次にWindows10パソコン向けにレジストリ設定を変更してCapslockの設定を解除・無効化する方法について紹介していきます。
先程紹介したようにレジストリとは、Windows10の設定情報が記載されているパラメータなので、間違った設定や誤ったパラメータを変更するとWindowsパソコンで不具合が発生する場合もあるので、レジストリを変更する前は事前にバックアップを取得しておきましょう。
目次
スタートボタンを右クリック→ファイル名を指定して実行を選択
まずWindows10パソコン向けにレジストリ設定を変更してCapslockの設定を解除・無効化する手順としては、レジストリの設定を編集するレジストリエディターを起動する必要があります。
レジストリエディターの起動は、スタートボタンを右クリックして、ファイル名を指定して実行をソフトウェアを起動させましょう。
regeditと入力しOKをクリック
ファイル名を指定して実行のポップアップを表示することができたr、ファイル名を指定して実行の入力箇所に「regedit」と入力しましょう。
綴りを間違ってしまうと正しくレジストリエディターが起動されないので、入力する際は確認しながら入力してください。
レジストリエディターでKeyboard Layoutを開いた状態にする
レジストリエディターが起動で来たら、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout」のパスに移動しましょう。一つ一つフォルダを開いてもいいですし、レジストリエディターのパスを入力する箇所に「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout」と入力して、EnterでもOKです。
右側のウィンドウで右クリック→新規→バイナリ値を選択
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout」のパスを開いたら、一旦を「Keyboard Layout」右クリック > エクスポートを選択して「.reg」ファイルより設定情報をバックアップ取りましょう。
バックアップを取得したら、Keyboard Layoutの右側で右クリック > 新規 > バイナリ値をクリックして、新しいキーを生成しましょう。
追加された新しい値#1の名前をScancode Mapに変更
「新しいキー#1」という名前のキーが作成されたら、このキーの名前を「Scancode Map」に変更しましょう。
変更方法としては、右クリックから名前変更を押下するか、「新しいキー#1」を選択して、キーボード操作で「F2」を押下すれば、名前の変更をすることができます。ここではも名前の綴りを間違わないように注意してください。
Scancode Mapをダブルクリックし値のデータを入力してOK
そして最後に「Scancode Map」をダブルクリックしてバイナリ値を編集します。データのテキストの部分に「00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,00,00,3a,00,00,00,00,00」と入力して、OKをクリックしましょう。これでレジストリエディターよりCapslockの設定を解除・無効化する設定は完了です。あとはPCを一度再起動すれば、Capslockの設定が無効化になっていることが確認できるでしょう。