今回は「XR 家族葬 Fnet」をご紹介します。何かと不安なお葬式の各種発注をスマホでできるアプリです。ユーザーは都合の良い時に、式場や各商品をVRで見学や閲覧が可能。葬儀業界の各企業とユーザーを直接つないでくれるプラットフォームサービスです。
「XR 家族葬 Fnet」の概要
「Funeral service workers academy, Inc.」が開発・運営する「XR 家族葬 Fnet」は、スマートフォンで、AR・VRで式場や商品を確認してお葬式を手配できるアプリです。
葬儀業者や返礼品業者、仕出し業者など各企業とユーザーを直接つなげるプラットフォームの役割を担います。お葬式を「依頼したい側」のお悩みと「受ける側」の課題を解決できるアプリを目指し、運営されています。
「XR 家族葬 Fnet」開発のきっかけ
「Funeral service workers academy, Inc.」では、もっとシンプルに様々なサービスを提供でき、受けられる仕組み作りに着目し、自動発注システムの開発をスタートされました。従来の
- 人が介在しすぎて複雑化してしまった業務
- 人に0からノウハウを教え育成し、それを提供する
上記のような流れをシステム化することが重要であると考えました。その中でも創業者の葬儀事業の経験に基づき、近年のDX化(デジタルトランスフォーメーション化)が進みにくい葬儀業界の課題に対し、その解決策として「XR家族葬Fnet」アプリを開発するに至ったそうです。
「XR 家族葬 Fnet」のできること
ユーザー側のメリット
- ARで3Dの料理を表示:実際のお弁当やオードブルなどの大きさが把握しやすくなります。
- ARで3Dの生花を表示:式場に生花を配置し、全体のバランスをイメージしながら注文ができます。
- VR式場をスマホ画面に表示できる機能:手元にスマホを持ちながら、実際にVR式場の中を動いて確認できます。写真で見るよりも、設営風景や式場規模などをイメージしやすくなります。
登録企業側のメリット
- お葬式のプラン・セットプランを各企業に合わせて設定可能です。
- FAXやメール、電話での発注業務を、アプリの簡単操作に置き換えが可能。業務効率がアップします。
- 「XR 家族葬 Fnet」を、ARで2Dや3Dの商品閲覧可能なカタログとして利用することで、従来の紙のカタログ以上に商品やサービスの魅力が伝わりやすくなります。そのため取引等をよりスムーズにでき、効率化が図れます。
ご利用いただきたい方々
ユーザー側
お葬式全体をイメージしながら、いつでもどこでも式場の見学が可能です。そのため直接式場に出向くのが大変な方や時間のない方にもおすすめです。
企業側
葬儀業界として社内のDX化を考えている企業の方や、人件費削減や人手不足のため業務の効率化を考えている企業の方にご利用いただきたいそうです。
まとめ
今回は「XR家族葬Fnet」を紹介しました。利用者にとって葬儀は不安要素の多いものですが、このアプリを利用すれば、ARやVRで都合の良い時に確認ができ、自分の予算やイメージで選択できそうです。
現在はAR・VR機能も分かりやすく使いやすいUIになるよう、サービスを随時追加中とのこと。手軽にそして便利に利用していただけるよう、ユーザーの声を反映させながら常に機能の開発・改良に努めていらっしゃいます。詳しい内容は下記のサイトでご確認ください。
アプリのダウンロードはこちらです。