位置情報や歩数を活用したポイ活アプリ「トリマ」。歩くだけでポイントが貯まると注目を集め、利用者が増えています。しかし、ポイントを交換しようとした際に、交換先が多岐にわたり、それぞれの交換レートが異なるため、「どこに交換すれば一番お得なの?」と悩む方も少なくありません。
この記事では、トリマでおすすめのポイント交換先や、交換ができない時の原因とその対処法について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
トリマで貯めたポイントを現金化する方法は?
トリマのポイントをシンプルに現金に変換したいと思った場合は、下記の手順で行います。
- トリマアプリを起動し、「交換」を選択
- 「他社ポイント」を選ぶ
- 希望のマイル数を選択
- 「交換申請に進む」をタップ
- ドットマネーのアカウントを作成
- 貯めたマイルをドットマネーに変換
- 「銀行振込」を選択する
- 口座番号などの必須項目を入力して完了
このように申請を行った場合、5日ほどで入力した口座に振り込まれます。振り込み手数料がかからないのも嬉しいポイントです。
トリマのポイントの交換先と交換手順
トリマでのポイントの交換先は多岐にわたります。
使い道は、大きく分けて5つあるので、それぞれ確認していきましょう。
他社ポイント
トリマでは、貯めたポイントを、Tポイントやdポイントなどの「他社ポイント」に交換できます。交換先には日常生活やネットショッピングで利用できるところが多く揃っています。また、他社ポイントは交換レートが比較的高い場合が多いため、交換先としておすすめです。
具体的な他社ポイントの交換先を全て知りたい方は、以下の手順で確認できるので、自分にとって使いやすいものを自由に選びましょう。
- トリマアプリを起動し、「交換」をタップ
- 「他社ポイント」を選択
- 選択できる交換先の一覧が表示されるので、確認する
商品引換券
トリマのポイント交換先として「商品引換券」があります。これはファミリーレストランやコンビニで利用できる食事券や商品券のようなものです。しかし、基本的には商品引換券へのポイント交換はおすすめしません。
その理由は以下の2点です。
- 交換レートが低く、120ポイント=1円に満たないことが多い
- 「他社ポイント」の方が交換レートが高く、ファミレスやコンビニで使用可能なため
- 有効期限があり、使用前に期限が切れるリスクがある
これらの理由により、商品引換券に交換するメリットはほとんどないと言えるでしょう。
アイテム
トリマのポイントは、ポイントを効率的に稼げるようになる「アイテム」にも交換できます。具体的なアイテムは下記のとおりです。
- 「追加タンク」:移動距離タンクを増やせる
- 「スピードアップ定期券」:タンクが溜まりやすくなる
- 「歩数上限+5000歩」:歩数の上限が増える
- 「ローラースケート」:歩数が溜まりやすくなる
これらのアイテムをうまく活用することで、通常より多くのポイントを獲得するチャンスが広がります。
着せ替え
トリマで貯めたマイルでトリ丸を着せ替えが可能です。トリ丸とは、トリマアプリに常に表示されているペンギンのキャラクターのことです。貯めたマイルを使って帽子をかぶせたりボールを持たせたりなど自由に着せ替えることができます。
着せ替えを使用するのは、視覚的に楽しむことを目的にしており、ポイントが貯めやすくなるなどのメリットはありません。
寄付
トリマでは、ポイントを国境なき医師団などへの寄付にも使用可能です。寄付先は、世界情勢などによって定期的に変わります。事前活動による社会貢献に興味のある方は、寄付を検討してみてください。
どのような場所に寄付されるのか知りたい方は、下記の手順で確認してみてください。
- トリマアプリを起動し、「交換」をタップ
- 「寄付」を選択
- 寄付できる場所の一覧が表示されるので、確認する
お得なポイント交換先
ここまで、トリマでのポイントの交換先について説明してきました。しかし、選択肢が多いため、ポイントが貯まった際にどこに交換するのが最適か悩む方もいるでしょう。
ここからは、トリマで貯めたポイントをお得に交換するためのおすすめのポイント交換先を紹介します。
おすすめ交換先①:「アイテム」
ポイントがある程度貯まったら、まずは「アイテム」に交換することをおすすめします。
特に優先して交換すべきアイテムを2つ紹介します。
追加タンク
「追加タンク」は最優先で交換すべきアイテムです。
タンクはすべての移動方法に対してポイントが貯まるため、気づかないうちに満杯になってしまうことがあります。タンクがフルの状態だと、いくら移動してもそれ以上ポイントを貯めることができません。
初期設定ではタンクが3つしかないため、すぐに不足してしまいます。タンクは最大で7つまで増やせますが、最低でも5つは確保しておくと安心です。
歩数上限+5000歩
タンクを追加で交換したら、次に「歩数の上限」を増やすことを検討しましょう。デフォルトでは1万歩までしかポイントが得られないため、それ以上歩いてもポイントを得られないため無駄になってしまいます。
歩数上限は5,000歩ずつ増やすことが可能で、一度増やせば期限なしでその上限を利用できます。最大で3万歩まで増加可能なので、毎日たくさん歩く方には特におすすめです。ただし、普段あまり歩かない方には必要ないので、自分のライフスタイルに合わせて検討すると良いでしょう。
ローラースケート
「ローラースケート」は、有効期限内に歩数で獲得できるマイル数を2倍にするアイテムです。このアイテムは、7日間または30日間の期限から選択可能で、旅行や特別な予定がある時に利用すると、効率よくポイントを貯められます。
お出かけの予定に合わせるなど、必要に応じて交換することをおすすめします。
おすすめ交換先②「他社ポイント」
ここからは、普段の買い物に使用するために、ポイントを交換する方法についてご紹介します。おすすめなのは「他社ポイント」の交換です。
提携先によってポイントの交換レートは異なるため、できるだけ高いレートのポイントに交換するのがポイントです。特に、「120ポイント=1円」になる高レートの他社ポイントへの交換をおすすめします。自分の生活圏で、使いやすそうなポイントを選ぶことも大切です。
以下の3つの「他社ポイント」は特におすすめです。
Vポイント
2024年4月に「Tポイント」が消滅し、「Vポイント」に統合されました。VポイントはWAONPOINTに交換できるほか、資産運用やクレジットカードの支払いにあてることも可能で、ライフスタイルに合わせて幅広く活用できます。
120,000マイルを1,000円分として使用できるため、高レートなのも特徴です。
dポイント
dポイントは、ドコモが提供するポイントサービスで、ドコモのオンラインストアや全国の提携店舗で利用できます。トリマで貯めたマイルをdポイントに交換してお得に使うには、定期的に行われるdポイント増量キャンペーンを活用するのがポイントです。
dポイント増量キャンペーンを効果的に利用するためには、下記の2つの注意点がありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
- マイルを増量キャンペーンの期間まで貯めておくこと: キャンペーン期間までマイルを交換せずに貯め続けることが重要です。
- トリマから直接dポイントに交換するのではなく、ドットマネー経由で交換すること: ドットマネーを経由してdポイントに交換することで、よりお得な交換レートが適用される場合があります。
Pontaポイント
Pontaポイントは、1ポイントが1円として全国の提携店舗やオンラインで使用できるポイントサービスです。提携先が28万店舗以上と非常に多く、日常生活での利用に便利な点が大きな魅力です。
特に利用しやすいのが、ローソンです。ここでは「お試し引換券」というサービスを利用すれば、トリマで貯めた60,000マイルで実質1,000円分のお買い物ができます。
興味がある方は、Pontaアプリをインストールし、「お試し引換券」をチェックしてみてください。
トリマでポイントが交換できない時の原因と対処法
トリマでおすすめのポイント交換先を紹介してきましたが、時々ポイント交換がうまくできないといった不具合も発生しています。せっかく貯めたポイントも、交換できなければ意味がありません。
ここからは、ポイント交換がうまくできない時の原因と、対処法について解説していきます。
原因①:交換するための条件を満たしていない
トリマでは、不正利用を防ぐために、ポイント交換にはある一定の条件が決められています。交換するポイントのうち、約半分ほどは移動距離、歩数、アンケートで貯めたものでないと交換できない仕組みになっています。
例えば、招待コードだけで稼いだポイントはそのまま交換できないというわけです。もしエラーが出てしまったら、改めて移動距離などでもポイントを稼いでみましょう。
原因②:ドットマネーとの連携ができていない
トリマのポイント交換の多くはドットマネーを経由しています。そのため、トリマとドットマネーIDの連携がうまくできておらず、交換できないこともあるのです。
トリマとドットマネーIDの連携は確実に行うようにしましょう。
原因③:一度にまとめて交換申請はできない
ドットマネーを経由してトリマのポイントを交換する場合、決められた範囲内で交換しなければなりません。例えば、Amazonギフト券の交換には36,000ポイントが必要ですが、一度に36,000ポイントを超えるとまとめて交換できないというわけです。
「交換マネー数」欄には、36,000ポイントずつ、複数回に分けて交換するようにしましょう。
原因④:不正利用の疑いがあると交換できない
滅多にないと思いますが、不正利用が検知されるとポイント交換がストップされます。具体的には、位置情報の偽装や、自動化などです。
普通に使用していれば問題ありませんが、もし心当たりないのに不正が検知された場合はトリマの運営元に問い合わせてみましょう。
まとめ
ここまでに、トリマでのポイントの貯め方とおすすめの交換先、交換できない時の対処法を解説してきました。努力して貯めたポイントなので、効率的に使っていきたいものですよね。
本記事を参考に、トリマでのポイントの使い方を改めて、よりお得に交換してください。