Google Mapで高速料金を調べられることを知っていますか？
カーナビ代わりに使われることもあるGoogle Mapには最速ルートを検索できます。
この記事では、Google Mapで高速料金を調べる方法や高速道路を使わない設定などを紹介します。
Google Mapで高速道路の料金を表示できる？
現在では、カーナビを付けずにGoogle Mapで対応しているドライバーも多くいます。
長距離走行する際に、Google Mapに高速料金が表示されるとですが、高速料金が表示される時とされない時があると報告されています。
まずは、Google Mapで高速料金が表示されるのかについてや、ETC料金確認方法などを紹介します。
設定不要で高速料金を表示できる
Google Mapで高速料金を表示させるのに設定は不要です。
目的地を入力して、経路に高速道路や有料道路が含まれれば、その道を通る上で必要な高速料金なども一緒に表示されます。
Google Mapを使った経路は、最短で着く経路を紹介してくれます。
高速道路や有料道路を使う場合は、経路と共に表示されるので、高速料金が表示されない場合は、高速道路を使わない経路になっているかもしれません。
スマホでETCの高速料金を表示する設定
スマホ版Google Mapでは、通常の高速料金だけでなくETCで割引された高速料金も表示可能です。
ETCの高速料金を表示させるには設定が必要です。
- 「Google Map」を起動する
- 「目的地」を入力する
- 「経路」をタップ
- 下部に表示される時間などの部分を上にスワイプする
- 高速道路の料金の欄にある「高速道路の設定を変更する」をタップ
- 「ETC料金を表示」を有効化する
デフォルトでETC料金表示は有効化されています。
ETCの高速料金が正しく表示されていないと感じる場合は、上記の手順で設定を確認してみてください。
パソコンでETCの高速料金を見るには？
Google Mapは、パソコンのChromeやスマホのブラウザでも利用できます。
ただ、パソコンではETCの高速料金だけでなく通常の高速料金も表示されない仕組みです。
高速料金やETC料金を確認する場合は、Google Mapのアプリ（App Store・Google Play）をインストールしましょう。
パソコンで高速料金を確認したい場合やETC料金をチェックしたい場合は、NEXCO西日本の高速料金・ルート検索のページで確認しましょう。
- 「NEXCO西日本」にアクセスする
- 「出発IC」と「到着IC」を入力して検索をクリックする
- ルートと高速料金を確認する
出発から執着ICまでのいくつかの経路や所要時間も表示されます。
高速道路の経路だけを見つけたい場合は、NEXCOのサイトも活用してみてください。
Google Mapで高速道路を使わないようにできる？
Google Mapの経路案内を使うと、最速ルートが表示されるため高速道路が最速になる場合は自動的に利用されています。
ただ、高速道路を利用せずに目的地まで向かう時もあると思います。
そこで、Google Mapの経路案内で高速道路を使わない設定を紹介します。
スマホで高速道路を使わない設定にする
スマホ版のGoogle Mapで高速道路を使わない設定は簡単です。
- 「Google Map」を起動する
- 「目的地」を入力する
- 「経路」をタップ
- 下部に表示される時間などの部分を上にスワイプする
- 高速道路の料金の欄にある「高速道路の設定を変更する」をタップ
- 「有料道路を使わない」と「高速道路を使わない」を有効化する
出発地点と目的地が入力された欄の右にある「…」をタップし、オプションに飛ぶことでも設定の変更は可能です。
高速道路と有料道路を使わない設定に切り替えると、最速ルート以外のルートもいくつか紹介してくれます。
合わせて予測の所要時間も表示されるので、高速道路を使わない場合でルートを検討したい場合は設定を見直してみてください。
パソコンで高速道路を使わない設定にする
パソコンのブラウザ版Google Mapでも高速道路を使わない設定に変えることは可能です。
- 「ブラウザ版Google Map」にアクセスする
- 「現在地」と「目的地」を入力する
- 現在地と目的地の入力欄の下にある「オプションを表示」をクリック
- 「高速道路」と「有料道路」の不使用にチェックを入れる
高速道路を使わない設定はパソコン版の簡単なので使ってみてください。
Google Mapで高速料金が表示されない？原因は？
Google Mapには高速料金は通常であれば何の設定をすることもなく表示されます。
ただ、不具合などによって表示されないという報告もあります。
Google Mapに高速料金が表示されない原因を見ていきましょう。
原因①：高速料金の表示に対応していないエリア
Google Mapの高速料金には、表示に対応していないエリアがあります。
どこのエリアが表示に対応しているなどの詳細は公表されていませんが、何度か試しても表示されない場合は未対応の可能性が高いと考えられます。
NEXCOにも高速料金をチェックできるアプリ「ドラぷらアプリ（App Store・Google Play）」がリリースされています。
定期的に高速道路を利用する方は、アプリをインストールしておけばGoogle Mapで対応できない時に活用できるので便利です。
原因②：高速料金が変わる道路が含まれている
Google Mapは、交通量によって高速料金が変動する道路を使う場合は表示されない仕組みになっています。
Googleヘルプセンターにも記載されているので、そういった高速道路を使う場合は表示されないので覚えておきましょう。
※参考ページ：Google マップ ヘルプ
原因③：スマホやアプリのバージョンが古い
Google Mapに高速料金が表示されないの原因で考えられるのが、スマホのOSのバージョンが古い場合や、Google Mapのアプリのバージョンが古い場合です。
普段使っているスマホではなく、過去に使っていたスマホをカーナビ代わりに使っていると、バージョン違いで表示されないことも考えられます。
Wi-Fi環境下でOSのアップデートやアプリのアップデートをすることで改善される可能性があるのでためしてみてください。
原因④：有料道路を使わない設定になっている
先述していますが、Google Mapでは高速道路や有料道路を使わない設定にすることが可能です。
有料道路と高速道路を使わない設定にしていると、高速料金が表示されることはありません。
先述した手順で高速道路と有料道路のオプションを確認して表示されるかどうか確認してみてください。
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- Google Mapで高速料金を表示させる方法
- Google Mapの高速道路を使わない設定
- Google Mapで高速料金が表示されない原因
Google Mapではデフォルトで高速料金が表示されるようになっています。
過去に高速道路を使わない設定に切り替えていると、設定がそのまま残っていて表示されない可能性があるので、表示されない場合はチェックが必要です。
Google Mapだけでカーナビの代わりになる自体になりつつあるので、よく活用する方は使い方をしっかりと理解しておきましょう。