「ぼくのじゆう研究所」は、漫画を通じて、日常のひとこまを切り取り、そこで感じた疑問を、様々な実験へとナビゲートします。これで、理科が好きが増えるかも?今回は、理科好きな開発者がお届けする「ぼくのじゆう研究所」を詳しくご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
自由研究をサポートするナビゲーターアプリ「ぼくのじゆう研究所」
【atelierent.jp(アトリエレント)】開発のandroid端末向「ぼくのじゆう研究所」は、夏休みの自由研究をサポートしてくれるナビゲーターアプリです。お子さん目線の「気になること」を漫画で、科学実験へと導きます。
自由研究を手早く終わらせたい学生さんをはじめ、お子さんに自由研究の楽しさを教えたい、という方にもおすすめです。
実験や観察を通して、理科が大好きになれる楽しいアプリです。
それでは、この「ぼくのじゆう研究所」を開発するきっかけとは、どのようなことなのでしょうか。次の項目でご紹介します。
開発のきっかけ
大人が「あたりまえ」と、見過ごしてしまうようなことも、子供にとっては、とても不思議な出来事があります。例えば「磁石はなぜ金属の中で鉄にしかひっつかないのか」みたいなこと。このような疑問は、子供のころのキラキラとした、かけがえのないものです。多くの方にそのような疑問を実験して体験してほしい、理科が好きになってほしい、開発者にはそのような思いがあります。
ご自身も出身大学では科学専攻。理科が大好きな方です。成績優秀だったにもかかわらず、大学院への進学はしなかったという経緯があります。それは、研究が日常から離れすぎていて、あまり面白みを感じられなかったことが一因でした。ゲーム会社入社後、出会った人の中にも、理系でも理科があまり好きでない、という人が存在することも知ることになります。
そのような様々な経験から、「多くの人々に日常の中で理科に触れてほしい」と、このアプリの開発に至りました。普段は気に留めないようなことに、実は科学が潜んでいます。そのため、難しい数式や精製された物資ではなく、生活の中にあるもので、実験ができることがベスト。ふとした疑問がサイエンスなのです。子供達には、知的好奇心の赴くままに行動してほしい、そのような開発者の願いが込められたアプリです。
では、実際の実験はどのように進めていくのでしょうか。次にご紹介します。
「ぼくのじゆう研究所」の実験ナビゲート
アプリを起動すると、説明の後に実験ノートの一覧が表示されます。その中から好きな実験を選択し、スタートします。
一例として「謎のうがい薬」という実験のご紹介をします。ここでは、「ぼく」が、おやつの片栗粉のお餅を食べようと口に入れます。ほぼ同時に、帰宅後うがいをしていなかったことを思い出しました。おうちの方に見つかる前に、すぐに慌ててうがいをします。食いしん坊の男の子であれば、ありそうなエピソードですね。すると、口からなぜか青い液体が出てきました。この不思議な出来事を、「ぼく」が実験で突き止めようとします。「次へ」をタップします。
実際に実験をするときに、使用する素材や道具を紹介してくれます。普通におうちにあるものがほとんどですね。親切に購入先も記載してくれています。「次へ」で進みます。ここでは割愛しますが、画面が変わると、実験方法を順番に教えてくれます。
実験の結果です。そして次に、この結果を受けて「応用編」に進むことができます。
「応用編」はクイズ形式になっています。回答をタップすると、正解か不正解かを判定してくれます。これで、ひとつの実験が終了です。おおまかにこのような流れになります。
「ぼくのじゆう研究所」には、アプリの他にウェブ版があります。そして、今後どのような展開の予定があるのでしょうか。最後の項目でご紹介します。
まとめ
https://kids-labo.atelierent.jp/
上記のアドレスが、「ぼくのじゆう研究所」ウェブ版です。アプリと同じようにナビゲートしてくれます。ぜひ、チェックしてみてください。
現在、例えば「朝顔を育ててみよう」「アリを飼ってみよう」など、観察日記のシステムを試作中。また今後は、他の雑誌やアプリとは、一線を画した新しい実験の実装予定もあるそうです。ますます、「ぼくのじゆう研究所」の今後の展開が楽しみです。身近なところで、理科実験を楽しみながら、ゆっくり待つことにしましょう。今回は最後まで、お読みいただきありがとうございました。