は全て無断転載に該当します。
法的に見ると難しい言葉が並んでおり理解することが難しいかもしれませんが、以上の5つを守れば無断転載ではなく引用という形で動画を投稿することは可能です。
SNSをやっていると4番を守っていない人だらけで、違法行為が蔓延してしまっていることがわかります。
特に、
- 拾い画を無断転載
- ツイートをパクるパクツイ
などが横行しており、これらは全て無断転載に該当し違法行為としてみなされることになります。
無断転載にならないために必要なこととしては、
- 著作権者に許可を取る
- 個人の利用にとどめる
などがあるでしょう。
「これは拡散したい!」などどうしても動画を保存して自分のツイートに乗せて拡散したいと思うことはあるでしょう。
しかし、無断で拡散してはいけないので著作権者に問い合わせて「使ってもいいですか?」と許可を取りましょう。
もし許可が下りなければその動画は拡散してはいけませんし、違法行為に該当するようなことはNGです。
反対にもし許可を取れたとしても著作権者の名前を記載しないことは「引用」ではなく「無断転載」になってしまうので気を付けましょう。
そして、ここがグレーゾーンだといわれる所以なのですが個人の利用にとどめておくことも重要です。
個人の端末に保存しておくだけであれば無断転載にならず違法行為にもなりません。
しかし、公の場に公開することはNG。
ネット上に公開してしまうと「個人利用」ではなく「無断転載」として扱われることになるのです。
著作権者は
- 画像や動画にサインを入れる
- Twitterへ報告する
などの対処をすることで無断転載が無くなっていくと考えられています。
誰が制作したのかがわからないような画像や動画は無断転載されやすい傾向にあり、サインを入れておくことでそれなりの防止にはつながります。
サインを入れておくと「この人が描いたんだ」ということが一目でわかります。
そして、100%対応してくれるかはわかりませんがTwitterへ報告することもいいでしょう。
Twitterには「無断転載」を防止する取り組みをしているので報告してみるのも1つの方法です。
まとめ
今回は「Twitter動画保存しまっせ」について見ていきました。
「Twitter動画保存しまっせ」を利用すれば簡単にTwitterの動画を保存することができますが、あくまで個人範囲でとどめておきましょう。
公の場に出すと、無断転載や違法行為に該当することがありますので注意してください。