Amazon Photosは無料でも動画を保存できます。
ただ、無料の場合は写真と動画を合わせて保存できる容量が少ないのが残念。
この記事では、Amazon Photosで動画の容量を増やす方法や料金プラン、サービスの特徴などを紹介します。
目次
Amaozn Photosの動画保存容量を増やす方法
Amazon Photosは、Amazonが運営するクラウドストレージサービスです。
写真だけでなく動画の保存も可能ですが、動画の保存容量は上限が設定されています。
まずは、Amazon Photosで動画の保存容量を増やす方法を紹介します。
有料ストレージプランに加入すれば動画の保存容量も増える
Amazon Photosには、有料ストレージプランが用意されています。
動画の容量を増やすには、必要な分だけストレージプランに加入すれば解決。
Amazon Photosのプラン
Amazon Photosの有料ストレージプランは以下のとおりです。
容量 | 目安 画質:1080p HDビデオ | 月額料金 | 年間料金 |
5GB | 約0.7時間 | 600円(Prime会員) | 5,900円(Prime会員) |
100GB | 約14時間 | 250円 | 2,490円 |
1TB | 約140時間 | 1,300円 | 13,800円 |
2TB | 約280時間 | 2,600円 | 27,600円 |
3TB | 約420時間 | ー | 41,400円 |
4TB | 約560時間 | ー | 55,200円 |
5TB | 約700時間 | ー | 69,000円 |
6TB | 約840時間 | ー | 82,800円 |
7TB | 約980時間 | ー | 96,600円 |
8TB | 約1,120時間 | ー | 110,400円 |
9TB | 約1,260時間 | ー | 124,200円 |
10TB | 約1,400時間 | ー | 138,000円 |
20TB | 約2,800時間 | ー | 276,000円 |
30TB | 約4,200時間 | ー | 414,000円 |
動画の容量を増やす場合は、適切な容量を見極めて加入しましょう。
Amazon Photosの特徴
では、Amazon Photosのサービスの特徴も見ていきましょう。
先述したように、有料ストレージに加入すれば動画の保存容量は増やすことができますが、それ以外にも多くの特徴があります。
Amazon Primeの会員なら写真は無制限で保存できる
Amazon Photosは、Amazon Prime会員になれば写真の容量は無制限で保存できます。
先述した有料プランの容量は、あくまでも動画を保存できる容量です。
とにかく写真を多く撮る方は、動画の容量を増やすためのストレージプランに加入する必要はないので覚えておきましょう。
Prime会員で使える動画の容量は5GBまで。
Amazonの無料会員になれば5GBまで利用可能
Amazon Photosは、Amazonの無料会員になれば5GBまで利用可能です。
Amazonの無料会員の状態で、多くの写真や動画を保存しようと思うとすぐにいっぱいになってしまうので注意しましょう。
ワンタップで写真・動画をアップロードできる
Amazon Photosは、ワンタップで写真や動画をアップロードできるので、使いやすいと人気です。
また、アップロードする操作が面倒な方は、自動アップロード設定も可能です。
ただ、モバイル通信の設定をしておかないと、Wi-Fi接続時以外にも写真や動画がアップロードされてしまします。
写真を多く撮影する方の場合、携帯プランをデータ無制限にしておかないとすぐにギガ不足に陥る可能性もあるので注意しましょう。
オリジナルデータの写真・動画を保存できる
Amazon Photosでは、オリジナルデータの写真や動画を保存できます。
現在のスマホはカメラ機能が進化したことで、撮影したオリジナルデータの容量もおおきくなりつつあります。
データが多くなっても、Amazon Photosにアップロードしておけばスマホのストレージ圧迫を防げるのも特徴です。
保存できるデータ・できないデータがある
Amazon Photosでは、保存に対応しているデータと対応していないデータがあります。
写真
Amazon Photosに対応している写真データは以下のとおりです。
- 対応しているデータ:JPEG、GIF、BMP、PNG、HEIF、ほとんどのTIFF、HEVC、iOSバースト写真、iOSライブ写真(Live Photos)、iOS Live、HEIC、ProRaw、JP2、WEBP
- 対応していないデータ:Googleモーションフォト、Samsungモーションフォト、Leica Photos、3D写真、360°パノラマ写真、レンチキュラー写真
動画
Amazon Photosに対応している動画データは以下のとおりです。
- MP4、QuickTime、AVI、MPG、MTS、ASF、WMV、Flash、HEIF、HEVC、およびOGG
写真を加工できる
Amazon Photosには、写真を加工できる機能も備わっています。
写真加工アプリとしても利用できるので、他の加工アプリをインストールする必要がないのも特徴です。
- 明るさ調整
- コントラスト調整
- フォーカスの調整
- トリミング
- 文字入れ
Amazon Photosを利用する際の注意点
Amazon Photosを利用する際の注意点を見ていきましょう。
Prime会員・無料会員は容量に制限がある
Amazon Photosは、Prime会員や無料会員の場合使える容量に制限があります。
- 無料会員:写真含めて5GB
- Prime会員:動画5GB
容量が足りなくなった場合は、Amazon Photosの有料ストレージに加入すれば増やすことができるので、必要になったら検討してみましょう。
2年間アクセスが無いとデータが削除される
Amazon Photosに2年間アクセスしないとデータが削除されます。
普通にAmazon Photosのアプリを日常的に使ってれば気にする必要はありませんが、削除される可能性があることは理解しておきましょう。
自動アップロード設定をしていると勝手に容量オーバーする
Amazon Photosで自動アップロードを有効にしていると、動画も自動でアップロードされます。
有料ストレージプランに加入していないと動画の保存容量が増やすことができていないため、勝手に容量オーバーになり、それ以降は保存できません。
自動アップロード設定をしている方は、動画の撮影や容量に注意しましょう。
共有リンクの取り扱いに注意する
Amazon Photosでは、家族などと写真や動画を共有するための共有リンクが存在します。
共有リンクが家族に知られている分には特に問題はありませんが、共有リンクが情報漏洩して知らない人にアクセスされる危険性も0ではありません。
共有リンクの取り扱いには特に注意しましょう。
Amazon Photosの始め方
Amazon Photos(App Store・Google Play)の始め方を紹介します。
スマホアプリをインストールしていない方は上記のリンクからダウンロードしてくてだい。
スマホアプリ
スマホアプリ版のAmazon Photosの始め方は以下の通りです。
- Amazonアカウントを作成する(所持している方はログインする)
- 初期設定(自動保存・モバイル通信)の設定を決める
- 「アクセスを許可する」をタップ
- Amazon Photosの使い方を知りたい人は「今すぐ再生」をタップ、不要な方は「取り消す」をタップ
ブラウザ(PC)
ブラウザ版のAmazon Photosの始め方は以下の通りです。
- 「Amazonのストレージ」にアクセスする
- 保存したい写真や動画をドラッグ&ドロップしてアップロードする
動画を保存できるクラウドストレージ3選
Amazon Photos以外にも動画を保存できるクラウドストレージや、ストレージを増やすことができるクラウドストレージがあります。
Amazon Photosと並んで人気のクラウドストレージを3つ紹介します。
Googleフォト
GoogleフォトはGoogleが運営するクラウドストレージです。
Googleフォトは、Googleアカウントを持っていれば15GBまで写真や動画を保存できます。
Amazon Photosのように有料課金すれば使えるストレージを増やすこともできるのでおすすめ。
容量 | 料金 |
15GB | 無料(無料のGoogleアカウント) |
100GB | 250円 |
200GB | 380円 |
2TB | 1,300円 |
5TB | 3,250円 |
10TB | 6,500円 |
20TB | 13,000円 |
30TB | 19,500円 |
Amazon Photosと違い、写真も使う容量に含まれます。
ただ、加入できるストレージ容量が細かく設定されているが特徴。
管理が面倒でなければ、写真はAmazon Photos、動画はGoogleフォトと使い分けるのもいいかもしれません。
iCloud+
iPhoneユーザーにはおなじみのiCloudも写真や動画の保存におすすめです。
無料のiCloudユーザーは5GBまでですが、有料課金することで利用できるストレージを増やすことができます。
Appleユーザーからすると、ハードウェアとアプリケーションの連動性が高く最もおすすめです。
容量 | 料金 |
5GB | 無料(無料のApple ID) |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
6TB | 3,900円 |
12TB | 7,900円 |
iCloud+は写真や動画の保存だけでなく、Apple製品のバックアップにも利用できます。
Apple製品を複数使っている方は、iCloud+がおすすめ。
※参考サイト:iCloud+
Dropbox
クラウドストレージのDropboxも写真や動画を保存できます。
容量 | 料金 |
---|---|
2TB | 1,200円 |
3TB | 2,000円 |
Dropboxは、クラウドストレージがメインです。
チームや企業で使う場合、もっとストレージを増やすこともできます。
まとめ
Amazon Photosで動画を保存できる容量を増やす方法や、増やす時の料金、特徴などを紹介してきました。
Amazon Photosで容量を増やす場合、有料ストレージの契約をすれば解決です。
Prime会員になっていれば、写真はすでに無制限で保存できるので問題は動画だけです。
Amazon Photosの動画容量を増やす場合の参考にしてみてください。